初めての液タブ、使う時の注意点や購入の時に気をつけることは?

液タブ

ワコム Windows10搭載液晶ペンタブレット Wacom MobileStudio Pro13 Core i5/メモリ8GB/128GB SSD/13.3インチ DTH-W1320L/K0

ほんの少し前までは、漫画家さんもイラストレイターさんも専門の用紙に描くのが当たり前でした。
しかしパソコンなどの普及により、アナログではなくデジタルでの作業が可能に、そして一般的になってきました。
そこで液タブの登場です。
これによって、アナログに近い感覚で直接タブレットに絵を描くことができるようになったのです。
液タブの使い方やポイントについては、「液タブがペンタブより優れている点はどんな所? 選ぶ時に見ると良いポイントは?」が参考になります。

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液タブって板タブとは違うの

液タブの目に登場していたのが通称板タブ、板ペンタブレットでした。
この板タブの場合、タブレットに描いたものがモニターに反映される形になります。
ワンクッションおいた感じ、と言うところです。
液タブの場合は、直接タブレットに描いた絵がそのまま反映されますので、こちらのほうがアナログの感覚に近いですね。
アナログからデジタルに移行しようとしている人の場合、液タブのほうが違和感なく移行できるということです。

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液タブを使用するのに注意点はある?

アナログで描く時と違って、少々の注意は必要になります。

目の疲れに注意

アナログと違って、見つめるのはモニターになります。
長時間パソコンなどの画面を見続けるのが目に悪いのは、誰でも知っていることです。
なのでパソコンを使った作業のときは、時間に気を配っている人が多いですね。
しかし絵を描く作業というのは、夢中になってしまうと時間も忘れてしまう作業だということは、絵師さんには誰でも経験のあることです。
キリの良いところまで、と作業を続けていたら、目が霞んでいたなどということにもなりかねません。
またどうしても、モニターと目の位置が近くなりすぎたりもします。
タイマーを使って休憩時間を確認したり、ブルーライト軽減効果のある眼鏡を使用したり、またモニターとの距離をできるだけ取るようにしてください。
休憩時間にはちょっとしたストレッチも、効果的です。

手に汗をかくので滑ることも

普通にイラストを描いているときでも、集中していると手や指先に汗をかいてしまうものです。
この汗、紙に描いている時には紙を汚してしまいます。
液タブを使用している時には、モニターを汚してしまいます。
出来上がりにも関わりますので、できるだけ避けたいものですね。
とは言え特に液タブ使用の場合、液晶モニターの発熱という問題があります。
普通に紙に描く作業よりも汗をかきやすいわけです。
こまめに手を拭うように、手元にお手拭きをおいておいたり、また手袋の着用なども考慮に入れてください。
せっかくのきれいなイラストに、汚れがつかないように注意をしておきたいものです。

モニターに傷がつかないように注意

何かにものを描くという作業、勿論字を書く作業もですが、筆圧というものがかかります。
この筆圧、個人差もありますので一概には言えませんが、紙に描く時には下手をすると紙を破ってしまうこともあります。
筆圧の強い人なら、経験があるはずです。
液タブでも同じようなことが置きます。
液晶が破れるということは流石にありませんが、傷がつくという危険性は常に隣り合わせです。
特に筆圧の強い人で、細いペンを好んで使用する人の場合、これには注意する必要があります。
とは言え直接モニターに描いていく液タブですので、傷がつきやすいのは仕方ないのも事実です。
ある程度使用したら傷がつくかもしれないということは、頭においておいてください。
傷のせいでしっかりとイラストの線が見えないのが気になる場合は、予め保護フィルムの貼っておくのがおすすめです。
保護フィルムによっては液晶画面への光の反射を防いでくれるものもありますので、こちらは目の疲れ対策にもよろしいですね。

作業の場所は広めに取るように

普通に絵を描くだけなら、その紙1枚と作業用のペンや絵の具などおけるスペースがあれば充分です。
しかし液タブでイラスト制作の場合、パソコンにプラスしておくスペースを確保しなければなりません。
液タブのサイズにもよりますが、見やすく描きやすい大きなサイズを選べば、それだけ場所をとることになります。
今までパソコン用に使用していたデスクだと、場所が足りなくなることも予測したいものです。
特にデスクトップ使用の人の場合、周辺機器の問題もありますので充分な広さを確保したいものです。
場合によっては、大きめのデスクに変更するのも一つの手ですね。

価格はどうしても高め

板タブに比べるとどうしても、値段は高めになります。
初期費用はしっかりと用意しておかないといけません。
作業効率は上がりますので、投資と考えておくのがいいですね。
性能によって差はありますが、10万円くらいのお値段のものなら充分過ぎる性能が搭載されていると思って、まず間違いありません。

液タブを選ぶ時のポイントは

結構お値段もする液タブです。
購入する時には、慎重に選んでください。

液タブのモニターの大きさ

モニターの大きさは、描きやすさ見やすさにつながってきます。
つまりは目の疲れや作業効率に関わってくるのです。
人によって違いはありますが、見やすく描きやすいとなると20インチクラスになります。
お値段も大きさも結構しますので、そのあたりも計算に入れてサイズを選んでください。

お絵かきソフトは対応しているか

これは一番大きな問題です。
今使っているお絵かきソフトに対応しているかの問題です。
使い慣れているお絵かきソフトをそのまま使用したければ、この問題は避けて通れません。
しっかりとチェックしてください。
デジタルでのイラスト制作がほぼ初めてという場合は、経験者とも相談の上使いやすそうなお絵かきソフトと、それに対応している液タブを選ぶのがおすすめです。
液タブを新調したら、お絵かきソフトが使えなかった、などということのないようにしっかりと確認をしてください。

液タブのメーカーはどんなメーカーがある?

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トップのメーカーとしては、板タブ液タブともにワコムが独走しています。
最も使用率も高いメーカーですので、不具合の対応などもしっかりとやってくれるのが強みです。
その分と言っては何ですが、お値段も少々高めなのが初心者には辛いところです。
なので他のメーカーはと見てみると、昨今はかなり扱っているメーカーも増えてくれました。
お値段的にも、かなり安く提供してくれるメーカーがありますので、探してみることをおすすめします。
お財布の問題と性能とを照らし合わせて、今最も必要と思われる機種を選ぶのが大切です。
あまり能力の高い液タブを購入して使いこなせないのも、悲しいことです。
現在、どう言った作業が主なのか、それに見合う機体と能力はどのあたりなのか、しっかりと把握してから購入してください。
特にこれが初めての液タブの場合、口コミだけでなく実際に使っている人の意見を聞くのも大事です。
また専門店に行けば、スタッフでも詳しい人が多いので参考意見を聞いてください。
何と言ってもそれなりにお値段のする機械です。
またこれから、一緒に絵を描いてくれるパートナーでもあります。
時間をかけてしっかりと、使いやすく長く付き合える機種を選んでくださいね。

まとめ

液タブと言えば絵描きさん御用達の機械、と言うイメージがあります。
しかし今では、誰でも気軽にパソコン上でお絵かきができるようにもなりました。
もっとお絵かきがしてみたい、と思った時に液タブがあればもっと簡単に楽しく描かけるのに、と思った人もいるはずです。
仕事で使用するのに、もっと効率的に作業をと思う絵師さんも液タブ仕様を考えているはずです。
液タブはプロの絵師さんも、また絵の好きな人が楽しく絵を書くためにも使える機械です。
いいものを選んで、楽しいお絵描き時間を過ごしてください。






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