液タブは夏どうしたらいい?汗対策と熱対策をしりましょう
液タブはイラストを描くのにとても便利なツールではありますが、愛用者の中には夏の季節は使いにくいと悩んでいる人が少なくありません。
その理由は汗と熱です。
液タブを夏に快適に使うためのコツを紹介します。
とくに熱対策については正確に知ることで液タブ自体の寿命を延ばすことにもつながります。
ちょっとの工夫で液タブがますます便利になります。
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目次
汗をかくと液タブを使いにくい
夏は汗をかく季節です。
ただでさえ蒸し暑い部屋で発熱している液タブをつかっていると手やうでに汗をかいてしまいます。
汗でベタベタした手や腕は不快な上に、ディスプレイが汗で汚れたり、滑りが悪くなったり、反応が悪くなったりしてとてもつかいづらくなってしまいます。
集中力も途絶えがちになってしまうでしょう。
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汗対策には日よけ用のアームカバーが最強
液タブを使用するときの汗対策はいろいろあります。
薄い作業用手袋の指先を切り落としたり、腕にタオルを巻いたり、ハンカチを腕の下にしいたりする方法が有名です。
しかし、手袋の指先を切り落とすとしばらくするとそこからほつれてきます。
また、腕にタオルを巻くと腕が熱くなって不愉快な上、うごかしにくくなってしまいます。
ハンカチを腕の下に置いておくとハンカチがずれてしまいがちです。
また、ディスプレイも見えにくくなってしまい不便です。
そこでおすすめなのが日よけ用のアームカバーです。
事務作業用のアームカバーと違って手のひらや甲まで覆ってくれるところがとても使いやすいです。
日よけ用のアームカバーは基本的に夏に使う物なので通気性も抜群です。
腕をカバーし、汗を適度に吸収してくれます。
特に冷感素材は快適につかうことができるでしょう。
二の腕まで覆う物や手組までのもの、肘までのものなど様々なタイプがアームカバーにはありますが、液タブの汗対策ならば手首よりも少し長いくらいのものがおすすめです。
長すぎるアームカバーは着脱が面倒ですし、暑くなってしまいます。
日よけ用のアームカバーは100円ショップでも購入できるのでとってもお得です。
汚れたり汗をたっぷり吸ったりしたら洗濯も可能ですし、買い替えもそれほど負担になりません。
液タブの熱対策は液タブの寿命を延ばす
液タブは精密機器であまり熱には強くありません。
しかし、室温が高かったり湿度が高かったりするところで長時間液タブを使っていると温度が上がってしまいます。
液タブの温度があがることですぐにその場で故障することはありません。
しかし、反応が悪くなってしまうことがあります。
フリーズや再起動を繰り返すことになる場合も多いです。
また、バッテリーに負荷をかけるのでバッテリーの寿命が短くなってしまうことにもなります。
バッテリーの交換は多額費用がかかったり、すぐには出来なかったりする場合もあります。
その場合、何日も液タブを使えなくなってしまうリスクもあります。
熱によるダメージが積み重なることによって液タブそのものの寿命も短くなってしまいかねません。
なにより熱くなっている液タブは使いにくいです。
夏は液タブの熱対策をしっかりと行うようにしましょう。
熱対策をしっかりと行えば液タブを快適に使うことが出来る上に寿命も伸ばすことが出来ます。
ほとんどの液タブは40度、あるいは45度を超えると不具合が起こったり劣化が促進されたりします。
長時間の使用を避ける熱対策
簡単にできる液タブの熱対策の方法は長時間の使用を避けることです。
液タブが熱くなってきたなと思ったら液タブを一旦休ませましょう。
使用者も少し液タブから離れることでリフレッシュでき、また液タブでの作業に集中することができるようになります。
液タブの必要のない機能はオフにする
1つ1つはそれほど負荷の大きなものでなくても多重に軌道させていると液タブに負荷をかけてしまいます。
必要のない機能はオフにしておきましょう。
バッテリーのヘリも防ぐことが出来ます。
液タブの充電中は操作をしない
充電中に液タブの操作をするとバッテリーへの負荷が大きくなってしまいます。
液タブを充電したままの操作は避けるようにしましょう。
特に負荷の大きな操作はおすすめしません。
液タブを充電する場合は温度が下がってから
液タブが熱くなっている時に充電をすると余計に熱くなってしまいます。
つまり、液タブの劣化が促進されてしまいます。
液タブを充電させたい時には十分に温度が下がっている状態で行うようにしましょう。
その方が短時間で充電することが出来ます。
液タブのケースを外す
ケースを付けることで液タブを衝撃やほこりから守ることが出来ます。
しかし、ケースをすることで液タブの中に熱がこもってしまいやすくなります。
液タブが熱くなってしまったときにはケースを外して温度を下げるのがおすすめです。
また、あまり熱のこもらないケースを探すことも大切です。
アルミ製のカバーは熱伝導率が高いので液タブの熱を外に放出しやすいです。
一方、シリコン製のケースや人工革製のケースは熱を溜めこみやすいので熱は不向きです。
液タブを高温に置かない
外気温が高いのは液タブに負荷をかけます。
夏に使用する場合はなるべくエアコンの効いた部屋で行うようにしましょう。
また、車の中に放置したり、部屋の窓辺など直射日光の当たる場所においたりしないようにしましょう。
専用のシートで液タブを放熱させる
液タブの裏に薄型の放熱シートや冷却シールなどを貼ると、温度の上昇を防ぎ、上がり過ぎた熱を外部に放出してくれます。
一方、これらのシートはそれなりに目立ちます。
また、シートの能力にも限界があるのでこれさえ張っておけば大丈夫というものでもありません。
過信は禁物です。
ファンで送風をする
小型のサーキュレーターやファン付きのスタンドを使って放熱をします。
向きを工夫すれば液タブだけでなく、自分も涼しくなれます。
USBポートが付いている場合は使い終わったらパソコンに繋いで充電もできます。
保冷剤で液タブを冷やす
保冷剤を使って液タブを冷やします。
ただし、カチンコチンに凍った状態で使ってはいけません。
急激に液タブを冷やすと劣化が早まりますし、結露の原因にもなります。
保冷剤はひんやり冷たい状態、あるいは常温で使いましょう。
常温でもかなり液タブの熱を吸収してくれます。
液タブを持ち運ぶ場合は保冷剤も一緒に携帯するのがおすすめです。
家で液タブを使うことが多く、熱に悩まされているのならば氷枕がおすすめです。
液タブをすっぽりと覆ってくれて熱を吸収してくれるでしょう。
常温で充分ですが、野菜室でほどよく冷やしておくと効果倍増です。
液タブを急激に冷やすのは絶対にダメ
液タブが熱くなってしまったからと言って急激に冷やすのは絶対にやってはいけないことです。
急激な温度変化は液タブに大きな負荷をかけ、劣化を早めてしまいます。
また、結露が原因で故障してしまうこともあります。
冷蔵庫の中に液タブをいれたり、カチコチに凍らせた保冷剤で冷やしたりするのは絶対に避けましょう。
まとめ
液タブは夏になると手が汗ばんでしまったり、発熱しやすくなってしまったりして使いにくくなってしまいます。
汗対策には日よけ用のアームカバーがとてもおすすめです。
熱対策は暑くならない工夫や放熱させる工夫などいろいろあります。
発熱を放置しておくと寿命が短くなってしまいます。
ただし、液タブを冷やすとき、急激に冷やしてはいけません。