液晶モニタのサイズ選びは重要!そのメリットやデメリットとは?
液晶モニタは、パソコンのディスプレイとして使う事もできれば、液晶テレビとして使う事もできます。
そのため、利便性が優れている家電製品ですが、サイズ選びに失敗したら、購入した後に後悔する事になってしまうので注意しなければいけません。
実際に、大型サイズと小型サイズには、それぞれメリットやデメリットがあるので、サイズ選びに失敗しないように詳しく紹介しましょう。
大型サイズのメリットと小型サイズのデメリット
家電量販店に行けば、多くの大型サイズの液晶モニタが販売されています。
多くの大型サイズの液晶モニタが販売されているのは、それだけの魅力があるからです。
そこで大型サイズのメリットと、小型サイズのデメリットを紹介するので、確認してみて下さい。
迫力のある画面
大型サイズの液晶テレビを見るメリットとして欠かせないのが『迫力のある画面』です。
実は、日本国内では映画を見なくなった方が多くいますが、それは自宅で映画のDVDやブルーレイを見ている方が多いからです。
さらに、最近では動画配信サービスも人気が高くなっていて『U-NEXT』や『hulu』などが注目されています。
しかし、このようなレンタル商品や動画配信サービスなどは、映画館に比べたら迫力が欠けるのは事実です。
そこで、大型サイズの液晶モニタを利用して、映画館ほどではないにしても、自宅で迫力のある映像を見ている方がいます。
実際に、映画館は割引サービスなどが行われていますが、それでも1作品につき1,000円以上になっています。
それに引き換え、蔦屋のレンタル商品は旧作であれば200円以下で、新作でも500円以下になっているのです(2018年11月26日時点)。
それを考えたら、映画館へ行く出費を抑えたい方には、大型サイズの液晶モニタは、おすすめです。
それに引き換え、小型サイズの液晶モニタは画面が小さくなっている事から、迫力のある画面になっていないので注意しなければいけません。
テレビとの距離
大型サイズの液晶モニタは、画面が大きくなっている事から、ソファーから離れている位置に液晶モニタを設置しても、画面が見やすくなっています。
実際に、広めの部屋であれば、多くの方たちはテーブルやソファーなどを設置して、テレビを見ながら、ソファーでくつろいでいたいでしょう。
テーブルもあれば、その上にお菓子や飲み物なども置くことができます。
ただし、テレビ・テーブル・ソファーを設置しようとしたら、どうしてもソファーからテレビが離れた位置になるので、そのような場合には大型サイズの液晶モニタがおすすめです。
小型サイズの液晶テレビでは、離れた位置では見えづらくなるので、ソファーやテーブルまで設置したい場合には、気を付けたほうが良いです。
視認性
ソファーやテーブルを設置して、テレビが離れた位置になっても、出費を抑えるために小型サイズでも構わないという方もいるでしょう。
ところが、小型サイズのテレビを見続けていたら、視力が低下する恐れがあります。
なぜなら、見えづらい画面と思って集中して見ようとしたら、それだけテレビを凝視する事になるからです。
これは小型サイズの大きなデメリットになるので、視力の低下対策のためにも、大型サイズを利用するメリットは大きいです。
小型サイズのメリットと大型サイズのデメリット
小型サイズの液晶モニタは、デメリットばかりのように感じてしまったかもしれません。
ところが、小型サイズにもいくつかメリットがあって、大型サイズにもデメリットがあるので詳しく解説しましょう。
テレビ台
大型サイズの液晶テレビを設置しようとしたら、大型サイズのテレビ台も必要になります。
しかし、大型サイズのテレビ台は、それだけ値段が高くなっていますし、部屋の壁の長さに対応できない場合もあるのです。
実際に部屋が広くなっていたとしても、家具がいくつか置かれている状態では、好きな場所にテレビ台を設置できないという問題点があります。
そのため、いくつか家具が置かれている場合に、好きな場所にテレビ台を設置する際には、小型サイズの液晶モニタのほうがおすすめです。
空きスペース
小型サイズの液晶モニタの最大のメリットは、空きスペースをあまり確保しなくても済む事が挙げられます。
そのため、狭い部屋であっても、小型サイズの液晶モニタであれば設置しやすいのです。
実際に、大型サイズの液晶テレビを設置しようとしたら、思ったよりも大きくなっていて、部屋に設置できないという事もあります。
このような事態に陥らないためにも、小型サイズの液晶モニタを選ぶメリットは大きいです。
部屋の狭さをカバーする方法
小型サイズの液晶モニタを購入すれば、狭い部屋でも設置する事はできますが、あまり小さすぎる液晶モニタを利用したくない方もいるでしょう。
そこで、狭い部屋でも、ある程度まで大きい液晶モニタを、利用できる方法を紹介しましょう。
パソコンのディスプレイ
パソコンを設置している方は、液晶テレビまで設置しようとしたら、空きスペースが少なくなっていくので、あまり大型サイズの液晶モニタを購入できない方もいるはずです。
そのような場合には、パソコンのディスプレイを液晶テレビとして利用する方法があります。
すでにWindowsであれば、最初からテレビを利用できる設定になっていますし(利用できない機種もあるので注意)、MacでもUSB接続する事によってテレビを視聴できる別売りの製品も販売されているのです。
テレビのサイズ
液晶テレビをインチアップしても、以前より大きなテレビ台を設置する必要がない場合もあります。
それは、企業努力によって、テレビのサイズがあまり変わっていないのに、画面だけが広くなっている製品が販売されているからです。
実際にPanasonicの『ビエラ』では、2007年モデルの『TH-58PZ750SK』が58Vで幅145.4×高さ91.8cmなのに、2018年モデルの『TH-65FZ1000』は65Vで幅144.9×高さ90.9cmしかありません。
このような事が可能になったのは、液晶テレビの外枠が狭くなっているからです。
そのため、どうしても大型サイズの液晶モニタを購入したい場合には、念のために製品のサイズまで把握しておきましょう。
液晶モニタを設置する際のポイント
液晶モニタを部屋に設置する方法によっても、液晶モニタがあまり邪魔に感じない場合があります。
そこで、どのような設置方法があるのか説明しましょう。
壁掛け
テレビ台を設置したら、部屋が狭く感じてしまう方もいるでしょう。
そのような場合には、液晶モニタを壁に掛けておく方法もあります。
壁に掛けておけば、テレビ台を設置する必要がないので、あまり邪魔に感じません。
液晶モニタやテレビ台などを床に置かない事によって、空きスペースを確保しやすくなるので、多くの家具を設置する事ができます。
さらに、液晶モニタを壁にかける事によって、自由に高さを設定できるというメリットもあります。
モニタアーム
パソコンでテレビを見る方法では、あまり写りがよくない場合もあります。
このような事態を避けるためには、モニタアームを利用して、パソコンの近くに液晶テレビとなる液晶モニタを設置する方法もあるのです。
この方法であれば、パソコンよりも上のほうに液晶モニタを設置する事ができるので、パソコンデスクが小さい場合でも、パソコンと液晶テレビの両方を設置する事ができます。
まとめ
液晶モニタは大きいサイズのほうが、利用しやすいと考えている方は多くいるかもしれませんが、大型サイズと小型サイズにはそれぞれ一長一短あります。
そのため、部屋の広さによって、どちらのほうを購入するべきか考えたほうが良いです。
もしも部屋が狭くなっていても、大きな液晶モニタを設置したい場合には、壁掛けやモニタアームなどを検討したほうが良いです。
ただしモニタアームには、セットできる液晶モニタの重さやサイズに上限が設定されているので、注意して下さい。