ペンタブレット『WACOM PTZ-631W/G0』はコスパが高い?
水彩絵具や油絵の具などを利用する場合には、途中で失敗したら直す事は難しいので、デジタルのイラストを試してみたい方は多いでしょう。
実際にデジタルのイラストを製作する場合には『ペンタブレット』を利用する方法がおすすめですが、このペンタブレットは高額な機種が多いので注意しなければいけません。
ところが『WACOM PTZ-631W/G0』であれば、淡い線や描きやすくなっている上に、リーズナブルな価格で販売されているのです。
そのため、コストパフォーマンスの高いペンタブレットを探している方には、興味深い機種だと思うので、詳しく紹介しましょう。
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WACOM PTZ-631W/G0の特色
本製品には、下位機種にはない特色が4つあって、それが、筆圧機能・傾き検知・専用ペンの機能・ファンクションキーです。
この4つのポイントがあるお陰で、本製品を利用すればデジタルのイラストを製作しやすくなっているので、その魅力に迫ってみましょう。
淡い線の描写が可能
本製品の筆圧は『1024レベル』もあって、専用ペンにかける力の入れ具合を加減する事によって、線や色の太さを調整しやすくなっています。
ただし、ここまでの機能であれば、多くのペンタブレットに備わっているので、それほど珍しい事ではありません。
ところが、本製品は軽い筆圧でも感知しやすい機能が備わっていて、淡い線を引く事が可能です。
そのため、デジタルのイラストを製作する際には、淡い線から、少しだけ力を入れて描いた線などを描き分ける事ができます。
傾きを検知
上位機種のペンタブレットに搭載されている機能として『傾き検知機能』があります。
この機能は専用ペンの傾きによって、線の濃淡を調整する事ができるのです。
本製品はリーズナブルな価格になっているのに、傾き検知機能が搭載されているので、コストパフォーマンスが優れた機種です。
さらに、傾き検知機能を搭載している事によって、専用ペンを垂直にしないでも、線を引きやすくなっているので、それほど専用ペンの角度に神経を使う事もありません(個人差があるので注意)。
利便性の高い専用ペン
ペンタブレットは本体の部分に注目してしまう方は多いかもしれませんが、意外にも専用ペンも重要な部分になります。
なぜなら、ペンタブレットの機種によって、専用ペンに『消しゴム機能』が搭載されている物と、搭載されていない物があるからです。
本製品の専用ペンには消しゴム機能が搭載されていて、専用ペンをひっくり返して引いていけば、線や色を消す事が可能です。
さらに、フィット感が優れている『ラバーグリップ』が備わっているので、長い間に渡って作業していても、あまり手が疲れません。
ファンクションキー
デジタルのイラストを製作している時に、面倒に感じてしまうポイントとして、ツールのクリックが挙げられます。
実際に線を描いたり色を塗ったりしなくてはいけないので、違う作業をする際にはマウスで専用ソフトのツールをクリックしなければいけません。
ところが、本製品には『ファンクションキー』が搭載されているので、指でボタンを押す事によって、いくつかの作業を切り替える事が可能です。
そうすれば、効率よく作業を進める事ができるので、短時間でイラストを製作したい方には、本製品はおすすめです。
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パソコンでイラストを管理する方法
本製品を利用すれば、効率良く作業を進められます。
ところが、パソコンの機能を活用すれば、さらに効率よく作業を進める事ができるのです。
そこで、パソコンの機能を活用して、デジタルのイラストを効率よく製作する方法を紹介するので参考にしてみて下さい。
フォルダーで管理
パソコンにデジタルのイラストを製作していく場合には『フォルダー』を管理する事が重要なポイントになります。
例えば、キャラクターや風景画などを描いている場合には、キャラクター専用のフォルダーと、風景画専用のフォルダーを作成して管理すれば、すぐに製作したイラストを確認する事が可能です。
さらに日付順によって、フォルダーを作成する方法もあって、2017年用フォルダーや2018円用フォルダーなどを作成していけば、過去の作品に比べて、どの程度まで画力が上がったのか確認する事も可能です。
画像名に工夫
パソコンには検索機能があるので、画像を入れるフォルダーの中から、画像名から検索する事ができます。
例えば、あなたがゲームのキャラクターを描いている場合には画像に『モンスター』と付けたり『人物』と付けたりすれば、モンスターと検索すれば、モンスターの画像だけが検出されます。
そのため、スライムというモンスターを製作した場合には『スライム_モンスター』という画像名にしておけば、モンスターで検索したら、検知されるようになるのです。
このように画像管理をしていけば、様々な画像を比較したり整理したりできるので、効率よく作業を進められます。
製品情報の詳細
上位機種のペンタブレットであれば、パソコンを併用しなくてもデジタルのイラストを製作できますが、本製品はパソコンを併用する必要があります。
そこで、このペンタブレットの製品情報も紹介するので、パソコンにインストールするOSや、価格なども確認してみて下さい。
必要なOS
本製品に必要なOSは、WindowsはXP・Me・98SE・2000・Vistaで、MacはOS X 10.2.8以降になります。
これらのOSの中から、好きなOSを1つだけ、パソコンにインストールする必要があります。
ただし、パソコンの機種によっては、インストールできないOSもあるので注意しなければいけません。
そのため、可能であれば家電量販店の店員さんか、パソコンに詳しい方に、あなたのパソコンにこれらのOSがインストールできるのか確認してみて下さい。
リーズナブルな価格
本製品は魅力的なポイントが多いペンタブレットだったので、本当にリーズナブルな価格なのか心配になってしまった方は多いでしょう。
ところが、本製品は、Amazonでは中古品になりますが、送料別で税込価格4,444円で購入する事ができます(2018年4月29日時点)。
実は数多くあるペンタブレットの中には、中古品でも100,000円を超えてしまう機種もあるのです。
そのため、値段が安くなっているペンタブレットを探している方は、本製品を検討してみる価値があります。
利用者たちの満足度
本製品の魅力を紹介してきましたが、実際に利用している方たちが満足しているのか、知りたい方もいるでしょう。
そこで本製品を利用している方たちの口コミも紹介するので、参考にしてみて下さい。
好意的な口コミ
本製品は横長の形状になっている事から、イラストを描きやすくなっていて、満足している方がいました。
ただし、ある程度まで縦の長さが欲しい方は、描きづらく感じてしまう可能性もあるので、注意する必要があります。
さらに本製品は、ペンタブレット本体だけではなく、専用ペンもカスタマイズできて、満足している方もいました。
そのため、ペンタブレット本体だけのカスタマイズでは物足りなく感じてしまう方は、本製品を試してみる価値があります。
否定的な口コミ
本製品の入力エリアは、271.0×158.8mmになりますが、このサイズでは小さく感じてしまう方もいました。
実際に小さなサイズのペンタブレットでは、勢いよく線を引く事ができないので、注意しなければいけません。
ところが、本製品を持ち運ぼうとしたら、逆にサイズが大きく感じてしまう方もいました。
そのため、本製品は操作しづらく感じてしまうだけではなく、気軽に持ち運べないサイズにもなっているので注意して下さい。
そして、本製品の筆圧調整に慣れないケースもあったので、ある程度まで練習する必要があります。
まとめ
本製品は小さなサイズになっているので、利用しづらく感じてしまうペンタブレットです。
ただし、サイズが小さくなっていれば、それほど大きくないパソコンデスクにも設置しやすくなっているので、デメリットばかりではありません。
そして本製品は、マウスよりも少し値段が高くなっている程度で、高機能なペンタブレットになっている事を考えたら、購入してみる価値はあります。