将来はアニメ業界に入りたい、ではまずどうすれば? 専門学校で学ぼう!
子供の頃からアニメを見て育って、見るだけでは足りなくなってもう将来はアニメ業界に入りたいと、切実に思う人も少ない無いはずです。
実際テレビのアニメを見てそれがきっかけで、アニメーターになる人は多いのです。
しかしそういった場合、まず何をすれば良いのか迷ってしまいますね。
直接アニメ会社に言っても勿論、受け付けてくれるはずもありません。
ここはやはり、専門学校の門をたたくのが一番ですね。
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目次
アニメーターになりたいけど何を一番にすれば良いのか
なりたいだけではどう言った仕事にも就けません。
例えば普通の会社勤めでも、それなりの知識があって入れるのです。
特にアニメ制作のような特殊な業界の場合、即戦力になれる人が求められるわけです。
となると、それだけの技術をまず身につけておかなくてはなりません。
昔なら独学で必死に学んで、そのアニメ原画を持ち込んで見てもらうという手もありました。
個人制作のアニメ会社なら、取り敢えず雇ってもらって習いながら一人前になるという手も、ありました。
しかし現在ではまずそのようなやり方が通用しません。
最低限の技術、できれば即戦力になれる技術を身に着けてからでないと、まず制作会社には受け付けてもらえないのです。
加えて、紹介もなしに行ってもまず、受付でUターンさせられてしまうことにもなります。
アニメーターになる場合の一番にやりたいことは、技術を学ぶこととアニメ会社への推薦を得ることですね。
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アニメの専門学校へ入ることは近道?
さて右も左も分からない状態で、でもアニメを作ることに関わりたいという情熱は充分にある場合、ここは専門学校に入って技術など学ぶのがおすすめです。
普段からイラストは描いてるし結構いい線いってると思う
イラストを描いたりすることは、普通の生活の中でも出来ますし、技術はかなり向上させることが出来ます。
しかしきちんとしたデッサンに基づいて、人体や風景を描くには、やはりそれなりの専門的な実習が必要になります。
これらは中々自分の独学では出来ないことです。
加えてアニメの絵と普通のイラストではいささか技術的にも違ってきます。
そのあたりをしっかり学ぶにも、やはり専門学校に入ることがおすすめです。
基礎だけでなく今流行の絵柄も
基礎は本当に重要なものです。
これがないと、始まりません。
しかしその後それを活かして、はやりの絵柄などにも持っていかなくてはいけません。
独学だとどうしても、自分の絵柄だけになってしまい、融通がきかなくなってしまいます。
すぐに絵柄に対応できるように、応用が効くように幾つものテクニックを学んでおかないと、1つの絵柄だけに凝り固まってしまうのです。
そうならないためにも、専門学校の授業で応用を学んでおきたいものです。
卒業後の就職先は紹介してもらえる?
専門学校の特徴で、最もありがたいのがこれ、卒業後の就職先の斡旋です。
業界に知り合いや友達、もしくは肉親が入ればまだしも、普通はそういったコネはなかなかないものです。
つまりいきなり受付に行って、ここで働きたいと言っても、まず受け付けてもらえないのは当たり前です。
学校を卒業すれば、学校側から就職の斡旋をある程度してもらえますから、少なくとも門前払いには合わなくて済みますね。
まあこの時も、成績が良ければと言う条件がつきますので、一生懸命授業と課題に取り組むことをおすすめします。
専門学校に入るのにやはり費用はかかる?
当たり前といえばそれまでですが、専門学校に入るためにはそれなりの費用が必要です。
もし高校卒業後すぐにアニメの専門学校に進みたい場合、親が賛成してくれれば費用は出してもらえますが、そうでない場合自費で頑張るしかありません。
バイト可能の高校なら、高校時代にしっかり稼いでおくことです。
また専門学校に進学後も、バイトと学校の両立をしていくのを覚悟しておかなくてはなりません。
自分の本当にやりたいことのためなら、多少の苦労はして当たり前です。
未来を夢見て、必死に頑張ってみてください。
この生活が肥やしになって、何時かその経験でまた何かの花が開くかもしれません。
費用の面は、各学校によって違いますので、しっかりと確認してください。
また値段だけで選ばずに、しっかりと授業の内容も把握して選ぶようにしてくださいね。
専門学校に入る時に注意しておきたい、また把握しておきたいこと
専門学校に入れば、全て条件クリアというわけではありません。
せめて高校は卒業してから
こういった特殊業界の一番の問題は、もし止めた時に潰しが効かないということです。
専門学校に入ってアニメを専門に学んで後、アニメーターになれたとしてもその後、何かあって止めた後の潰しのことです。
なのでせめて高校は卒業してから、専門学校に進学をしてください。
中学校卒だと本当に潰しが効きません。
高校卒業していれば、何とか他の職種につくことも出来ます。
また学生時代にバイトをしていれば、その経験を活かすことも出来ます。
最低、高校卒業してから専門学校に入学をおすすめします。
専門学校では資格は取れません
学校というと、何かの資格が取れるという感じがしますね。
実際に、国家資格などの取れる専門学校も多くあります。
しかしアニメの専門学校は、特に資格が取れるわけではありません。
単にその学校の卒業の記録が残るだけです。
そこもしっかりと把握して、入学してください。
全員が就職できるという保障はない
卒業後に就職先、アニメの制作会社を紹介してくれるというのは、学校に入っていることによって得られる最大のメリットです。
がしかしこのメリットも、全員に与えられるわけではありません。
他の学校でも同じですが、やはり成績上位の何人かが優先されることは、仕方のないことです。
また同じく紹介されてアニメ会社に面接に行っても、そこにもすでに学校から成績に関するあれこれも行っているので、相手にもまるわかり状態なのです。
面接時に頑張っても、手遅れということですね。
学生の身分に甘えずに、必死に学んでいい成績を取っておかなくては、やはり就職も難しいということです。
学生であることに甘えずにしっかりと学ぼう
アニメの専門学校に入って、さあこれで安心あとは授業に出ていればいい、と慢心せずにいることが何よりも大事です。
学校に入ったその時から、戦いが始まっていると思ってください。
しっかりと技術を身に着けて、バイトなどで世間の渡り方も身につけて、一瞬たりとも時間を無駄にしないようにしたいものです。
そのすべての経験と頑張りが、その先に通じることを忘れないでください。
独学でやっている人はかなり必死です。
自分の技術とセンスだけで勝負をかけてきます。
対して専門学校の場合、技術やセンスの磨き方は学校側から多く提供されます。
提供されたものを自分の身につけて、その上でそれ以上に磨き立てないと、独学の人に打倒されてしまいます。
学生であることに甘えずに、必死に日々を送ってください。
そうすればそれだけの見返りが返ってきます。
学校で学ぶことを消化しつつ、それを充分に取り込めば夢がきっと叶うはずです。
まとめ
何によらず、学生というのは非常にいい身分です。
学生という身分保障はされていますし、後は遊ぶも学ぶも自分次第です。
普通の学校ならそれで良いのでしょうが、自分の夢をかなえるために入るアニメの専門学校です。
習うだけでなく、自分で学ぶということも忘れずにいてください。
切磋琢磨ししただけのことは、必ず見返りがありますよ。