ペンタブで使用出来る無料ソフトを4種類まで紹介! 意外と多機能?
デジタルイラストを製作しようと思ってペンタブを購入しても、イラストを製作するためのソフトを使用しなければ、デジタルイラストを製作する事が出来ません。
しかしペンタブを購入するのにお金をかけたので、ソフトにまでお金をかけたくない方は多いでしょう。
そこで無料でもデジタルイラストを製作しやすいソフトを4種類まで紹介するので、気になったソフトがあったら試してみて下さい。
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MediBang Paint Pro
MediBang Paint Proは、無料ソフトなのにデジタルイラストだけでなく、デジタルマンガも製作する事が出来るソフトです。
そのためイラストだけでなくマンガもデジタルで製作したい方には、興味深いソフトだと思うので、特徴や機能について詳しく紹介しましょう。
ソフトの特徴
MediBang Paint Proは、豊富なフォントを揃えているので、マンガを製作したい方には重要なポイントでしょう。
なぜならマンガを製作する上で作風に合ったフォントを使用する事は重要だからです。
もしも可愛らしいキャラクターを描いているのに、フォントが可愛らしくなかったら少し違和感を抱くでしょう。
そのため豊富なフォントを揃えている事は、デジタルマンガを製作する上で重要なポイントです。
さらにコマ割りや集中線なども簡単に製作する事が出来るので、アナログで苦労していたマンガのテクニックが、このソフトを利用すれば簡単にマスターする事が可能になります。
そのためデジタルマンガを製作したい方だけでなく、アナログのマンガを製作するのに苦労している方も、デジタル機器を揃えてMediBang Paint Proを試してみる価値はあるでしょう。
ソフトの機能
MediBang Paint Proの機能で、大きな魅力として、800種類以上のトーンや背景などを揃えている上に、50種類以上のブラシを用意しています。
ペンタブでイラストやマンガを描く上で、ブラシ機能のバリエーションは特に重要です。
なぜなら、ペンタブを用意してもブラシ機能の種類が少なかったら満足出来る線を描く事が難しくなるからです。
そしてアナログのマンガを製作する際にトーンを使用するのにお金をかけていた方は多いと思いますが、このソフトさえダウンロードすれば、お金をかけなくても様々なトーンを何回も使用する事が出来ます。
このようにコストパフォーマンスが良いのも、MediBang Paint Proの大きな魅力と言えます。
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PiXia
ペイントソフトをある程度まで知っている方なら『PiXia』というソフト名は聞いた事があるでしょう。
それほど知名度の高いソフトがPiXiaなので、機能や使いやすさには定評があります。
そこで、このソフトには、どのような特徴や機能があるのか説明するので見ていきましょう。
ソフトの特徴
PiXiaは、デジタルイラストを初めて製作する方でも比較的簡単に操作しやすくなっています。
そのためデジタルイラストの線画を製作する際に苦労していた方でも、PiXiaであれば短期間で製作出来るようになるでしょう。
ただし筆先の形状を変更しなければ、満足出来るような線を描く事が出来ないので注意が必要です。
実際に筆先の形状を変更しなければ少し滲(にじ)んだような線になってしまうので、シャープな線を描くのが難しいので、操作しやすいソフトでも正しい操作方法を学ぶ事は重要なソフトです。
ソフトの機能
PiXiaには、ペン・消しゴムなどの基本的なツールが用意されている上に『ぼかしツール』も用意されています。
このツールは、色がハッキリと分かれている境界線をぼかす事が可能です。
どちらかと言えば、製作中に使用するツールというよりは、ある程度までイラストが完成した後に少し加工する時に使用するツールと言えます。
このツールをうまく活用する事が出来れば、遠近感のあるイラストを製作する事が可能です。
例えば近景の所はぼかさないで、中景から遠景へ行くに従って、少しずつぼかしていくのです。
そうすれば、遠近感が出るようになるので、遠近感のあるような効果を出したい時には重宝出来る機能でしょう。
PictBear
PictBearは、綺麗な線を描きにくいという特徴がありますが、覚えやすい操作方法なので、デジタルイラストを初めて製作する方に向いたソフトと言われています。
そこで、このソフトの特徴や機能を紹介するので、初めてデジタルイラストに挑戦しようと考えている方は確認してみて下さい。
ソフトの特徴
デジタルイラストを製作する領域の上側には、ツールのイラストが並んでいて、分かりやすい画面になっています。
そのため初めて操作する方でも、ある程度までパソコンを操作した事がある方なら理解しやすいでしょう。
そして、このソフトにはデジタルイラストを製作する上で重要な『レイヤー機能』が搭載されています。
このレイヤーがあれば、様々な効果を重ねていく事が出来るので、イラストを製作する上で画風に幅が広がるでしょう。
ソフトの機能
PictBearには、ペンツールや消しゴムツールも用意されていて、そのツールには様々なブラシオプションが適用されます。
このブラシオプションを活かす事が出来れば満足出来るイラストを製作する事が可能です。
例えばブラシオプションで、線の境界線がぼかされていない物とぼかされている物を使い分けるだけでも、線の種類に差をつける事が出来ます。
それは消しゴムツールでも同じで、境界線がぼかされているブラシオプションで利用すれば、色をぼかしながら消す事が可能です。
その他にグラデーションツールも用意されていて、色が徐々に変更していくカラーを着色する事も出来ます。
ただし、このグラデーションツールは慣れるまで何回も行わなければマスター出来ないツールなので注意して下さい。
Azpainter2
Azpainter2は、綺麗な線を描く事が出来るソフトと言われていますが、製作者によっては好みが分かれるソフトとも言われています。
そのため癖のあるソフトとも言えるので、どのような特徴や機能があるのか紹介しましょう。
ソフトの特徴
Azpainter2が好き嫌いが分かれる原因として、使用しやすい部分と使用しづらい部分があるからです。
レイヤー合成が出来たり、豊富なフィルターが用意されているので、レイヤー合成やフィルターを多く使用する方には扱いやすいソフトと言えます。
しかし大きな画像サイズは扱えにくいというデメリットがあります。
お試しでデジタルイラストを製作したい方の場合は、それほど大きな画像サイズは必要ないと思うでしょう。
しかしデジタルイラストを製作していくに従って、少しずつ大きな画像サイズを扱いたいと思ったときに不満を抱く可能性もあるので、注意する必要があります。
ソフトの機能
大きな画像サイズは扱いにくいソフトですが、テクスチャやエフェクトなどの機能が豊富なので、様々な素材を作る事が出来ます。
そのため画風の幅を広げる事が可能なので、操作していく事が楽しくなっていくでしょう。
さらにフィルタ機能も豊富に揃っていてRGB調整や油絵風などがあります。
このRGB調整は、有料ソフトであるPhotoshopにも搭載されている機能です。
そのような機能が無料ソフトで使用出来るのは嬉しいポイントでしょう。
そして油絵風は、ある程度まで細かく描き込まれたイラストでも一瞬で、油絵風に変更する事が出来るのです。
このように様々なフィルターが搭載されているので、イラストを製作したい方だけでなく、加工したい方にもおすすめのソフトです。
まとめ
ペンタブを使用してイラストを製作出来るソフトを4種類まで紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
無料ソフトは有料ソフトに比べれば、搭載されている機能は見劣りしますが、デジタルイラストを製作する事は充分に可能です。
そのため、初めてデジタルイラストを製作しようと考えている方であれば、今回紹介した無料ソフトでも充分に満足出来るでしょう。