液タブの作業が捗らないときの対処法は? おすすめ対策5選
液タブで絵を描いていると、「どうもやりにくい」といった不満を感じてしまうことがあります。
そんなときは、何かしら理由があるものです。
スムーズな作業を妨げる要素があると、どうしても進みが悪くなってしまいます。
サクサクと思い通りに作業を進めるためには、デメリットになる要素を潰しておくことが大切です。
では、その方法について、詳しく説明していきましょう。
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広い机を使う
液タブの作業を妨げる要素としては、まずスペースの問題があります。
設置する机の上が狭いと、快適に絵を描くことができません。
初心者だと、「液タブが乗るならそれでいいのでは?」と考えてしまうこともありますが、狭さは意外と気になってしまうものです。
これには、液タブの周囲に置くものが影響しています。
絵を描くときは資料が必要になることも多く、液タブだけポツンと置けばよいわけではありません。
そのため、スペースが狭いと、置くところをうまく確保することができず、困ってしまうのです。
作業が滞ることを防ぐためには、なるべく広い机を使うようにしましょう。
スペースに余裕があれば、大事な資料をしっかりと並べることができます。
机の上を整理する
スペースが広い机を使っていると、整理整頓がしやすくなります。
これも、作業を妨げないためには重要なことです。
きちんと整理できていれば、資料の置き場所に困ることもありません。
ゴチャゴチャした机だと、本を重ねて置かなければならないことも多く、入れ替えを煩わしく感じたりするものです。
資料の入れ替えのために、いちいち手が止まるようだと、イライラしてしまうこともあります。
そうしたデメリットを防ぐためにも、机の広さはしっかりチェックしておきましょう。
狭さで困っているようなら、別の机に変えることも検討してみてください。
L字型
机といえば、普通の四角いものをイメージすることも多いですが、広いことを優先するなら、他のタイプにも注目してみましょう。
L字型の机は大きめにできているので、かなりゆったりと使うことができます。
通常の四角いタイプと違い、囲まれたような状態で作業できることもメリットのひとつです。
部屋のスペースが許すようなら、L字型も視野に入れてみてください。
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見やすく配置する
広い机を使っていても、配置によっては、作業しにくいように感じることがあります。
そのため、適当に置いてしまうのはよくありません。
不便な点がないかしっかりチェックして、作業が捗るような配置にしましょう。
モニタが隠れるのはNG
配置で注意しておきたいのは、液タブでモニタが隠れてしまうことです。
液タブは、スタンドを使って少し立てておくこともできますが、そのとき奥に液晶モニタがあると、すっかり重なってしまうことがあります。
快適な作業を妨げないようにするなら、そうした配置は避けるべきです。
置き方を工夫して、モニタの方も見やすくなるようにしましょう。
棚や昇降機能を利用
液タブとモニタが被らないようにするなら、奥の方を少し高くする方法がおすすめです。
棚のある机なら、モニタを乗せておくことで、うまい具合に液タブとの重なりを回避できます。
また、奥の方を上げることができる机も便利です。
その機能で段差をつくるようにすると、液タブとモニタを前後に並べても、見にくくなることはありません。
便利な机をチェックして、描きやすい環境を整えるようにしましょう。
机の高さを合わせる
机の高さは、描きやすくするための重要な要素になります。
自分に合わない高さで無理に描こうとしても、快適な作業はできません。
広さや配置に気を配るのであれば、高さも忘れずにチェックしておくようにしましょう。
腕や肩の負担を軽減
机が高すぎる場合、腕や肩を不自然に上げたまま描かなければなりません。
そうなると、すぐに疲れてしまいます。
また、肩を上げたままの状態が長く続くことは、肩こりの原因にもなります。
こうした失敗は、デスクワークで合わない机を使ったときも起こりがちなことです。
少しでも作業しやすくするためには、腕や肩の上がらない机を選ぶようにしてください。
調整可能なものを
机の高さによるデメリットを防ぐには、好きなように調整できる機能が便利です。
その機能を使い、自分が最も使いやすく感じる高さにしておけば、体への負担が少なくなり、スラスラと描けるようになります。
少し長めに作業するときも、疲れにくくなるのです。
これから机を購入するなら、調整機能をしっかり確認しておきましょう。
滑りを抑える
液タブを乗せる机に問題がなくても、ペンがやたらと滑るようなときは、描きにくさを感じることがあります。
あまり滑るようだと、線が余計なところまで伸びてしまうことも多く、なかなか思い通りに描くことができません。
そうなれば、何度もやり直さなければならず、作業が滞るようになるのです。
スムーズに描くためには、滑りすぎないような対策をしていきましょう。
フィルムを貼る
液タブの表面が滑りすぎるときは、滑りにくいフィルムを表面に貼り付けてしまいましょう。
保護フィルムは、画面を守るためだけでなく、書き味を変えたいときにも役立つアイテムです。
紙に近い感触になるフィルムもあるので、ぜひ試してみてください。
ペン先を変える
液タブは、ペン先を交換することができます。
そのため、滑りにくいものに付け替えることも、描きやすくするための有効な方法になります。
標準でついているペン先は、プラスチック製で滑りを感じやすく感じたりするものです。
そんなときは、他のタイプをチェックしてみましょう。
画面の上を滑らせたときに少し抵抗があるタイプだと、ちょうどよい書き味になります。
描きやすい角度で置く
置くときの角度が合っていないときも、描きにくさを感じることがあります。
そのため、無造作に置いてそのまま描き続けるのは、あまりよくない方法です。
描きにくさを感じるときは、角度を調整して使うようにしましょう。
先述したように、スタンドを使えば立てることもできるので、描きやすくなる角度を探してみてください。
視差が気にならない角度
液タブは、パネルを1枚挟んだ状態でペンを当てるため、角度によっては微妙なずれを感じることがあります。
それが、視差と呼ばれるものです。
角度の調整を行うときは、視差の有無をしっかりチェックするようにしてください。
最近の液タブは視差のデメリットを抑えたものが多くなっていますが、油断して適当に使っていると、少し気になってしまうこともあります。
視差によるずれを感じない角度に調整し、スムーズに作業を進めていきましょう。
安すぎる製品に注意
液タブの中には、他の製品と比べてく極端に安いものがあったりします。
お金がないときは助かるものですが、その性能には注意が必要です。
安くするために、いろいろと便利な機能を省いていることがあるのです。
視差を軽減する機能も、例外ではありません。
最近の液タブなら、視差にもしっかり配慮しているものですが、安すぎる製品は、そこまで行き届いていないことがあります。
なるべく描きやすい液タブを使うなら、安すぎるものは避けるようにしましょう。
まとめ
液タブの作業がなかなか捗らないときは、かなりストレスを感じてしまうこともあります。
そうなると、絵を描く時間が苦痛になってくることも多いのです。
いつでも快適に、なおかつ楽しく絵を描くためには、ここで紹介した対処法を試してみてください。
デメリットになる要素を省いていけば、描きにくさを感じなくなり、作業がどんどん進むようになります。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/create-desk/
https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/tip2/
https://esinote.com/blog/5375.html
https://oekaki-zukan.com/articles/8151
https://illust-info.xyz/ekitab-pentab-chigai/
https://rebellious-painter.academy.jp/2016/09/22/post-21/
https://notozeki.works/blog/first-year-review-of-cintiq-13hd/
https://pentablet.club/tebukuro
https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/create-desk/