ペンタブの練習方法について

2016年6月5日ペンタブレット(板タブ), 全件

練習

ペンタブレット(以下、ペンタブ)は、パソコンに接続してお絵かきをする重要な外付けデバイスです。

近年では、販売価格も非常に安くなり絵を描くのが好きなユーザーに好まれています。

しかし、ペンタブは如何に絵が上手でも慣れが必要であり、プロでも一気に初心者となってしまいます。

今回は、ペンタブを初めて利用する方におすすめな練習方法を紹介します。

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感度設定は敏感にしない

先ず、どんなものにも練習前に必要なことがあります。

ペンタブの場合、その必要なことは感度調整を行うことです。

一般的に安いペンタブには、静電感知方式よりも筆圧感知方式のものが多いです。

これは物理的なエネルギーをタブレット側が受けて描写するため、設定が重要です。

また、ドライバソフトでの感度設定も容易であり、非常に初心者向けのペンタブが多いです。

一方、静電感知方式の場合は現在のスマートフォンやタブレット端末と同じため、なぞるだけで描写が出来ます。

そのため、無駄な筆圧が加わり思ったように絵が描けないことがあります。

そこで、やはりペンタブは筆圧感知方式のものがおすすめです。

値段も安いですが、自分の書き方にあった調整が行えるのが最大のメリットです。

初心者が練習を開始する際は、感度を鈍くしておくのが重要です。

筆圧感知は徐々に調整するのが一番いい方法です。

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タブレットに保護シートを貼る

如何にペンタブ本体の筆圧感知を設定しても、使用する側の筆圧だけはどうにもできません。

ドライバソフトでシステム的に感知し難くなったとしても、実際には物凄い筆圧の人もいます。

そこでペンタブのタブレット本体に保護シートを使用することをおすすめします。

しかし、一般的な専用品よりも自作のものが一番いいです。

その理由は、専用シートの場合、ペンの軌跡が残らないことです。

ペンの軌跡が残るのはすなわち筆圧が高いことです。

筆圧が高いということは、意図しない描写をしたりペンタブの破損に繋がります。

そこで、保護シートにするものは紙が一番おすすめです。

そもそも、紙の場合、任意に厚さを調整でき、自分の技術に合わせて変更できます。

紙なら価格も安く、何度でも交換できるので練習には最適です。

特に、最初は厚紙で筆圧を確認して、徐々に薄い紙にするのが一番上達します。

また、最初から薄い紙で練習するのもありです。

コピー用紙なら激安で購入できるので、破れても交換可能です。

ペン芯はどうすればいいか?

やはり、ペンタブの練習で障害になるのが強い筆圧です。

これだけはどうにもできません。

特にシャープペンシルなどで芯を良く折る方や砕ける方は明らかに筆圧が強いです。

このような方の場合、鉛筆でもあっという間に芯が丸くなってしまいます。

特に平成生まれの方は小学校でシャープペンシルの使用を認められていたことが多く、筆圧高い人が非常に多いです。

一方、それ以前の小学生は鉛筆が主流だったため、筆圧が高いと芯が折れるため、必然的に芯が折れない様に描くクセがつきます。

そこで、ペンタブの芯も折れやすいものに交換します。

一般的にフェルト芯が主流です。

これを筆圧感知式のペンタブならパスタまた爪楊枝を代用することが出来ます。

特にパスタ芯は、折れ易く、砕け易いので練習にはおすすめです。

折れたり、砕けたりしても安価に調達できます。

また、処分も楽に出来ます。

これならば、自然と最適な筆圧が身に付きます。

これが練習方法!

そして、練習の最大の方法は絵を描くことよりも、地図上の道路をなぞったり、紙に書かれた絵をトレースすることです。

何もベースが無い状態よりも、トレーサーとなる線があることで練習効果は格段に向上します。

地図上の道路をなぞることは直線を描くことに慣れます。

また、絵をトレースすることは曲線の描き方を習得できます。

この方法は、前談の保護シートを活用すれば何度でも行えるので非常にスキルアップに繋がると考えます。

まとめ

筆者自身、ペンタブを使用したのは10年以上前に遡ります。

結果的に使用することに慣れず、挫折しました。

一方、絵の得意だった友人は、ペンタブで絵を描くと下手になり、意地でスキル向上を図りました。

結果、今回紹介した方法で、シャープペンシルや鉛筆で書く方法と同等以上に上達しております。

これからペンタブに挑戦される方は、挫折する前に実践することをおすすめします。





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