マナーが悪い?食事中に液晶テレビを見る理由と見ない理由
テレビを見ると、色々な情報を手に入れることができます。
また、暇つぶしにもなるため、液晶テレビを持っている人は多くいます。
見たい番組がなくても、習慣でテレビをつけている人もおり、食事中にテレビを見る人もいます。
中には食事中にテレビをつけるのは良くないという人もいますが、本当に良くないのでしょうか?
ここでは、食事中にテレビを見ることについて解説していくので、興味がある方はぜひご覧ください。
食事中にテレビを見る理由とは
食事中にテレビを見るのは行儀が悪いという人はいますが、テレビを見ながら食事をしている人は多くいます。
では、なぜ食事中にテレビを見るのかというと、様々な理由があるからです。
その理由を紹介していきます。
会話がしやすくなる
食事中に話題がないと会話は少なくなり、静かな環境で食事をすることになります。
そのような食事は決して楽しいとは言えず、人によっては食事が美味しく感じない人もいることでしょう。
しかし、食事中に液晶テレビをつけることで、話題ができやすくなります。
例えば、ニュース番組を見ていれば、事件や芸能ニュース、食べ物のニュースなどで感じたことを話したりすることができます。
バラエティー番組を見ていれば、番組について楽しく会話したり、笑ったりしながら食事をすることができます。
そのように、テレビをつけていれば自然と話題ができ、楽しく食事をすることができるという理由で、食事中にテレビをつけている人は多くいます。
ただ静かなのが耐えられないため
食事中にテレビをつけていなく、会話がないととても静かです。
食事をする音しか聞こえなく、とても静かな環境で食事をするのに耐えられない人や、「食事中に静かなのはなんか嫌」という人もいます。
また、静かすぎると食べ物を噛む音や、食器のカチャカチャという音などが目立ちやすくなります。
そのことを嫌う人も中にはいます。
テレビをつければ会話をしなくても静かになることはなく、常に液晶テレビからは音が出続け、食事の時に出る音は目立ちにくくなります。
そのため、食事中に静かなのが耐えられない人の多くはテレビをつけるのです。
テレビをつけることが習慣になっているため
自宅にいる時は、常にテレビをつけている人は意外と多くいます。
テレビをつけることが習慣になっているため、見たい番組がなくてもつけており、その延長線上で食事の時もつけているのです。
つまり、特に意識してつけている訳ではなく、歯を磨くことや顔を洗うこと、お風呂に入ることなどと同じようにテレビをつけていることが習慣化しているのです。
このようなテレビの使い方は、食事中に関係なく、テレビの劣化を促進させ、電気代の無駄になるためおすすめできません。
食事をする時間しかテレビを見ることができない
世の中には、毎日忙しくてテレビを見る時間があまりない人もいます。
そのような人は、食事をする時間しかテレビをしっかり見ることができないため、食事中にテレビをつけています。
また、日中忙しいため、夜しかテレビを見ることができない人もいます。
そのような人の中にはテレビが好きな人もおり、夜ご飯の時からテレビをつけ、食事とテレビの両方楽しむようにしています。
食事の時間に見たい番組が放送している
食事の時間に見たい番組が放送していると、行儀が悪いとわかりつつもテレビをつけてしまう人はいることでしょう。
夜の6時くらいはニュース番組が多く、ニュースをチェックしたい人は多くいるかと思います。
また、アニメを放送している場合もあり、多くの子供はリアルタイムでアニメを見たがります。
それらの理由から、食事中だけどテレビを見ている人は多くいます。
見たい番組があると食事中でも見てしまうことは、ある意味仕方のないことです。
食事中にテレビを見ない理由
食事中でもテレビを見る人は多くいますが、食事中はテレビを見ない、もしくは見させてもらえない人もいます。
食事中にテレビを見ない理由の一つに、行儀が悪いことが挙げられます。
では、食事中にテレビを見ない具体的な理由とはどのようなことなのでしょうか?
食事をする手が止まる
食事中にテレビをつけていると、食事をする手が止まってしまう場合があります。
テレビに夢中になることで手が止まってしまう訳ですが、特にアニメを見ている子供は手が止まりやすくなります。
子供の時に「テレビばかり見てないで、ちゃんと食事をして」などのように親から言われたことがある方はいるかと思います。
食事中に手が止まってしまうと、食事をしっかり取れなかったり、食事をダラダラと食べてしまったりするので、子供がいる方の中には食事中にテレビをつけない方もいます。
料理の味を楽しむため
食事中にテレビをつけていると、テレビの方に意識がいってしまい、味をしっかり感じることができない人もいます。
味をしっかり感じることができないと、食べ物の味を楽しむことができず、満足感が得られにくくなります。
満足感が得られにくくなると食べ過ぎてしまうこともあり、太る原因になります。
料理の味を楽しみたいのなら、テレビをつけないことをおすすめします。
家族で1日あったことなど話して楽しく過ごすため
家族のコミュニケーションを大事に思っている人の中には、食事中にテレビをつけない人もいます。
テレビをつけると、どうしてもテレビの話になってしまい、子供が1日あったことなどの話が減りがちになります。
そのため、家族と楽しく生活するにはコミュニケーションをとることが大切という理由で、食事中はテレビをつけない人もいます。
食事中に子供と話すことは、子供の悩みや思っていることなどを知ることにも繋がります。
食事中はテレビを見てはいけないと教育されたから
子供の頃に「食事中にテレビを見るのは行儀が悪い」と教育されたことから、大人になっても食事中にテレビを見ない人もいます。
そのような人は、食事中にテレビを見ないことは当たり前のことになっているので、食事中にテレビが見たいとは思わないことでしょう。
いわば習慣になっているため、食事中にテレビを見ようとは思いません。
食事中にテレビを見ることによる体への影響
食事中にテレビの方に意識が集中してしまうと、食べ物の味が感じにくくなります。
それはテレビだけにいえることではなく、食事中に本を読んでいたり、新聞を読んでいたりしても味覚は鈍ってしまいます。
食事以外のことに意識が向いてしまうと、食事をダラダラとしたり、食べ過ぎてしまったりすることもあるので、肥満の原因になります。
コミュニケーションをとるのが苦手になる可能性がある
当たり前のことですが、成長期の子供は徐々に体や精神は成長します。
その時期はとても大切で、子供の頃から食事中にコミュニケーションをとることは、大人になってからのコミュニケーション能力を高めるのに繋がります。
食事中に液晶テレビをつけていると、意識はテレビに向かいがちになり、食事に集中することは困難になります。
また、子供が好きなアニメが放送していると、子供はアニメに夢中になってしまい、子供が1日あったことなど話しにくくなってしまいます。
そのことから、食事中にテレビをつけることは、コミュニケーションをとる能力が低下することに繋がると言えます。
大人になると、一緒に仕事をしている人とコミュニケーションをとることは大切になるため、子供の頃から食事中のマナーなどを教育することは大切です。
まとめ
以上のように、食事中に液晶テレビを見ることには、メリットがあればデメリットもあります。
もし、食事中にテレビを見るのを止めたい場合は、番組を録画する・子供に理解してもらう・その日あったことなど話題を作る、などをすると良いでしょう。
食事中にテレビを見ていても家族団らんを楽しめることはできますが、テレビがついていることにより家族団らんが楽しめなかったり、健康を害してしまったりするようであれば、食事中はテレビをつけないようにしましょう。