ペンタブを分解して修理する方法

2016年4月18日ペンタブレット(板タブ), 全件

分解

ペンタブレット(以下、ペンタブ)を使用して、絵を描かれる方が多いと思います。

最近ではマンガやアニメの制作にまでペンタブが使用されます。

また、初心者からプロまで幅広いユーザーがいます。

しかし、ペンタブは精密機器なのである日突然壊れることがあります。

しかも、意外に安くないので何とかしたいと考える筈です。

そこで、ダメ元で分解して修理する方法を紹介します。

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ペンタブの分解方法

基本的にペンタブを分解するのは、それほど難しいものではありません。

手先が器用だったり、精密ドライバーが手元にあったり、ハンダ付けが出来れば修理可能です。

壊れたペンタブをダメ元で分解して修理するのですから、直れば儲けたと思うくらいの気持ちで実施することをオススメします。

また、分解はすることは自己責任になります。

ペンタブの分解自体は簡単なのですが、問題は修理後に各部品を戻すことです。

ペンタブの場合、使用されている部品は少ないので、取り付けする順序さえ間違えなければ問題ありません。

ご心配な方は、部品毎に番号を付けたり、写真を撮ることをオススメします。

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ペンタブの故障原因

ペンタブを分解すると故障原因は直ぐ判明することがあります。

それは、ペン先の動きを関知する銅線のコイルから出ている線が断線していることです。

筆圧が強い人の場合は、常にペンタブの先端に負荷が掛かるため、断線し易くなります。

また、この断線は使用年数が経過しても発生します。

次に多いのが飲み物をこぼして、ペンタブにかかってしまうことです。

この際も分解して修理することが出来ます。

ただし、経年劣化や水濡れなどの故障は、基本的にはメーカー保証外となるので修理に出した場合は、有償修理になります。

この時点で、自分で分解する方がお得です。

また、分解・修理で直らなければ新品を購入する方が良いです。

コイルの断線修理について

ペンタブの先端についているコイル断線修理は簡単です。

ペンタブを分解して、外装カバーを取り外します。

その後、内部の基盤と一緒にコイルが取り外し出来ます。

基盤とコイルを取り外した後、断線部をハンダ付けして修理は完了です。

基本的に断線する箇所は、コイル本体ではなく、コイルと基盤を接続する線です。

この部分が根元から切れるか、途中で断線するかです。

ハンダ付けしてある根元から断線した場合は、元々付いている線の被覆を剥いて、ハンダ付けをし直します。

途中で断線している場合は、同様に断線部の被覆を剥いて接続するか、ラジコン用の細い銅線を使用して修理完了です。

後は、分解した手順の逆で部品を取り付けて修理完了です。

水濡れ修理について

ペンタブの水濡れは意外に厄介です。

しかも、発生する可能性が高いです。

殆どの方が飲み物を机において作業をされるからです。

しかも、ペンタブの構造上、水濡れした場合は水分を内部に取り込んでしまいます。

その際は、速やかに分解することをオススメします。

分解は、断線修理と同じですがその後の処置が重要です。

先ず、基盤側に付着した水分を完全に除去します。

可能な限り綿棒などで拭き取った後、ドライヤーで完全乾燥させます。

また、外装カバー側も完全乾燥させます。

どちらかに水分が残っているとペンタブ内部で基盤がショートし、修理失敗となります。

この方法は、ペンタブ以外にも応用が可能なので、覚えておいても損はないです。

まとめ

筆者自身、身内にペンタブを使用する人がいます。

大抵の故障はコイルの断線です。

元々、手先が器用なので自分で修理してしまいます。

また、よく小型家電製品の水濡れを修理しており、ペンタブの水濡れを分解修理しました。

ペンタブを分解した際に、複雑な構造をしているかと予想しましたが、単純な構造で分解してしまったら意外に修理は簡単でした。

もし、自分で修理をしたい方は自己責任で実施してみては如何でしょうか?元々ダメで分解するのですから、直れば儲けものです。





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