ペンタブの動きがやたら遅い時にはどうすればいいの?

ペンタブレット(板タブ)

ペンタブを利用していると、時折やたらと動きが遅くなることがありますよね。

そうなると当然快適に絵を描くこともできなくなり、すごくストレスがたまります。

では、そうしてペンタブの動きがカクカクになってしまった時には、どうすればいいのでしょうか?

ここでは、そんなときにするべき対処法を紹介していきたいと思います。

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多くの場合でパソコン側の問題

ペンタブで動きがカクカクになってしまう、動きが遅くなってしまうというのは、多くの場合でパソコン側の問題であることが多いです。

もちろん、100パーセントパソコン側の問題なのかと言われたら断言はできません。

当然ペンタブ側の問題によってそうなる可能性も0ではない。

でも、ペンタブ側に問題がある場合は、動きがカクカクになったり遅くなったりするという以前に、そもそも描けなくなったり、あるいは反応しなくなることが多いです。

それなのに、最低限反応はしているわけですから、問題があるのはパソコン側である可能性は高いのです。

なのでまずはパソコン側をなんとかしてみましょう。

とりあえずの再起動

このようにパソコン側に問題が生じてきた時にまずすることといえば、再起動です。

それは、ペンタブを使用しているときでも特に変わりはありません。

だからまずはパソコンを再起動してみてください。

パソコンを再起動するというのは、いうなればパソコンに「いったん今している仕事を全て放り投げて」と言っているようなものになります。

こうしてカクカクになる時、多くの場合でパソコンはやることが増えて過ぎてしまっています。

人間もそうですが、あまりにもやることが増えると、それぞれのやることが頭を少しずつ埋めてしまったりして、頭がうまく働かくなり何もできなくなったりします。

肉体的にもそうでしょう。

たとえば右手でフライパンで何かを炒めながら左手で何かを切れと言われてもそれはだいたいの場合でうまくできません。

それらはオーバーワークになるのです。

そしてそれはパソコンにも起こる。

だからいったん全て放り投げてあげるんです。

全て放り投げてあげて、そしてまた1から、「この仕事をやって」と依頼する。

そうすると、その仕事をやるだけになりますから、すっきりした頭で仕事に取り組むことができるようになる。

結果、カクカクが解消されるようになるんです。

再起動というのは、実に理にかなった行動だったのです。

重たくなったりカクカクしてきたら、まず再起動するのがおすすめです。

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メモリ不足の可能性も

そもそもメモリが足りていなくて、ちょっとレイヤーが増えてくるとスペック不足になりカクカクになるということもあります。

この場合はどれだけ再起動しても変わりはありません。

そもそもスぺックが足りないのですから。

なんとなく、イラストを描くことくらい、どんなパソコンでもできるのではないかと思うものですよね。

でも、イラストを描くためのソフトというのは、実は意外とハイスペックを求めるものなのです。

特にメモリがしょぼいと、どうしてもすぐにショートしてしまいます。

だから、いつもカクカクになってしまうという場合には、このパソコンのスペック不足を疑った方が良いです。

メモリは16GBは欲しいところ

では実際、ペンタブを快適に動作させるにはどれくらいのスペックのメモリが必要なのでしょうか?

必ずこれくらいないといけないというわけではないですが、16GBくらいのメモリがあれば、だいたいの場合で快適に動作するでしょう。

基本的には8GBくらいでも問題はないはずです。

でも、他にインストールしているソフトや、その時開いているアプリなどによっては、それではぎりぎりおもたくなることもあります。

どうせならば、余裕を持っておいた方が良いことも間違いありません。

だから、メモリは16GBくらいは用意しておきたいところなのです。

ドライバの不具合によることもある

また、ドライバの不具合によってどうしてもカクカクしてしまうということもあります。

その場合には、ドライバを改善しないとなりません。

ではどうすればそれが出来るか。

それには最インストールが有効です。

これはいうなれば、ドライバの再起動のようなものですね。

まずパソコンからペンタブのドライバをアンインストールします。

そして、パソコン内にあるそのペンタブ関連のフォルダをすべて削除しておきます。

たとえばwacomならばwacomでパソコンないの検索をすると、削除するべきフォルダがすべて出てくるでしょう。

出てきたものをすべて削除するのです。

そうして削除が出来たら、それからもう一度ドライバをインストールするようにしてください。

これによって、改めてクリーンなドライバをインストールできます。

それでカクカクが改善されるということもまずまず見られます。

ただのアップデートで改善することも

こうしてアンインストールをする前に、一度ドライバのアップデートを確認しておくということも、した方が良いです。

だいたいの場合でドライバは最新になっているものですが、まれにアップデートされていないというケースもあります。

その場合、アップデートをすることでそのカクカクが改善されることもあるのです。

どうせアンインストールして再びインストールする時には、最新のドライバにはなるのですが、もしただアップデートをするだけでカクカクが改善されるのであれば、いちいちアンインストールして再びインストールするという手間がかからなくなります。

また当然、いちいちフォルダを消していく手間も省けるので、これで解決できればかなり楽。

なのでこれをチェックすることも、しておくのがおすすめです。

パソコンの余計な機能をなくしておくのも効果的

パソコンには、たとえばカーソル移動時や画面切り替え時のアニメーションが設定されていることがあります。

それらは、別に合ってもなくても視覚的には大して問題はありません。

でも、それらが設定されていることによって、パソコン側にしてみれば多少負荷はかかります。

もちろんすごく大きな負荷ではないですが、そもそもスペック的に、イラストソフトを使うのに限界のスペックだったとしたらどうでしょうか?

そのちょっとした負荷のせいでオーバーしてしまうことも出てきます。

だからペンタブを使うとカクカクになるという方は、そうしたパソコンの余計な機能はオフにしておくことがおすすめです。

いろいろとオフにしておくと、すごく昔のパソコンのような画面の仕上がりになります。

それだとモチベーションが下がるという場合には、いろいろとオフにしたりオンにしたりしながら、自分が我慢できるぎりぎりのラインを探してみてください。

ウィンドウズ10の場合は設定から

それらを設定するやり方は、当然その使用しているパソコンによって違います。

ウィンドウズ10の場合には、設定から「簡単操作」というところに行くと、そうした余計な機能などを制限することができるようになります。

どのパソコンでも比較的に簡単にできるので、一度試してみると良いでしょう。

まとめ

ペンタブの動きがカクカクしている時には、ぜひこうしていろいろと試してみてください。

意外と簡単なことばかりなので、これで改善できればそれに越したことはありません。

場合によっては改善しないこともありますが、その場合にはパソコンを買い替えるしかない可能性が高いですね。

それを判断するためにも、一度ぜひ試してみてください。