ペンタブを使ってファイアアルパカでイラストを描く方法とは

ペンタブレット(板タブ)

wacom Intuos Pro small Sサイズ PTH-451/K0

イラストを描く人口は今や爆発的に増えており、それによってイラスト作成ソフトやペンタブの機能もどんどん高性能になっています。

そんな中でも特に人気あるのが無料で使えるソフトと安いペンタブであり、初心者の入門編としても使用者が増えています。

今回はそんな無料のイラスト作成ソフトの「ファイアアルパカ」とペンタブでイラストを描く方法を紹介したいと思います。

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ファイアアルパカの初期設定

FireAlpacaイラストテクニック講座 (I・O BOOKS)

ペンタブでのパソコン上でのお絵かきに必要なのはペンタブ機材とお絵かき用のソフトウェアです。

ファイアアルパカは無料で使えるソフトウェアであり、公式サイトからダウンロードしてパソコンに入れて使えます。

ファイアアルパカと検索し、1番最初に出てくる公式サイトに入りダウンロードします。

そしてパソコン内にソフトを入れたら起動させます。

起動するとグレーの何もない画面が開きますので、そこから上にあるファイルというタブの中の新規作成メニューをクリック。

画像の新規作成というメニューが出てくるので用紙サイズを決めてOKを押します。

用紙サイズは想定よりも少し大きめにしておくと後で困る事も無くトリミングなども出来るのでおすすめです。

この辺りまではマウス操作の方がやりやすいですが、ペンタブからでも出来ます。

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線画を描く

白い用紙が登場したら、次は早速ファイアアルパカ内で絵を描いていきます。

その時に必要なのがペンタブの筆圧感知の調整です。

ファイアアルパカ内には細かな筆圧調整という機能は無いので、出来る限りはペンタブの方で調整した方が楽です。

最新のペンタブは基本的に筆圧調整機能が優秀であり、自然と綺麗な線が引けて更にブレなどの補正も効くので自分に合った調整をするのが大事です。

あたりをつけて下書き

絵を描く最初の段階は皆さん同じように下書きをします。

1発で綺麗な絵を描ける人はあまり居ません。

自分の頭の中にある構図やどんな絵を描くのかというイメージをキャンバスに思いっきり適当に描いていきます。

線の色もサイズも種類も自分が分かるのなら何を選んでも大丈夫です。

そうして全体的にラフ絵、下書きを描いていきます。

下書きの段階はとても修正しやすいので、構図が気に入らなければどんどん修正していって大丈夫です。

ペンタブを思いっきり動かして自分が満足する構図になるまで描いていきます。

滑らかに線入れ

ファイアアルパカの中には無料にしてはかなり機能の良いペンツールが入ってあり、ブラシサイズはもちろんペンの種類から色まで選べるようになっています。

下書きが出来たら次はそんなペンツールをきちんと選んでの線入れをします。

ペンタブは魔法のペンとも言われておりブレ補正もあって通常よりも綺麗な線が引ける物ではあるのですが、線入れは決してそれでも簡単なものでもないです。

線入れは根気のいる作業であり、特に人体の髪の毛や背景の草など線を沢山引かなければいけない時も1本1本綺麗に引くのを念頭に置いてする必要があります。

下書きのレイヤーの上に新しいレイヤーを作り、更に下書きのレイヤーの透過度を下げて線入れをするペンの色が下書きより目立つようにします。

そして下書きに沿って、あるいは下書きよりも良くして行きながら線を入れていきます。

利き手と同じ方向に向かう線は基本的に描きにくくなる傾向がありますが、ファイアアルパカにはキャンバスを回転させたりする機能もあり、それを使えば引きにくい線も引きやすくなります。

そうして線画を完成させます。

アルパカで色を塗る

線画を完成させたら次は色塗りです。

色塗りの時覚えていたら楽なのがクリッピング機能です。

これはクリッピングしたレイヤー以外に色を塗らせない機能であり、線画の色を変えたり他の場所の色をまだらにしたい時などに便利です。

色塗りは線画レイヤーの下に新しいレイヤーを作り、そこから好きな順番で色を塗っていくだけです。

人体の場合髪の毛、目、肌などパーツを分けてレイヤーを作っていくとかなり楽です。

更に例えば髪の毛にライトが当たって光ってる感じを出したいならまた別レイヤーをその真上に作ってレイヤーの種類を変更すれば、ライトが当たったようなイラストを描く事が出来るようになります。

ペンツールで塗り方も選べる

色塗りの仕方は千差万別であり、ファイアアルパカを使えばそのうちの何種類かをペンツールを選んで描けるようになります。

ごく普通に鉛筆やペンのツールを使えばいわゆるアニメ塗りと言ったベタっとした塗りに出来ますし、エアブラシや水彩ブラシツールを使い透過度を調整すれば水彩画のような塗りや逆に油絵のような塗りなども出来ます。

一部だけぼかしたいという時にも便利なぼかしのブラシなんかもあり、使い方次第では高価なソフトで描くイラストに負けないくらいの綺麗な塗り方も出来ます。

完成させる

イラストが画面上で一応完成したと感じたらまずはそのままレイヤー情報を保存します。

ファイアアルパカのレイヤー情報も含めた保存はファイアアルパカ独自の拡張子とPhotoshopなど別の画像編集ソフトで開いて加工したい時に最適なPhotoshop用の拡張子を選びます。

それ以外だと基本的にレイヤー情報は消えてしまうので編集や修正出来なくなりますので注意が必要です。

そして完成品をjpg保存したい時はまずレイヤー情報は統一させてから保存します。

レイヤーのタブメニューから選び、一気に1枚のレイヤーにします。

レイヤーをまとめるのとまとめないのとではjpg保存した時の容量に少し違いが出ますし、気になる人はまとめた方が良いです。

保存したイラストは、あとはイラストサイトに投稿したり印刷したり好きなように扱えます。

ファイアアルパカにおすすめなペンタブ

ファイアアルパカは使い方さえ知っていて更にペンタブを使えば無料でもかなり高品質なイラストを描く事が出来ます。

そんなファイアアルパカにおすすめなペンタブも多く、特にワコムのペンタブは基本的にどれもファイアアルパカと相性が良いです。

ですがやはり最新のintuos proシリーズなどは人気もあってか利用者も多く講座サイトなどでも名前が上がります。

intuos pro small

wacom Intuos Pro small Sサイズ PTH-451/K0

初心者から中級者にとってはかなり良いワコム製のペンタブです。

smallサイズであり、家庭の小さめのテーブルなどでも扱えるサイズとなっています。

なので置き場所にも困らず、ノートパソコンを使用している人でもあまり不便に思わずに使えるペンタブです。

しかしサイズ以外は最新のワコムペンタブの機能を搭載しており、筆圧感知機能も高性能で綺麗に線が引けるようになっています。

ソフトウェアとの連動も難なく出来ますし、有料の高級ソフトウェアから無料の画像編集、イラスト作成ソフトまで何にでも使えます。

価格は25,509円。

ペンタブの中でもかなり安い方であり、初心者には本当におすすめなペンタブではあります。

周辺機器やペンの替えなども公式サイトから交換や購入可能となっており、もし壊してしまったり紛失しても大丈夫です。

まとめ

イラスト作成ソフトは「ファイアアルパカ」だけでなく他にも多数存在しており、無料で使えるソフトもあります。

ソフトウェアではなく、インターネットブラウザで使えるイラスト作成サイトなんかもあり、絵を描く環境はどんどん進化しています。

ペンタブもインターネットブラウザでのお絵かきに対応していますし、練習していけば綺麗な絵をペンタブで描けるようになります。

ペンタブを購入して練習したらSNSでもいいね。

が沢山貰えるようにもなりますし、楽しいです。