液晶モニタに保護フィルムを貼るとどうなる?4つのメリット
液晶モニタを使うときは、画面をむき出しのままにするのではなく、専用の保護フィルムを貼る方法があります。
保護フィルムには、さまざまなメリットがあるため、それはとてもよい方法です。
しかし、保護フィルムについて詳しく知らない場合は、「本当に必要なものなの?」と感じてしまうこともあります。
そこで、画面に保護フィルムを貼ると、どんなよいことがあるのか、詳しく説明していきましょう。
傷がつかない
液晶モニタの画面に保護フィルムを貼って使うと、外から加わるダメージを軽減できます。
何も貼らずにむき出しのまま使っていると、画面に細かい傷がついてしまうことも多いですが、保護フィルムを貼っていれば、それを防ぐことができるのです。
例えば、フィルムの上から何かが擦れたとしても、画面にまではダメージが届きません。
そのときに傷ついているのは、画面ではなくフィルムということになるため、新しいものに貼り換えてしまえば、また快適に使えるようになるのです。
もしむき出しのままだった場合は、何かのミスで硬いものが擦れたとき、画面がもろに傷ついてしまうことになります。
そのようなことが起こらないように、普段から注意して扱うことも大切ではありますが、誰にでも失敗はあるので、万が一のときの対策は必要です。
保護フィルムがあれば、思わぬ事故が起きてもダメージは少なくなるので、ぜひ使ってみてください。
強い衝撃に注意
画面に保護フィルムを貼っていれば、何かが少し擦れる程度の衝撃なら、傷がつくことはほとんどありません。
ただし、あまりに強い衝撃には注意すべきです。
擦れた傷くらいならしっかりガードしてくれますが、硬いものが勢いよくぶつかったりすると、画面の破損は避けられません。
保護フィルムは、傷を防ぐためには便利なものですが、だからといって気を抜いたりせず、常に大切に扱うことを心がるようにしましょう。
とはいえ、強い衝撃に対して、保護フィルムがまったく役に立たないわけではありません。
画面が割れてしまうような事故が起きたときは、細かい破片が散らばってしまう可能性もありますが、保護フィルムを使っていれば、そうした面倒な事態を防ぐことができるのです。
破片がフィルムの内側にとどまることになるため、床に落ちた破片を踏んで怪我をするような二次被害は起こりません。
割らないようにすることが基本ではありますが、思わぬ事故が起きることもあるので、余計な被害を増やさないために、しっかり保護フィルムを貼っておいてください。
汚れない
液晶モニタの画面に保護フィルムを貼っておくと、傷がつくようなダメージだけでなく、汚れも防ぐことができます。
何も貼らずにそのまま使っていると、何かの飛沫や指紋などの汚れが、画面に直接付着することになりますが、フィルムで保護された状態であれば、そんなことにはなりません。
汚れが付着するとしても、それはフィルムの上であり、画面そのものが汚れるわけではないのです。
落ちにくい汚れがひどく付着したようなときは、フィルムを貼り換えてしまえば、苦労して掃除をしなくても、すぐにきれいな状態に戻すことができます。
そのため、画面の汚れを防ぎ、なるべくきれいに使いたいなら、保護フィルムはおすすめのアイテムです。
拭くときも安心
画面の手入れをするときは、注意して拭くようにしないと、傷をつける可能性があります。
ホコリがついた状態で拭いてしまうと、画面にホコリが擦れることで、細かい傷がついてしまうのです。
また、近くにあるティッシュを使ってしまうことも、よくないやり方になります。
ティッシュは一見すると柔らかそうですが、繊細な液晶画面を拭くためには、まだまだ柔らかさが足りません。
そのため、近くにあるからといって安易に使ってしまうと、傷を防ぐことができなくなります。
このように、画面にダメージを与えないためには、間違った拭き方を避けることが大切ですが、常に完璧な拭き方ができるとは限りません。
うっかりホコリをはらうことを忘れてしまったり、反射的にティッシュをつかんでしまったりすることもあります。
そのようなミスが起きたときでも、保護フィルムがあれば安心です。
画面を直接拭くわけではないので、よくない拭き方になってしまったときでも、傷がつくことはなくなります。
もちろん、常に正しい拭き方をすることが最も重要ではありますが、保護フィルムもうまく使い、万が一のときの保険をかけておくようにしましょう。
眩しくない
液晶画面を保護するフィルムには、「光の反射を抑える」というメリットもあります。
これは、画面を見やすくして、目の負担を減らすためには重要なポイントです。
画面に当たった光が激しく反射してしまうようなときは、眩しさを強く感じてしまい、長く見つめることができなくなります。
そんな状態で無理に使い続けたりすると、眼精疲労により、目のかすみや頭痛といった症状が出ることもあるのです。
目に余計な負担をかけないようにするためには、保護フィルムを貼り、光の反射を抑えてください。
ノングレアがおすすめ
保護フィルムで反射の対策をするなら、光沢のあるグレアタイプよりも、非光沢のノングレアタイプを選ぶようにしてください。
グレアタイプには、映像がきれいに見えるというメリットがありますが、表面の光沢により、光の反射が激しくなります。
目の負担を減らすためには、反射の少ないノングレアがおすすめです。
ノングレアタイプのフィルムは、光の反射がないことで、映り込みがなくなるというメリットもあります。
その機能があれば、画面の見やすさを向上させることにもなるので、目に優しい画面にして使うなら、積極的に利用していきましょう。
ブルーライトをカットできる
液晶画面からはブルーライトが出ていますが、保護フィルムを使えば、その影響を軽減することもできます。
ブルーライトは、網膜の奥まで届いてしまう強い光なので、あまり多量に浴びていると、目の負担がどんどん増えていきます。
それを防ぐためには、保護フィルムを貼り、画面から出るブルーライトを抑え込むようにしましょう。
画面の上にフィルムがあることで、ブルーライトの量をかなり減らすことができます。
それなら、目の疲れがひどくなることはありません。
ブルーライトの対策には、専用の眼鏡を使う方法もありますが、かけたり外したりすることを面倒に感じたりするものです。
しかし、保護フィルムを使う方法なら、一度貼りつけてしまえば、あとはそのまま使うことができるため、煩わしさを感じるようなことはなくなります。
簡単にブルーライト対策をするならおすすめなので、気になる人はぜひ使ってみてください。
眠気を防ぐ効果も
ブルーライトには、目を強く刺激すること以外に、眠りを妨げるというデメリットもあります。
多量に浴びていると、眠りを促すホルモンが抑制され、眠気を感じなくなってしまうのです。
そのため、寝る前に液晶画面を見ることはよくないとされていますが、仕事でどうしても必要な作業があったりすると、それも難しくなることがあります。
とはいえ、寝不足で体調を崩すようなことは避けなければなりません。
そんなときに保護フィルムがあると、とても便利です。
保護フィルムを貼ってブルーライトの量を減らせば、眠りを妨げる効果を弱めることができます。
寝る前に使わないようにすることが基本ではありますが、それができないときの対策も、しっかり行うようにしましょう。
まとめ
液晶モニタに貼る保護フィルムには、ここで紹介したように、さまざまなメリットがあります。
気になる点があるようなら、ぜひ購入を検討してみてください。
傷や汚れを防いだり、目の疲れを防いだりすることは、液晶モニタを快適に使うための重要なポイントになります。
保護フィルムの便利な機能で、しっかりとデメリットを解消していきましょう。