次世代型ノートPC複合型タブレット端末の決定版・YOGA BOOKのご紹介。

2017年4月10日タブレット端末

Lenovo 2in1 タブレット YOGA BOOK ZA150019JP /Windows 10/Office Mobile搭載/4GB/64GB/10.1インチ

NECから発売されているタブレット端末シリーズ「YOGA」といえば、国内メーカーで格安・安心して使えるタブレットとしてひそかに人気を集めていました。

そのシリーズにも、現在最上位モデルである「YOGA BOOK」が満を持して登場しています。

実はこれ、通販サイトでも売り切れ続出の大人気。

今回は筆者の体験も交えて、そのすごさをお伝えします。

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YOGA BOOKのスペック

YOGA BOOKは、NECのタブレットシリーズ「YOGA Tablet」の後継機として発売されたものです。

早速、まずはスペックの紹介を公式サイトよりさせていただきます。

  1. OS:Android6.0/Win10
  2. CPU/メモリー:インテルAtom x5-Z8550プロセッサ
  3. 64GBフラッシュメモリ
  4. Wi-Fiモデル/Wi-Fi&LTEモデル
  5. サイズ:10.1インチ
  6. 重量:690g

以上のようになっています。

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秘密はキーボードにあり

YOGA BOOK最大の秘密は「キーボード」。

一体どんな工夫がされているのでしょうか。

TinkPadのノウハウをぎっしりと

NECのノートパソコンに採用され、根強い支持を受け続けていたキーボード「TinkPad」。

YOGA BOOKは、その技術を継承して作られたものです。

後にも紹介しますが、商品開発の裏には、このような考えがありました。

「タブレット端末市場は頭打ちになっている」そこで、通常のタブレット以上の機能を求めてつくられたのが、このノートPC複合型タブレットでした。

タッチパッド上に表示されるキーボードは、TinkPadにほぼ準拠しています。

商品開発の際、一般モニターを含む1000人以上に打鍵を試してもらい、ノートパソコンとの比較を重ねたと言います。

NEC製品に慣れ親しんでいるユーザーであればなおのこと、違和感なく取り扱えるように粋を凝らされているそうです。

そして、最も特筆すべきなのは「タイピングエラー」を極限まで減らしたこと。

YOGA BOOKのキーボードは「スクリーンキーボード」と呼ばれるもので、言うまでもなく、あくまでもスクリーン上に表示されているキーボードの上を指で叩く、という形態のものです。

むしろこれであるからこそ実現できたというのが、「複数キーを同時に押してしまったときのイライラ感の解消」。

皆さんも、デスクトップ・ノートパソコン等で入力操作をする際、タッチ時に同時にキーを押してしまいミスタイプでイラッとなる…という経験は、大なり小なりあると思います。

YOGA BOOKは、タイピング検出機能にユーザーの手癖・アルゴリズムを学習させ、複数キーが同時に押された場合「どのキーを押しているのか」をかなり精緻に感知するように出来ています。

これにより、タブレット端末の複合機能であるという立ち位置でありながら、タイピングの正確さ・快適さを実現しているのです。

恐るべき打鍵感とセキュリティ

では、ここまで紹介してきたYOGA BOOKのキーボードの実際の感触…物理的に触ってみたときの印象はどうなのでしょうか?

筆者も実際に試してみましたが、確かに、物理キーボードに親しんでいるかたにとっては違和感があるかもしれません。

打鍵のたびの僅かな振動・そしてレスポンスの速さ…それらが徐々に違和感を取り去ってくれます。

また、「キーロガー」などと呼ばれる、キーボード操作から個人情報を盗み出すスパイウェアに対しても、十分な注意が払われています。

前述したタイピング検出・学習機能は、OS依存のものではなく、タッチパッド側で処理を行っています。

そのため、OSがウイルス・スパイウェアに感染したとしてもタイピングを検出することまではできません。

付け加えれば、OSが入っている部分とタッチ部分の処理をそれぞれ独立させることにより、万が一の故障の際も修理手順が非常に簡単になっています。

モード切替による利便性

これまでずっと「キーボードの利便性」、つまりはノートパソコンとしての使い方のお話をしてきましたが、このタブレット端末はそれにとどまりません。

次世代機として、色々な使い方ができます。

通常のタブレットとして

ノートPC型をしていますが、キーボードの表示されるスクリーンを反対側に折り曲げると、画面に直接入力することのできるタブレットとして利用できます。

サイズが大きめのため、「スペースがない」「ひとまずタブレットとして簡単な操作がしたい」などといったニーズにも対応することが出来ます。

また、折り返した状態でスタンドのように画面を立てれば、動画鑑賞などにも使えます。

就寝前のリラックスシーンなどでも活用できますね。

タッチ部分の応用

タッチ部分にキーボードが表示されて使えることは前置きしましたが、使い方はそれにとどまりません。

この端末を購入した際、専用の入力ペンがついています。

スクリーンに表示されているキーボードをオフにすれば、筆圧感度2048レベルのペン入力モードに早変わり。

これは、一般的なクリエイター向けペンタブレット端末とほとんど変わらない性能なので、イラスト製作などにも十分活用することが出来ます。

添付されているBook Padという用紙を使い、入力部分の上に乗せて筆記していけば、そのままタブレット端末に転送されていきます。

この状態で画像ファイルとして保存することも可能ですし、PDFファイルに変換することもできます。

勿論、作成したファイルは、タブレット上のあらゆるアプリで取り扱うことができますので、まさに可能性は無限大。

その他のメリット

実際にこのタブレット端末を手に取ってみると、とても"2画面"あるように思えばないほど薄く・軽いです。

公式の情報によると、折りたたんだ状態の厚みがわずか4.05mm。

重さもAppleの最新モデルなどと比較すると、300g以上も軽量です。

アルミ製のしっかりとしたつくりで、ハードに使いまわすビジネスパーソンにもおすすめできます。

本体にはSDカードスロットがあり、拡張性も抜群。

連続駆動時間は15時間と長く、旅先やドライブ中に…というシーンにもぴったり合います。

お得な入手手段

最後に、お値段のご紹介をさせていただきます。

現在Lenovo公式通販サイトによると、42984円~58771円。

これだけでも、次世代型ノート&タブレット複合機としては非常にお得感がありますが、さらに耳寄りな情報があります。

上記サイトで購入する場合、会員登録をすることで、Winモデルに限り10%前後の割引クーポンが適用されます。

Androidモデルも、期間限定でクーポンが配布されるときがあるとのことなので、検討中のかたは会員登録しておいて間違いなしでしょう。

使用感を確かめてからのご購入の場合、ビッグカメラなどの大型家電店がおすすめですが、基本的にはどの通販サイトで購入してもそれほど価格差はありません。

付属品が豊富であるため、追加で購入しなければならないアクセサリーはほとんどなく、本体だけで十分使いまわせます。

そういった意味でも、非常にお得な商品と言えるでしょう。

まとめ

YOGA BOOKは、他の対抗端末に比べてはるかに安いお値段で、ノート複合型タブレット端末を体験できる素晴らしい製品です。

ただそれだけでなく、ユーザーが実際に触れるキーボード含む入力装置・外形的な使い勝手のよさにも研究に研究を重ねられ、対抗製品に負けない利便性を追求しているのが、これの特徴です。

1台目のモバイルデバイスが欲しい方にも、ガンガン使いまわすビジネスパーソンにも、おすすめできる逸品です。






2017年4月10日タブレット端末