液晶テレビはテレビ台なしで設置できる? 台を使わないときの4つの注目ポイント

液晶テレビ

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液晶テレビを設置するときは、通常であれば、テレビ台を利用することになります。

まずテレビ台を用意して、その上に液晶テレビを乗せるというのが、よくある設置方法です。

しかし、「テレビ台は本当に必要だろうか?」という疑問を感じてしまうこともあります。

場合によっては、テレビ台が邪魔になってしまうこともあるため、あえて使わない方法を考えたくなることもあるのです。

では、テレビ台を使用しない設置方法について、注目しておきたいポイントを紹介しましょう。

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床に座るならテレビ台はいらない

液晶テレビを見るときの座り方は、人によって異なります。

ソファに座る人や、ベッドに腰かけて見る人など、使う部屋の環境によっても、さまざまな違いが出てくるものです。

その中には、床に座って見るという方法もありますが、その場合は、テレビ台を使わない置き方が適しています。

なぜなら、床に座った状態でテレビ台を使っていると、液晶テレビの位置が高くなりすぎることがあるからです。

そうなると、普通にテレビを見ているつもりでも、疲れやすくなってしまいます。

液晶テレビの画面は、どの位置から見てもよいわけではありません。

床からテレビ台の上の画面を見たときのように、下から見上げるような状態になると、目に負担をかけてしまうのです。

これを避けるには、目線が画面の中央になるか、10~15度くらい下を向くようにしておきましょう。

特に、目線が下になり、画面を見下ろす位置であれば、目の疲れを軽減するには最適な角度になります。

この点を考慮すると、床に座って見る場合、テレビ台を使って画面の位置を上げるのは、あまりよい方法ではないのです。

寝転がって使うときもおすすめ

液晶テレビを見るときは、かなりリラックスした姿勢になることもあります。

そんなときは、座るのではなく、床にゴロリと寝転んだりするものです。

テレビ台を使わず、液晶テレビを床に置いておけば、そのように寝ながら見たときも、画面がちょうどよい位置になります。

普通にテレビ台を使っていたのでは、座って見たときよりも見上げる角度が急になってしまい、リラックスしたいはずなのに、妙に疲れを感じてしまうこともあるのです。

このように、画面を見上げる角度になってしまうときは、テレビ台を使わない方法を検討してみましょう。

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液晶テレビを壁掛けにする

液晶テレビは、昔と比べてかなり薄くなっており、現在では、壁に掛けておくことも多くなりました。

その場合は、当然ながらテレビ台を使う必要はありません。

壁に掛けておけば、テレビ台を置くためのスペースが空くので、部屋を広く使うことができるのです。

これは、部屋が狭いときなどは、おすすめの方法になります。

部屋が狭いと、液晶テレビを設置するためのスペースを確保しづらくなり、なかなかよい場所が見つからないことも多いのです。

なんとか設置できたとしても、狭い部屋がさらに窮屈になってしまい、歩くときの邪魔になることもあります。

そんなときは、思い切ってテレビ台を取り除き、壁に掛けてしまいましょう。

床のスペースを使わないなら、狭い部屋であっても、楽に設置することができるのです。

壁掛けの方法に注意

壁掛けにすればテレビ台を使わなくなるため、部屋を広くすることができますが、この方法には注意点もあります。

それは、壁に穴を開ける必要があることです。

液晶テレビを壁掛けにするときは、まず壁に穴を開け、金具を取りつけるのが一般的な方法になります。

そのようにネジでしっかり固定することで、壁に掛けても安定させることができるのです。

しかし、壁に穴を開けるという行為は、どんな部屋でも可能なわけではありません。

例えば、賃貸の場合は、穴を開けるのが難しくなってしまいます。

壁に掛けてテレビ台を取り除きたいときは、その部屋が壁掛けに適しているかどうか、事前に確かめておくようにしましょう。

テレビ台を使わないときのデメリット

液晶テレビは、床に直接置いたり壁掛けにしたりすることで、テレビ台を使わずに見ることができます。

しかし、テレビ台を使わないという方法には、デメリットがあることも忘れてはいけません。

例えば、液晶テレビの周辺にあるものを収納するときの問題があります。

テレビ台は、単に液晶テレビを乗せておくだけのものではありません。

その他の必要なものを、きれいに片付けるための収納スペースがあるものです。

テレビ台をうまく使えば、各種のリモコンや、部屋にあると便利な小物などを整理しておくことができます。

また、液晶テレビを使うときは、レコーダーなどのデッキ類もセットになることが多いものです。

テレビ台がないと、そうしたデッキの置き場にも困ることがあります。

液晶テレビのダメージが増えることも

テレビ台を使わず、床に直接置く方法を選んだ場合、液晶テレビにかかる負担が多くなってしまうこともあります。

まずは、埃の影響です。

床に置く方法だと、部屋で発生する埃をかぶってしまうことが多くなります。

液晶テレビだけでなく、多くの家電製品に共通することですが、埃が多い状態は決してよい環境ではありません。

大量の埃は、劣化を早めてしまう原因でもあり、最悪の場合は、故障につながることもあるのです。

そのため、床に置くのであれば、手入れをこまめに行うことが大切です。

また、カバーを被せておくなど、埃を防ぐ対策も必要になります。

そして、床に置く方法だと、衝撃が加わるようなトラブルが増えることも、注意すべきポイントです。

例えば、部屋の中を慌てて歩いたりしたときに、足元の液晶テレビを蹴飛ばしてしまう可能性があります。

また、何か物を落としたとき、それが直撃してしまうかもしれません。

そうした事故は、液晶テレビをテレビ台の上に乗せておけば回避できますが、床に置いていると、防ぐことは難しくなってしまいます。

テレビ台を使わないで床に置くなら、こうしたデメリットを頭に入れておき、常に注意しておくようにしましょう。

テレビ台を使わないときのメリット

テレビ台を使わない方法にはデメリットもあることを説明しましたが、その一方で、嬉しいメリットがあることも事実です。

まず、テレビ台を使わなければ、部屋全体の圧迫感がなくなります。

テレビ台を使い、液晶テレビを高めの位置に設置しておくと、空間を圧迫しているような印象を受けることがあるのです。

特に、狭い部屋では注意が必要になります。

高さがあるということは、窮屈さを感じる原因のひとつです。

ソファなども、高い背もたれと低い背もたれでは、高い方が空間を狭く感じてしまいます。

そのため、狭い部屋でテレビ台を使っていると、窮屈な感じがより強くなるのです。

しかし、テレビ台を使わず、床に置いたり壁掛けにしたりすると、空間を広く感じることができます。

床に置いた場合は上の空間が、壁掛けにした場合は下の空間が空くことになりますが、そのように空きが増えると、狭い部屋でも窮屈さを軽減できるのです。

結局は部屋が片付く

テレビ台がないときのデメリットとして、収納が難しくなるために周辺が片付かない点を挙げましたが、これは、まったく逆の効果を発揮することもあります。

というのも、テレビ台がなく、収納するスペースを確保できないときは、「置かなければいい」と考えることがあるからです。

置くものがなければ、収納スペースが必要になることもありません。

つまり、置くところがないなら、そもそも物を減らしてしまうか、別の場所に収納することを考えるようになり、結局は部屋を片付けることになるわけです。

収納したくてもできない状態なら、選択肢から外してしまうのは自然な流れになります。

これは使う人の考え方によるところも大きいですが、部屋を片付けて広くするために、あえてテレビ台を置かないというのも、ひとつの方法なのです。

まとめ

液晶テレビを置くときは、テレビ台を使うのが当たり前のように感じてしまうこともありますが、実際には、置き方はひとつではありません。

床に置いたり壁に掛けたりすれば、テレビ台を使わずに見ることもできるのです。

ただし、そうした方法には、メリットもあればデメリットもあるので、十分注意してください。

ここで紹介したポイントを参考にして、自分に合った最適な使い方を見つけましょう。






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