専門学校に行くなら知っておきたい!デザインの仕事にはどんなジャンルがある?
デザインの専門学校は、数多くのものがあります。
でもそれらの多くには、それぞれ得意なジャンルがあるのです。
つまり、デザインの仕事と一口に言っても、そこにはいろいろな仕事があるということです。
その中から自分が将来進みたい道を見つけて、そこに強い専門学校に行かないとなりません。
そこでここでは、デザインの仕事のジャンルについてみていきます。
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専門学校に多いのはグラフィックとファッション
デザインの専門学校と言って、一番ヒットするのはやはり、グラフィックデザインの専門学校と、ファッションデザインの専門学校になります。
つまりデザインの仕事として最も一般的かつ人気が高いのが、グラフィックデザイナーとファッションデザイナーなのです。
実際にこれらの仕事に興味がある方も多いでしょう。
グラフィックはすべてに通じる
グラフィックデザインというのは、いうなればすべてにつながります。
たとえばファッションデザインだって、グラフィックの一部になることがありますよね。
何かのキャラクターをデザインする際には、それに服を着せないとなりません。
あるいは何かのファッション広告をデザインする際にも、同じように服をデザインしないとならないことはあるでしょう。
このように、グラフィックデザインの仕事というのは、いろいろな知識やセンスを求められる仕事になります。
ただその分なんでも屋のようになることはできるので、将来的な仕事の幅が増やしやすいという特徴はあります。
ファッションデザインは狭き門
対してファッションデザインは特化型です。
つまりほとんどそれしかできないのが、ファッションデザインなのです。
なので当然つぶしは効きません。
しかもファッションデザインの世界は、なかなか就職するのが厳しい世界でもあります。
求められる人材に対して、供給が多くあるのが現状なのです。
なので余計につぶしが効かないとならないのですが、残念ながらそれは効いていません。
だから、ファッションデザインの専門学校に行くのであれば、最悪デザインとは全然違う、ただの販売員のような仕事をすることになるかもしれないということは視野に入れて、いかないとなりません。
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WEB系のデザインは仕事が多い
次にデザインの仕事として人気が高いのは、やはりWEB系のデザインになります。
WEBデザイナーと呼ばれるこのジャンルは、とにかく仕事が多いです。
今の時代は、インターネットなしでは生きていない時代ともいえます。
そしてそれはこれからもどんどん進んでいく可能性が高いです。
そうすると当然WEBページは増えていきます。
結果、仕事はますます増えていくのです。
デザイン系の仕事の中でも安定度は抜群でしょう。
エディトリアルデザインのセンスも求められる
WEBデザインでは、本などのページをデザインするような、エディトリアルデザインのセンスも求められます。
エディトリアルデザインとは、雑誌のページなどのデザインになりますが、WEBもいうなれば雑誌のようなものであることがあります。
そこまで文字数はないかもしれませんが、まれにあるものだってあります。
結果、ただでさえ仕事があるのに、エディトリアルデザインの仕事へのつぶしもできる盤石の体制になるのです。
エディトリアルデザインの仕事は先行き不透明
ただそんなエディトリアルデザインの仕事は、先行き不透明です。
今の時代は、とにかく本が売れない時代と言われています。
それは雑誌にも当てはまります。
昔であれば、毎月のように雑誌を買っていたという方も、久しく雑誌を買っていないということも多いのではないでしょうか?
ネットの発達により、ネットメディアがかなり力をつけてきているのが現代です。
あえて雑誌を買わないでも、ネットで自分で調べればよいやという方が多くなっているのです。
あるいは自分でも気が付かないうちにそうなってしまっているのです。
いずれにしても、本や雑誌はあまり売れません。
その証拠に昔からある雑誌が休刊になったり廃刊になったりしています。
ということはつまり、エディトリアルデザインの仕事も怪しくなってきているということです。
専門学校の数も多くない
エディトリアルデザインの専門学校というものも、多くはありません。
そのことがすでに、エディトリアルデザインの仕事に就くことが難しくなっていることを示しています。
この道に進むのであれば、最悪の場合のつぶしも考えながら進んでいくことをおすすめします。
演出系のデザインの仕事もある
デザインの仕事には、演出系のデザインの仕事もあります。
たとえば、空間デザインや、そしてインテリアデザインもここに入れてもよいでしょう。
空間デザインの仕事とは、その空間そのものをデザインする仕事です。
たとえば、新しいセレクトショップの内装を考えたり。
新しいお店の出店は、永遠になくなることはないでしょう。
最近ではアマゾンなどのネットショッピングが圧倒的に強いですが、その反動で実店舗だからこそ人気になるということも増えてきています。
今後もそれがなくなることはないでしょう。
だから、比較的に将来性の高い仕事です。
インテリアデザインはもっとミクロの視点
空間デザインは、比較的にマクロの視点で考える仕事です。
しかしインテリアデザインは、同じように空間を演出するものを作る仕事でも、もっとミクロの視点です。
たとえば、椅子デザインを作ったり、テーブルデザインを作ったり。
同じように空間全体を作ることもありますが、それでもやはり規模は小さくなります。
たとえばモデルルームとか、そのくらいの範囲になるのです。
同じような演出系のデザインワークでも、こうした違いがあることは覚えておくとよいでしょう。
産業系のデザインも強い
もう一つデザインの仕事として欠かせないものがあります。
それが、産業系のデザインの仕事です。
たとえば、車のデザインだったり、何か飲み物や食べ物のデザインだったり、文房具などのデザインだったり、そんな世に出回る様々なものをデザインする仕事になります。
ここでは産業系とまとめてしまいましたが、当然ながらそれらの仕事を一人の人が全般担当するわけではありません。
車ならば車、缶ジュースならば缶ジュースと、もっと細分化されています。
ただいずれにしても、こういうデザインの仕事は将来的も安定しています。
ものがなくなることはない
確かに今は断捨離の時代であり、ものがあまり売れない時代と言われてはいます。
しかし、だからといって世の中からものがなくなることはまずありえません。
今後少なくとも数百年くらいは、ものが全く出回らなくなることはないのです。
技術が発達しすぎて、すべて脳内の中で済ますVRのような生活になるのであれば、ものがなくなる可能性はありますが、そうなることは現実的ではありません。
技術的にというよりは倫理的にそうなることはないでしょう。
だから、ものをデザインする仕事は、一生あります。
当然スキルさえあれば就職することも困難ではなくなります。
おすすめの選択肢の一つですね。
まとめ
デザインの仕事は、簡単にみてきてもこれだけのものがあります。
そして実際にはまだまだたくさんあります。
専門学校に行く前にしっかりとジャンルを決めておかないと大変だというのは、こうしたことからもわかるでしょう。
ぜひこれらのことを参考に自分は何でデザイナーになりたいのか、よく考えてみてください。
そして後悔のない選択をしてください。