ペンタブを自由に使いこなせるようにする練習方法

2016年1月31日ペンタブレット(板タブ), 全件

ペンタブ 練習

ペンタブを購入してから最初にぶつかるのがアナログとの描き味のズレです。
アナログで描いているときは無意識のうちに紙を動かしたり、筆圧で線幅を強調できますがデジタルだとなかなかうまくいきません。まず、ペンタブを使って線を書けるように訓練してみましょう。

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ペンタブを使って線を書く練習

まず練習用に使うイラストを用意します。

アナログで描いたものを直接スキャンするのもいいですし、写真などでも構いません。

曲線が多い方が練習には適していると思います。線の太さはスキャンした自分の絵の線の太さと合わせるとアナログと同じ線幅でデジタルでも書けるようになります。

実際にアナログで描いたイラストとなぞって描いたイラストを最終的に比較しどの部分の描画が苦手であるのか客観的に把握します。

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ショートカットを覚えると描画スピードが格段にアップ

デジタルで絵を描く際に覚えておきたいのがショートカットです。

ショートカットキーとは本来、画面のメニュー画面を呼び出して実行する機能をボタンを押すことで瞬時に実行できるキーのことです。このショートカットを覚えておくと描画スピードが格段にアップします。

とくに絵を描く際に重宝するショートカットは拡大、縮小、移動、回転、反転です。これらの操作はキーボードのctrl,alt,shift,スペースキーの組み合わせで行うことができます。

このショートカットの組み合わせはソフトによって違いがありますが自分に使いやすいように変更することも可能です。

キーボードは使いにくいという人にはゲームパッドをショートカットキー用の入力デバイスに利用するのがおすすめです。これがあると多くのショートカットキーを登録して作業をさらに省略することができます。

ショートカットキーは、少し練習すれば慣れてきます。

画像を反転させたり、拡大縮小できるのはデジ絵の醍醐味ですので積極的に活用しましょう。

ペンタブを使って色塗りの練習

ここからは色塗りについての練習方法を紹介したいと思います。

デジ絵の絵の塗り方は絵師さんによって多種多様であり一概にこれが正しいという方法はありません。

インターネットを検索するといろんな絵師さんが絵の塗り方を解説されていますし、解説書も数多く出回っていますのでそれらを自分でも読んで実際に同じように試してみるのがおすすめです。

また、youtubeなどで描き方を検索すると実際に動画で描き方を解説している絵師さんもいらっしゃいます。一部の解説書では絵師さんの描かれた絵のデータがおまけとして配布されていますので、それらを実際に自分のソフトで開きレイヤーの重ね方やストロークの出し方など研究して真似してみましょう。

まとめ

模倣していく中からだんだんと自分のスタイルが確立されていくと思います。デジ絵もすぐに飛躍的にうまくなるというわけではなく、ほとんどの絵師さんが試行錯誤の中で描き方を習得されています。

ペンタブを使いこなせるようになるにはたくさんペンタブで作品を作るしかありません。

ただ練習するだけでなく、効率の良い練習方法を見つけていただければと思います。





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