液晶テレビとブラウン管テレビは電気代でどれくらい違う?
一昔前であれば、ブラウン管のテレビを使用している方もたくさんいました。
でも今では、ほとんどの方が液晶テレビを使用していることでしょう。
この液晶テレビとブラウン管テレビは、電気代においてどのくらい違いがあるのでしょうか?
その差が大きければ、未だにブラウン管テレビを使用している方も、液晶テレビに買い換えたくなるでしょう。
だいたい倍くらい違う
まず結論から見ていくと、液晶テレビとブラウン管テレビの電気代の違いは、だいたい倍くらいだと言えます。
液晶テレビの方が画面が綺麗ですし、画面の大きさもブラウン管テレビと比べると大きいです。
だから、液晶テレビの方が電気代が高いと思う方もいるかもしれません。
でも基本的には、液晶テレビとブラウン管テレビでは、ブラウン管テレビの方が電気代は高いのです。
つまり、液晶テレビの電気代は、ブラウン管のテレビの半額くらいになるのです。
そう聞くと、未だにブラウン管テレビを使用している方も、液晶テレビに買い換えたくなったのではないでしょうか?
ただ意外と差は大きくない
ただ、残念なことに液晶テレビであっても、その倍くらいの電気代がかかるといえるブラウン管のテレビであっても、そもそも電気代は大してたかくないと言えます。
もちろんサイズ感によっては多少高くなることはあります。
でもせいぜい1時間に10円しない程度になるでしょう。
そしてそもそも、ブラウン管のテレビにはそんなに大きいサイズのものは多くはありません。
だから未だに液晶テレビを使用しているという方の多くは、たしかに同じサイズの液晶テレビを使用していることに比べたら電気代は高いと言えますが、実際には10円することすらめったにないと言えます。
平均するとだいたい5円とかそれくらいになるでしょう。
たかくても一日80円くらい
ブラウン管の、電気代が高い方のテレビを一日中つけていたらだいたい1日80円くらいかかると言えます。
一日中つけているとは言っても寝ている時間はつけないでしょうし、せいぜい実際には15時間くらいになるでしょう。
だから5かける15で75。
それにちょっと誤差があったとしても、80円くらいになります。
これの半額になるわけですから、液晶テレビの場合はだいたい一日中つけていた時の金額は40円くらいになるでしょう。
液晶テレビとブラウン管のテレビで電気代が半額になるとは言っても、このくらいの差なのです。
1年間での差は多くても15000円くらい
では、液晶テレビとブラウン管のテレビでの一年間の電気代の差は、最大でどのくらいになるでしょうか?
液晶テレビとブラウン管のテレビを一日中つけていた時の金額の差はだいたい40円くらいになります。
基本的には毎日15時間もテレビをつけているという家はあまりないでしょう。
でもたとえば、専業主婦の方がいたりして、その方が常にテレビがついていないと寂しいと感じる人だったりしたら、それくらいつけていることもあるかもしれません。
そうして一年間毎日15時間つけていたとしても、その差額は15000円程度になります。
それは、決してそこまで大きな金額の差ではないと言えるでしょう。
ただ、もし本当に毎日それくらいテレビを見るのであれば、買い換える価値はあります。
買い換えることは十分おすすめできるでしょう。
見れば見るほど差額は広がる
ブラウン管と液晶テレビの電気代の差額は、見れば見るほどに大きくなっていくといえます。
逆に見ないのであれば、その分だけ電気代の差額は小さくなっていってしまいます。
たくさんテレビを見るなら、15000円くらいという、その最大差額に近づいてくるわけですから、買い換えるのはありでしょう。
でもたとえば一日2時間くらいしかテレビを見ないというのであれば、日々の差額は5円です。
つまり一年間の差額は2000円前後になるでしょう。
その2000円前後のために買い換えるというのは、あまり得策とは言えません。
だから、その場合には電気代を理由に買い換えるのはおすすめできません。
もっとも、電気代以外が理由の買い換えならば大いにおすすめできますが。
画質も全然違いますし、機能的にも雲泥の差になりますから。
本体の差額が意外と大きい
あまりテレビを見なくて、たとえ差額がそこまで大きくなくても、電気代が半額になるのであれば、無条件で液晶テレビに買い換えた方がお得なのではないかと思う方もいるかもしれません。
たしかに、電気代だけで考えるのであれば、たとえ差額が少なくても、電気代が半額になる液晶テレビを選んだ方がよいでしょう。
しかし、液晶テレビはなにもタダで手に入るわけではありません。
つまり、ブラウン管から液晶テレビに買い換えていく際には、当然ながらその液晶テレビの本体の代金がかかるのです。
そしてその液晶テレビの本体の代金は、決して安くはありません。
5万くらいはすることが多い
液晶テレビは、もちろんブランドやサイズ感にもよりますが、だいたい5万円くらいすることが多いと言えます。
それは決して安い金額ではないでしょう。
もし、毎日15時間くらいテレビを見るのであれば、だいたい3年ちょっとで元を取ることができます。
そこからは、液晶テレビの方がお得になります。
もちろんそれまでに液晶テレビが壊れてしまっていたら、完全に損になりますが、基本的には液晶テレビは3年は余裕で持つと言えます。
だいたい10年くらいは持つことが多いです。
だから、結果的にかなりお得になるでしょう。
それならば買い換えない手はありません。
あまり見ないと回収できない
でも、あまりテレビを見ない場合はどうでしょう。
たとえば上記のように一日二時間くらいしかみないのであれば、一年間で2000円くらいしかかわりません。
ということは、10年その液晶テレビを使用しても、本体が5万円くらいしていたら、3万円くらい損していることになります。
だからやはり電気代だけが目的ならば、あまりテレビを見ない方には、買い換えるのはあまりおすすめしません。
ライフスタイルに応じて考えるべき
そういうことがあるので、実際に液晶テレビに買い換えるべきか、それともブラウン管のテレビのまま粘るべきかというのは、ライフスタイルに応じて考えるべきだと言えます。
そうでないと、正しく自分が得をする選択はできなくなるでしょう。
電気代にだけに盲目的に目を向けるのではなく、しっかりと本体代などのほかにかかる費用も考えて計算していけば、どうするのが損をしない選択かというのは簡単に見つけていけるでしょう。
もちろん、実際には電気代が特別やすいような液晶テレビもありますから、ここでの計算の額以上の差額が出ることもあります。
ただ、テレビを見る時間が長いライフスタイルの人であればあるほど、買い換えた方がお得になるということには変わりはありません。
だから、そういう方は、買い換えていくといいでしょう。
たしかに最初にこそ大きく費用はかかりますが、最終的に大きな差になるのですから、最初に費用をかけるだけの効果は得られると言えますから。
まとめ
液晶テレビとブラウン菅のテレビの電気代の差額は、だいたい倍になります。
それは、ブラウン菅のテレビが液晶テレビよりも倍くらい電気代がかかるということです。
だからといって盲目的に買い換えるのでなく、しっかりとライフスタイルに応じて計算してかんがえて、そして自分が損をしない方を選択していくと良いでしょう。