勉強は必要?デザイン専門学校は全くの無知識でも入れる?
デザイン専門学校には入りたいけど、デザインの勉強をしたことがあるわけではない。
そういう方は意外と多いです。
そんな時に疑問に思うのが、デザイン専門学校は、デザインの勉強をしなくても入ることができるのかということです。
実際デザイン専門学校は、デザインの勉強をしなくても入ることができるのでしょうか?
ここではそれについてみていきます。
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無知識でも入ることはできる
結論から言うと、デザインの専門学校は、全くの無知識でも入ることは可能です。
デザインの専門学校に入るためには、別段試験があるわけではありません。
一応試験という名目の書類審査などはありますが、書類審査では余程のことがないかぎり落ちることはありません。
だから、一般入学をするのであれば、デザインに対しての知識がまったくなくても入学することは可能です。
そもそも書類しかみないわけなのですから、その人がデザインに対しての知識を有しているか、それとも有していないかということすら分からないのです。
なので、別にデザインについての勉強をしてからでないと受からないということはありません。
よほど書類が変だとか、入学金を払ってないとか、そういうことがないかぎり、問題なく入学していけます。
面接がある受験方法もあるがあまり問題はない
受験方法によっては、面接があることもあります。
そうして面接があるということは、そこでデザインに関しての質問を受けることもあるということになります。
ただ、そのデザインに関しての質問というのは、決して知識を問われるようなものではありません。
そうではなく、好きなデザイナーは誰ですかとか、どんなデザインが好きですかとか、それくらいのことです。
それくらいの質問であれば、別に答えられるものです。
シンプルに自分が好きなデザイナーや、好きなジャンルのデザインについて答えれば良いだけですから。
好きなジャンルのデザインや好きなデザイナーすらいないのに、デザイン専門学校に行きたいという方はそうそういません。
自分で勉強したことはなくとも、誰かのなんらかのデザインに惹かれたから、デザイン専門学校に行きたいと思ったはずです。
だから、それを答えるのに特別な準備は必要ありません。
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実技があるところもあるので注意
基本的には、そうして書類審査や軽い面接を受ければ入学することができるのがデザイン専門学校になります。
しかしそんなデザイン専門学校の中には、実技の試験があるところもあるのです。
だから、全てのデザイン専門学校で、デザインの知識がまったくないまま入学していくことができるのかというと、そんなことはありません。
ところによってはしっかりと勉強して、ある程度の実力をつけてからでないと入学することができないことがあるのです。
しかし、そういうところは決して多くはありません。
9割くらいのデザイン専門学校は、試験なしで入学していくことが可能です。
なので、あまり身構える必要はありません。
美大に比べると優しい
同じデザイン系で、入るために実技の試験があるものといえば、美大があります。
でも、美大の実技試験は、 デザイン専門学校で実技試験があるところに比べるとはるかに難しいです。
デザイン専門学校での実技試験をパスする方がはるかに簡単であることは間違いありません。
美大には、まったく無知識の人がたとえば半年勉強をしたくらいでは、そうそう入ることはできません。
しかし、デザイン専門学校では、まったく無知識の状態からでも、半年くらいみっちりやっていけば、入れるようになる可能性もあります。
完全に何も勉強しない状態でデザイン専門学校の実技試験を受けても厳しいところはありますが、ある程度やればなんとかなるので、無知識からでも戦ってはいけるのです。
無知識だと入ってからが厳しい
ただ、無知識の状態でデザイン専門学校にはいると、入ってからが厳しくなります。
デザイン専門学校は、たしかに初心者の方も多いです。
だから最初は基礎的な内容を中心に教えてくれるわけですが、たとえ基礎的な内容を中心に教えてくれるとは言っても、ある程度は専門的な内容になります。
だから、まったくの無知識の状態でデザイン専門学校に入学していっても、あとで後悔することになる可能性は少なくありません。
むしろその可能性の方が高いということになります。
なので、そうならないように、デザイン専門学校に入学する際には、たとえ全くの無知識で入学が決まったとしても、それまでにある程度は知識をつけていくことをおすすめします。
ある程度知識をつけていけば、しっかりと授業にもついていけて、よりデザインの勉強が楽しくなっていきますから。
ソフトには触れておくべき
特に、ソフトには触れておくべきです。
まったくソフトに触れたことがない状態だと、どこがわからないのかもわからないまま授業が進んでいってしまうことも出てきます。
そうしてどこが分からないのかも分からないまま授業が進んでいったら、やはり内容を理解できず、授業が身になりません。
それではいつまでも実力がつきませんし、デザイン専門学校に進んだ意味もなくなってきてしまいます。
そうならないようにするためにも、入学前にソフトには触れておくことをおすすめします。
触れておくべきソフトはやはり、PhotoshopとIllustratorです。
それがどんなデザイン専門学校であるにせよ、PhotoshopとIllustratorは使用する可能性が高いです。
もちろんほかにも色々なソフトを使用する可能性は高いですが、確実なのはこの二つです。
だから、触れておくに越したことはありません。
知識をつけるのは早い方がよい
無知識でも入学できるのがデザイン専門学校ですが、入学するまでには多少勉強しておくべきになりますし、どうせ知識をつけていくのであれば、知識をつけるのは早い方がよいです。
それには、その分たっぷりと知識をつけることができて、より専門学校の授業が効果的になるということのほかに、もう一つ良い点があります。
それが、専門学校選びに役立つということです。
無知識だとどこがいいかもわからない
まったくデザインに関して無知識なままデザイン専門学校を決めていったら、どこがいいかもわからなくなります。
そうしてどこがいいかも分からなくなってしまっていたら、デザイン専門学校選びで失敗してしまう可能性も出てきます。
そもそもの専門学校選びで失敗してしまっていたら、やはりその先で苦労することは目に見えています。
なので、事前にしっかりと、どんな設備があって、どんなことをどんな風に学んでいくことができるところが自分に合っているのかということを、把握しておかないとならないのです。
それをしっかりと把握していくためには、やはりこちら側にある程度の知識は必要になります。
ある程度はやい段階から知識をつけ始めておけばそれも可能になるのです。
専門学校での授業をより効果的にできる上に、そうして専門学校選びも成功していくわけなのですから、はやい段階で知識をつけるに越したことはありません。
まとめ
デザイン専門学校には、別に無知識でも入学することは可能です。
実技があるところもありますが、ほとんどのところではないので、無知識でもはいることは可能です。
しかし、無知識だとどうしても専門学校選びに失敗したり、入ってからついていけなくなったりするので、ある程度はやい段階でデザインに関しての知識をつけていくことをおすすめします。