バイトは出来る?デザイン専門学校の忙しさはどれくらい?
基本的に、専門学校生と言うのはそれなりに忙しいことが多いです。
2年と言う短い期間でいろいろと学ばないとならないわけですから、それも仕方ないでしょう。
その中でも特にデザインの専門学校は忙しいと言われます。
では実際問題、デザインの専門学校の忙しさはどれくらいなのでしょうか?
ここではその忙しさについてみていきたいと思います。
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課題に追われる日々にはなる
デザインの専門学校では、ほぼほぼ課題が常に出ているような状況だと思えば良いでしょう。
専門学校にもいろいろな物があります。
たとえば何か工業系の専門学校であれば、あまり課題などは出ないと言えるでしょう。
課題をやろうにも道具がないこともおおいですから。
しかしデザインの専門学校はそうではありません。
むしろ課題こそが授業だと言えるでしょう。
たとえば、授業の短い時間で何かを完成させようとしても、全然完成しないことの方が多いでしょう。
でも作品を見ないと授業になりません。
だから課題を出すのです。
そして、そんな風に課題が出るわけなのですから、基本的にデザインの専門学校に進むと、課題に追われる日々になることが多いと言えます。
つまり忙しいということ
課題に追われる日々と言うことはつまり、忙しいという事になるでしょう。
基本的にはアルバイトなどは出来ないと思っていた方が無難でしょう。
もちろんタイミング次第では出来ることもありますが、デザインというのは、いつ完成するか自分でも読めないところがあるでしょう。
なので、バイトのシフトなどを入れるのがすごく難しいです。
よほどシフトが自由なアルバイトであれば出来るかもしれませんが、なかなかそんなものはありません。
しいていうならば、派遣型の単発のアルバイトをするくらいが限界でしょう。
金銭的にはツラくなりがち
そうしてアルバイトが出来ないくらいの忙しさになるということは、デザインの専門学校での日々は、金銭的にはツラくなりがちだと言えます。
デザインの専門学校になるわけですから、周りの方にはおしゃれな方も多いです。
でも、それに刺激されて服を買いたいと思っても、せいぜいプチプラブランドか古着くらいしか買えないでしょう。
それを覚悟して進まないと、あとでデザイン専門学校に進んだことを後悔してしまう事になるかもしれません。
そうなったら残念なので、しっかりと事前にその辛さについては覚悟しておきましょう。
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課題が終わるスピード次第でもある
このようにデザイン専門学校では常に課題が出ているような状態になるので、忙しいことは間違いありません。
でも、その忙しさは人それぞれでもあるのです。
たとえば課題が早く終わる人であれば、その課題が終わってからの時間はすごく自由になります。
なので、それが早く終わりさえするのであれば、デザインの専門学校の忙しさも、そこまでのものには感じなくなるでしょう。
結局のところ課題が終わるスピードが速いかどうかが、デザインの専門学校を忙しく感じるかどうかのポイントになるというわけです。
デザインのスピードを上げれば忙しさも軽減できる
それは言い換えれば、確かにデザインの専門学校は忙しいですが、デザインのスピードを上げることさえできれば、その分忙しさも軽減できるという事になります。
デザインのスピードは、これからプロになりたいのであれば、いずれあげていかないとならないものになります。
まず案を出してそれからソレをブラッシュアップして、と言うのがプロの仕事の流れになりますから、そもそもの案を出すのは少しでも早いほうが良いのです。
ということはつまり、プロになった時に求められるのはスピードになのです。
そのスピード感を、課題の製作で鍛えることが出来る上に、実際に鍛えられたら、忙しい日々の中にかなりの余裕が出来るわけですから、この忙しさはすごく効果的な忙しさだと言えるのではないでしょうか?
美大よりも忙しくなることも多い
デザインの専門学校は、基本的には美大に通うよりも忙しくなることが多いと言えるでしょう。
美大に通えば卒業までに4年ありますが、デザインの専門学校の場合は2年しかありません。
4年でプロレベルのスキルを身に着けていこうという人たちと、2年でプロレベルのスキルを身に着けていこうという人がいたら、あきらかに後者の方が忙しくなります。
なので、デザインの専門学校に進学すると、美大に進学するよりも忙しくなることが多いのです。
美大も、基本的には忙しいのにそれよりも忙しくなるのですから、やはりある程度覚悟をしていかないと、途中で息切れしてしまう可能性は高いと言えるでしょう。
ゆるい学校もないわけではない
デザインの専門学校は基本的には課題がたくさん出て忙しいとは言っても、すべてのデザイン専門学校がそうなわけではありません。
中には比較的にゆるいようなデザインの専門学校もあるのです。
そういう比較的にゆるいデザイン専門学校に行けば、あまり課題も多くなく、比較的に忙しくない日々を過ごすことが出来るでしょう。
そういうところはあまりおすすめしない
ただ、あまりそういうところはおすすめは出来ません。
デザインの専門学校に行くのはなのの為でしょうか?
最終的にはデザインを仕事にするためであることは間違いないでしょうが、根本的にはデザインのレベルを上げる為でしょう。
結局のところデザインの仕事の世界は、実力勝負なところがあります。
だからたとえデザインの専門学校を出たとしても、デザインのレベルが高くなければ、どこからも雇ってもらえないという可能性は全然あります。
ということは、デザインの専門学校にいる間には、少しでもデザインのレベルを上げていかないとならないと言えるのです。
では、どうすればデザインのレベルは上がるでしょうか?
デザインのレベルを上げるためには、やはり数多くのデザインをするしかありません。
そんな数多くのデザインをするためには、基本的には課題が必要になるでしょう。
だから、出来ればデザインの専門学校に進むのであれば、バイトが出来ないくらいに忙しくなることを覚悟して、なるべく課題が多いような専門学校に行くべきなのです。
経済的な余裕がない場合は別
ただそれは、あくまでもある程度の経済的な余裕がある場合の話です。
デザインの専門学校に進みたい方の中には、まったく経済的な余裕がない方もいるでしょう。
経済的な余裕がない方がデザインの専門学校に進んで行きたいという場合は、やはり多少はバイトもしていかないとならないでしょう。
たしかに早く課題を終わらせることが出来たら多少はひまにはなりますが、いつも課題が早く終わるとは限りませんし、バイトをしないとならない方は、なるべく課題の少ない専門学校に通うのがおすすめになります。
なるべく課題が少ないところであれば、ある程度はバイトも出来るでしょう。
確かにデザインのレベルは課題が多いところに比べると上がらないかもしれません。
でも少なくとも、いけないよりはだいぶましなはずです。
まとめ
デザイン専門学校の忙しさについては、なんとなく理解できましたでしょうか?
このようにデザイン専門学校は、基本的にすごく忙しいのです。
アルバイトも出来ないくらいに。
なので、アルバイトしながら学費をためつつデザインの専門学校に通いたいのであれば、すごく課題の少ないデザイン専門学校を狙うか、あるいは夜間のコースを狙うしかないでしょう。