子供をプログラミングスクールに行かせるメリットって何?
プログラミングスクールは、大人に人気の狙いごとになります。
多くのプログラミングスクールにおいて就職支援がありますから、そうして大人に人気になるのは当然です。
ただ実は、最近では子供をプログラミングスクールにいかせる方もすごく増えてきています。
大人ならば理由はわかりますが、なぜ子供をプログラミングスクールにかよわせるのでしょうか?
ここではそのメリットについてみていきます。
将来に活かせる可能性が高い
子供をプログラミングスクールに行かせることの一番のメリットは、やっぱりそれを覚えることによって、将来的な選択肢が広がるからです。
たとえばサッカーにしても野球にしても、それを直接的に将来活かせるかといわれると、おおよそ9割強の人は、それを活かせません。
もちろん、そこで学んだあきらめない心や努力する姿勢などは活かしてはいけます。
でも、それを仕事にできるかといわれたら、ほぼできません。
ごくごく一部の、死ぬ気の努力は永遠に続けることができる人が、それを直接仕事にできるだけです。
しかしプログラミングは、それを直接的に仕事に活かすことができます。
だから、習い事が無駄にならないんです。
それは、すごく大きなメリットです。
需要の高いスキルでもある
そしてこのプログラミングのスキルというのは、すごく需要の高いスキルになります。
需要があまりないのであれば、それをそのまま仕事にできる可能性があるとしても、結局仕事に活かすことは難しかったりします。
やはり競争が激しくなりますから。
でも、プログラミングの需要はすごく高い。
たとえばアプリにしてもWEBにしても、それらがこの世からなくなることはありません。
むしろそれらの需要は年々高まっています。
そういう意味でも将来性の高いスキルになるんです。
だから人気だということがあります。
一人では習得できないスキル
そしてこのプログラミングのスキルは、一人では習得できません。
親がプログラマーであるとか、特殊な場合を除いては、親もそれを教えることができないものです。
当然ながら、子供が自主的にプログラミングを独学で学ぶということには無理があります。
だからこそ、プログラミングスクールの助けが必要なのです。
これが英会話などであれば、自分で教えることができる人もまずまずいるでしょう。
でもプログラミングはそうではないので、だから習い事として人気になっているという側面もあるんです。
小さいうちの方が抵抗なく覚えられる
子供をプログラミングスクールに行かせるメリットとして、小さいうちの方が覚えやすいからということが挙げられます。
誰もが経験があると思いますが、大人になるにつれて人は物覚えが悪くなるものです。
大人になると誰かに何かを教わっても、いろいろな経験から、こうした方が良いんじゃないかとか、なんでこうなるんだろうとか、余計なことばかり考えてしまって、なかなか覚えられなくなります。
しかし子供は言われたことを素直に吸収できる。
だから、子供の方が基本的に物覚えが良いんです。
簡単ではないから物覚えが良いうちにした方が良い
プログラミングを学ぶことは、決して簡単ではありません。
独学でプログラミングを学ぼうとした大人の、実に9割がとん挫するといいます。
それくらいにプログラミングというのは難しいのです。
それを、物覚えが悪くなってから学ぼうとしても、やっぱりなかなか難しいところがあります。
でも、子供のころであれば、なんとかついていけることが多いです。
そもそも子供のころは、ごくごく初歩的なことから始めることができるので、そういう意味でも覚えやすいんです。
大人になってからだと、ごくごく初歩的なところから始めると、やっぱりかかる時間が気になります。
すでに大人なわけで、それを覚えることに時間をかけていたら、年齢的に仕事に活かしたりするのは難しくなってしまうかもしれない。
だから、ついつい焦ってしまいます。
でも子供の場合にはどれだけ時間をかけても問題はありません。
余裕をもって初歩的なことから始められるんです。
その差は地味に大きいです。
子供の興味の幅を広げてあげられる
プログラミングスクールに行けば、当然ながらパソコンと接する時間が長くなります。
そして、英語にも触れることになるでしょう。
もちろん英文法などと触れ合うことはありませんが、プログラムを組む段階で、多少なりとも英語に触れることになることが多いです。
また当然、プログラミングという未知のものにも触れます。
つまり、興味を刺激するものがすごくたくさんあるんです。
もしそれをきっかけに英語にも興味をもってくれたら英語を学びたがってくれるかもしれません。
パソコンを作ってみたいと言い出すかもしれません。
もっと違うプログラミング言語も学んでみたいと言い出すかもしれません。
いろいろなことに興味をもってくれれば、もっと自主的にいろいろ学びたがる可能性が増すんです。
それはすごく大事なことです。
学習意欲は将来につながる
それがどんなものであるにしても、学習する意欲が芽生えることはすごく大切なことです。
学習する意欲が芽生えたら、今後もそうして何かに対して学習する意欲がつくようになります。
それが楽しいこととして認識されるからです。
つまり、勉強を苦にしなくなるんです。
そうなれば、将来的に学力がすごく向上する可能性は高いです。
たとえば東大生の親などは、子供勉強しろといったことはほとんどないという方が多いです。
それはやはり、自主的に勉強するような下地ができていたということにほかなりません。
自主的な学習意欲を刺激できることは、子供にとっても親にとってもメリットは大きいです。
考える力がつく
また、子供をプログラミングスクールに行かせることで、子供の考える力を鍛えてあげることができます。
それもまた、子供をプログラミングスクールに行かせるメリットです。
というのも、プログラミングでは、バグが起こることは日常茶飯事です。
そうしてトラブルがあったとき、なぜそうなったのか、この原因はどこにあるのか、それを一つ一つ考えていかないとなりません。
なかなか子供のうちは、そうしてトラブルの原因について考えることはありません。
何かミスやトラブルがあったとしても、大人にピーピー言われて終わりです。
でも、自分で作ったプログラミングでバグがあれば、なんでこうなっているのか考えていくのは当然です。
そうして他の子どもよりも考える力を鍛えていくことができるんです。
考える力も将来的に活かせるスキル
こうした考える力というのもまた、将来的に活かせるスキルになります。
特に日本人は、言われたことはできるけど自分で考えて何かをするのは苦手だという方がすごく多いです。
でもそのスキルは、社会人としてすごく求められるスキルでもあるんです。
だから、それを身に着けることによって、将来的に活きていく可能性はすごく高いです。
考える力を自然と鍛えられる機会はそうそうありません。
それを鍛えるために行かせるということも、おすすめできるくらいです。
まとめ
子供のうちにプログラミングスクールに行かせてもあまり意味はないんじゃないかと思っている方もいたかもしれません。
でもそんなことは全くなく、子供のうちならではのメリットもたくさんあるんです。
だから、子供のうちにプログラミングスクールに行かせるというのはすごくおすすめできます。
もちろん無理やりに行かせても意味はありませんが、行きたがれば活かせる価値はすごくあります。