液晶ペンタブを4つ紹介!プロから支持されている理由とは?
プロの漫画家やCGデザイナー達から指示されているのが、ワコムの液晶ペンタブです。
ワコムの液晶ペンタブと言えば、高額な値段で、簡単に購入出来ない物ばかりと思われています。
しかし、プロから指示されているほど使いやすくて高性能な物ばかりで、絵を本格的に描きたい方には見逃せない商品です。
そこで、液晶ペンタブを購入しようか悩んでいる方のために、どれだけ使いやすくて高性能なのか紹介しましょう。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
Cintiq 13HD
ワコムが販売している「Cintiq 13HD」は、小型の液晶ディスプレイになります。
この液晶ペンタブは、室内だけでなく気軽に外までペンタブを持っていきたい方におすすめの商品ですが、多くの方が気になる使いやすさや性能に問題がないのか紹介します。
商品の使いやすさ
コンパクトなサイズの液晶ディスプレイですが、2048レベルの筆圧機能なので、筆圧について不満に思う事は少ないでしょう。
その他にも、傾き検出機能にも対応していますし、本体には4つのファクションキーやリングキーが付いてあるので、作業を効率に進める事が可能です。
13.3型の液晶ペンタブなので、サイズは横375mm・縦248mm・薄さが14mmしかありません(スタンドは除きます)。
この程度の大きさなので画面を広く使いたい方には不満が残る大きさと言えますが、絵を描くスペースをあまり確保出来ない方には嬉しいサイズと言えるでしょう。
本体の重さはわずか1.2kg(スタンドを除きます)しかないので、喫茶店や他の方に絵を見せたいと思った時には、気軽に持ち運ぶ事が可能です。
商品の性能
この商品の凄い所は、コンパクトなサイズなのに、表示解像度が1920×1080ドットもあって、最大表示色が1677万色のフルカラーを誇っている所です。
プロの方が使用する液晶ペンタブとして、最低限の機能は備わっていると言えるでしょう。
そしてプロではない方が、本格的に絵を描きたいと考えている場合には十分な機能と言えます。
値段のほうはメーカーの公式サイトでは11万6,640円(2016年12月時点)なので、液晶ペンタブのなかでは安い金額と言えるでしょう。
>>私が絶対おすすめする液タブ・ペンタブランキングはこちら
Cintiq Companion2
Cintiq 13HDより高性能な液晶ペンタブが欲しい方に、おすすめの商品がワコムから販売されている「Cintiq Companion2」です。
2つの商品のサイズは、ほぼ同じですが、Cintiq Companion2のほうが高性能になっています。
そこで、Cintiq 13HDと比較しながら、この商品の使いやすさや性能の高さを詳しく紹介します。
商品の使いやすさ
Cintiq Companion2は、Cintiq 13HDと同じ13.3型液晶ペンタブですが、サイズのほうは横374.1mm×縦247.7mm×薄さが17.0mmあります。
Cintiq 13HDに比べるとサイズが少しだけ大きくなっていますが、持ち運びに支障が出るほどの違いではないでしょう。
そして、この商品の魅力はパソコンに接続する事が出来る事です。
対応するパソコンのOSは、Windows7以降・Mac OS X 10.8以降になります。
液晶ペンタブをパソコンに接続して利用したい方にはおすすめの商品です。
商品の性能
Cintiq Companion2が、Cintiq 13HDと決定的に違う所は最大表示解像度です。
Cintiq 13HDは最大表示解像度が1920×1080ドットでしたが、このCintiq Companion2は、2560×1440ドットもあるのです。
ただし値段のほうはSSD64GBで、メーカーの公式サイトでは19万2,240円(2016年12月時点)もするので、仕事で使わない一般の方には少し高額な商品と言えます。
最大表示色は同じ1677万色なので、これだけ値段が違うので、最大表示色はもう少し多いほうが良いと感じてしまう方もいるかもしれません。
そのように考えたら、最大表示解像度にこだわりがない方は、購入する時は慎重に考えたほうが良いでしょう。
Cintiq22HD
13.3型の液晶ペンタブの小ささに不満を感じている方におすすめなのが、ワコムから販売されている「Cintiq22HD」です。
このCintiq22HDは、21.5型にもなる液晶ペンタブで、この大きさに不満を感じる方は少ないでしょう。
この大型の液晶ペンタブを詳しく知りたい方のために、使いやすさや性能について詳しく紹介します。
商品の使いやすさ
Cintiq22HDは21.5型にもなるので、重さが8.5kgもあるので、気軽に外へ持っていけるような液晶ペンタブではありません。
あくまでも室内だけで作業をする事を想定して作られた物と言えるでしょう。
外へ持っていけない代わりに、サイズのほうは横650mm・縦400mm・薄さが55mmもあるので、作業を効率よく進める事が出来るでしょう。
別売りになりますが、アクセサリであるグリップペン・エアブラシペン・アートペンなど3種類のペンが販売されているので、こだわりのある絵を制作する事が出来るのです。
この3つのペンにはそれぞれ特徴があって、グリップペンはスタンダートなタイプで、握りやすいようにラバーグリップが付いています。
エアブラシペンは、インク量の調節や回転する時に筆圧で対応しています。
アートペンは、回転や傾き検出などが出来て、マーカーのような表現が可能なので、絵画のような絵を描く方に向いたペンと言えるでしょう。
商品の性能
圧倒的な大きさを誇る液晶ディスプレイなので、値段のほうはメーカーの公式サイトでは22万4640円(2016年12月時点)もします。
値段が20万円以上もしますが、最大表示色は1677万色で、最大表示解像度は1920×1200ドットしかありません。
性能面ではCintiq Companion2より劣っているので、大きな画面で制作したい方でないと不満に思う所かもしれません。
しかし、WindowsXP(SP3)・Vista(SP2)・7(SP1以降)・8(RTは除きます)・Mac OS X 10.6.8以降など数多くのパソコンのOSに対応しています。
そのため、Cintiq Companion2に対応したパソコンのOSを持っていない方には、おすすめの商品です。
Cintiq 27QHD touch
ワコムから販売されている「Cintiq 27QHD touch」は、多くのプロが欲しがる最高の使いやすさと性能を合わせ持つ液晶ペンタブになります。
どれほど使いやすくて高性能な液晶ペンタブなのか詳しく紹介しましょう。
商品の使いやすさ
Cintiq 27QHD touchの最大の魅力は、2016年時点では最も大きい27型の液晶ディスプレイである事です。
21.5型の画面より、さらに大きな画面で制作をしたい方には嬉しいポイントでしょう。
さらに、画面はフルフラットのガラス画面になっています。
このガラス製で出来た画面のお陰で、紙の上で描いているかのような感触を味わう事が出来ます。
そしてワコムから販売されている液晶ディスプレイの多くは、本体にファンクションキーが付いていますが、この商品ではリモコン式となっているので取り外しが可能です。
ただし、今まで本体にボタンで付いていた商品のほうが好きな方にしてみれば、不満に思う方もいるかもしれません。
商品の性能
多くの液晶ディスプレイの最大表示色は1677万色でしたが、この液晶ペンタブの最大表示色は何と10億7,374万色もあるのです(接続するPCの性能に依存します)。
さらに最大表示解像度は2560×1440ドットもあるので、最高の環境で絵を制作したい方にはおすすめの商品となっています。
ただし、値段のほうはメーカーの公式サイトでは34万3,440円(2016年12月時点)にもなるので、お金に余裕のある方でないと購入する事が難しい商品です。
まとめ
プロから支持されている4つの液晶ペンタブを紹介してきましたが、液晶ディスプレイの大きさと性能の高さに驚かれたかもしれません。
液晶ペンタブは室内だけで制作する事を前提にして作られた21.5〜27型の大きな物から、気軽に外へ持ち運べる13.3型まであります。
液晶ペンタブは安い物でも10万円前後する物が多いので、購入してから後悔しないように、液晶ペンタブの特徴を把握してから購入するようにしましょう。