専門学校って行かないとダメ？イラストの専門学校に行くメリットとは
イラストを仕事にしたいと思った時には、多くの方がまず専門学校への進学を考えるのではないでしょうか？
でも、イラストの専門学校は、行かないとダメなのでしょうか？
今の時代、別段専門学校に行かなくてもなんとかなりそうなものですが。
専門学校に行くメリットは何でしょう？
そこでここでは、そんなイラストの専門学校に行くメリットを紹介します。
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専門学校に行くとコネクションが出来る
イラストの専門学校に行くメリットは、コネクションが出来るというところにあるでしょう。
イラストがとんでもなく上手くて、そしてかつオリジナリティがあったり、あるいは売れ線の作風だったりしたら、別に専門学校に行かなくても、ネット等で発信し続ければいずれは仕事に繋がる可能性は高いです。
でも、誰もがそういう風なスキルを持つわけではありません。
イラストを仕事にしたいという思いは強くても、人との差別化が出来るほどのスキルがない場合も多いでしょう。
その場合、いくらネットで発信し続けても埋もれていくだけです。
ネットの世界は、人口がとにかく多いです。
人口が多い中から抜き出てくるのは、やはりトップオブトップなのです。
だから、スキルが足りなかったりしたら、永遠に闇の中にいることになるでしょう。
でも、専門学校で生きた人脈を作れば話は別です。
人とのつながりだけで仕事になる可能性もあるのです。
それが、専門学校に行くメリットです。
争う相手も少ない
専門学校の場合、ネットと比べると当然争う相手も少ないです。
だから、その中で上位のレベルに入ることも、ネットの世界で誰かに見初められるほどになることよりは簡単でしょう。
その学校の中で少し上手いレベルになれれば、生徒たちからも講師からも一目置かれるはずです。
そしてその生徒や講師から仕事に繋がったりしていくでしょうし、あるいはそこから更に人脈が広がり仕事が増えていくこともあります。
もちろん専門学校と就職先のコネクションも活かすことができます。
そのコネクションも、やはり長年の学校とその就職先との付き合いがあるからこそ生まれるもので、いきなり飛び込みで絵を持ちこんでも採用される可能性は少ないでしょう。
そういうコネクションすらも活かせるのですから、専門学校に行くのはおすすめできます。
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基礎力があがる
専門学校に行くメリットとして、基礎力が上がるという事が挙げられます。
専門学校に行かないでも、絵はかけます。
それは間違いないのですが、独学で学んでいくと、どうしてもプロとしてあたり前の基礎ができていなかったりすることがあります。
その代わり他の難しいことができたりすることもあるので、それが一概に悪いとは言えないのですが、基礎が無いよりは基礎があった方が良いには決まっています。
専門学校ではそんな基礎が学べるので、イラストを仕事にした時に、恥をかいたり足手まといになったりする可能性は少ないと言えるでしょう。
なぜ基礎が学べるのか
では、専門学校では何故基礎が学べると言えるのでしょうか？
それは、専門学校にはデッサンの試験などが無いことが多いからです。
つまり、画力を問わずに入学することが出来る学校が多いのです。
ということは当然、基礎から教えていかないとならないことになります。
だから、普通に授業を受けてさえいれば、イラストを仕事にした時に困らない基礎力が身につくと言えるのです。
ある意味ではデメリットにもなる
ただそれは、ある意味ではデメリットにもなるとは言えるでしょう。
たとえばすでに基礎がしっかりしていて、より高いレベルでイラストを描けるようになりたいと思っている人にとっては、しばらくはただの復習学習のようになる可能性があります。
もちろんそれも効果が無いとは言えませんが、高い学費を払って1年くらいただただ復習に費やすというのもいささか勿体ないところがあります。
だから、自分のレベルを良く考えて決断することをおすすめします。
モチベーションが上がりやすい
専門学校に行くメリットとして、モチベーションが上がりやすいということも挙げられます。
こういうクリエイティビティを必要とするようなものを習得するには、間違いなくモチベーションが必要です。
なにかを暗記する時のように、あまりモチベーションが上がらないけどとりあえずダラダラやっているというような感覚で修練を積んでも、全く身にならないのです。
だから日々高いモチベーションをもって過ごさないとなりませんが、一人でイラストを学んでいると、どうしてもそれができません。
ふとした時にどうしてもモチベーションがキレてしまうものなのです。
でも、専門学校に行けばそうなる可能性はひくくなると言えるでしょう。
なぜなら、同じ趣味を持った同じ志の人間がまわりにたくさんいるからです。
刺激をうけやすい環境
つまり、専門学校というのは、刺激を受けやすい環境なのです。
刺激を受けやすいからずっと高いモチベーションをキープしやすくて、勉強に励みやすいのです。
ということは当然自分のイラストのレベルもどんどん上がっていくでしょう。
もちろんまわりのレベルが高すぎて心が折れてしまう事もあるかもしれませんし、周りがみんなやる気がなさ過ぎて自分のヤル気もなくなっていくという可能性はあります。
だから、行ったら必ず良い刺激が受けられるというわけではないのですが、刺激を受けられる環境である可能性は高いでしょう。
仕事の流れも学べる
専門学校に行くメリットは、イラストを仕事にした際の仕事の流れも学べるという事もあるでしょう。
もちろんそれは、いざ仕事をし始めると勝手に学んでいけるものではあります。
でも、勝手にソレを学んでいけるにしても、先に学べた方が良いに決まっています。
いざ仕事にしてから思っていたのと違うという風になったら、経歴に傷がつく可能性が高いです。
ですがそうして経歴に傷がついたら、どうしても次の仕事は見つけづらくなるでしょう。
だから、イラストを仕事にする際の仕事の流れを学んでいけるというのは、実は意外と重要な事なのです。
プロになる意識も高まる
そういうところからも、プロになる意識が高まると言えるでしょう。
そうして意識が高まれば当然モチベーションも高まるので、熱心に絵の勉強に励めるようになるはずです。
そういう効果から見ても、仕事の流れを学ぶことは大切になります。
自信にもつながる
そしてそれは、いざ仕事をする時の自信にもつながるでしょう。
何もわからない状態で始めるとどうしてもいろいろと不安になり、自信が無いように見えるでしょう。
でも自信が無いように見える人には仕事を任せづらいですし、なかなか信頼されないはずです。
では、こうして自信をつけておくとどうでしょう。
最初からしっかりと力を発揮できて、良い仕事も任せてもらえる可能性が高くなります。
何より自信があるように見えれば、就職自体もしやすくなるでしょう。
就職できないと結局イラストを仕事にしてそれだけで食べていくのは難しくなりますから、自信をつけて就職しやすくなるというのはすごく効果的なことです。
まとめ
イラストの専門学校に行くメリットは、この様に4つあります。
確かに専門学校に行くのはそれなりのお金がかかりますし、時間もかかりますが、それだけの価値はあると言えるのではないでしょうか？
ただこのメリットをきちんと享受できるかというのは、自分にかかっているところもあります。
行くだけでこうしてメリットが享受出来るとは思わないことです。