液晶モニタは今では何にでも使われているけど、寿命というのはどのくらい?
テレビでもパソコンでも、画面という画面が液晶モニタになっているのが今の世の中です。
勿論製品それ自体に組み込まれていることもありますし、液晶モニタだけを購入して使用することもあります。
自作のパソコンに使う液晶モニタを購入とか、ゲームをするのにモニタを別に購入するとか、そんなこともありますね。
しかしこの液晶モニタ、一体どのくらいの期間使うことが出来るのでしょうか。
目次
周りを見回してみれば液晶モニタだらけ
テレビがブラウン管だったのはついこの前のことだったような気もしますが、今やブラウン管テレビはよほどのことがない限り家庭では見かけなくなりました。
代わりに登場したのが、液晶モニタ搭載のテレビです。
画面の明るさや表示の鮮明さに驚いたのは、当時を知っている人だけになっているかもしれません。
当時を知らなければ最初から液晶モニタを見て育つわけですから、それが当然ということですね。
そして勿論、液晶モニタはテレビだけでなく多くの機器で利用されています。
パソコンは当然のことですし、身の回りにあるものの代表です。
またスーパーのレジにしても液晶モニタが使われていますし、病院の医療機器にも多く使われています。
見回してみれば本当に、液晶モニタの無い世界というのが想像できなくてってもいますね。
特に液晶モニタを吟味する人といえば
仕事などに使用する機器のモニタとしても、正確さと細やかな表示を求められる液晶モニタです。
治療に使う機械のモニタの場合、それが患者の命にかかわるのですから、当たり前のことですね。
しかし普段の生活で、この液晶モニタにお世話になる場合、自作のパソコンなどを作るほどのマニアとなると、これまたモニタの選別には心を砕くものです。
何と言ってもきれいな画面で、動きもスムーズであって欲しいと思うのは、当然のことです。
またバックライトなどもきちんとしていないと、これまた画面が見づらくなったりもします。
吟味して選びたくなって当然のことですね。
まあ筆者などは、既成品のノートパソコンで満足していますので、モニタについてはあまり細かいことは気にしていません。
それでもやはり、見づらい画面よりは見やすい画面が、色合いにしてもきれいな方が良いのは当たり前のことです。
幸い今どきのノートパソコンに使用されている液晶モニタは、そこそこ性能がいいのはありがたいことですね。
自作パソコンなどだとモニタだけ別に購入
自作のパソコンや、もしくはパソコン本体だけの購入をした場合、モニタは別に購入することになります。
一体型でない限り、これは必須ですので仕方ありません。
逆を言えば、自分のこだわりにあったモニタを選べるのですから、これはそういった面にこる人には結構嬉しいことではないでしょうか。
またそういうタイプの人こそが、一体型を避けると言っても過言ではありませんね。
このあたり、こだわり始めるとキリがないのですが、そのキリのなさもまた楽しみと言ったところです。
なので吟味に吟味を重ねて、液晶モニタを選ぶことになります。
そして性能が向上すれば、またそちらに意識が向くことにもなります。
これはもう、立派なマニアと言って差し支えないというものです。
気に入った液晶モニタが手に入っても
さてこれこそと思う液晶モニタが手に入り、気持ちよく毎日使用している場合、機械は段々と劣化していきます。
というか、機械だけでなくどんなものでも何時かは使えなくなるものです。
古い機種で流石に性能が追いつかなくなって買い替え、ということも勿論あります。
しかしまだ性能的には充分なのに、やはり何となく劣化しているなあと感じることも、勿論あるのです。
つまり、寿命ですね。
パソコンはまだ使えるのに液晶モニタの調子が悪くなった、となれば買い替えも検討しなくてはなりません。
それにしても、この液晶モニタというものの寿命は、一体どのくらいと考えれば良いのか、これは結構謎ですね。
液晶モニタの寿命について
これが、何年使ったら寿命です、と明記されていれば簡単なのですが、そうは行かないのが機械のお約束です。
いくつかのメーカーの公式サイトとか、またその液晶モニタの説明書を読んでみても、はっきりした寿命というのは書かれていません。
ただメーカーによっては、サイトのF&Qなどに質問の答という形で書かれていたところがありました。
とはいえこれも、結構抽象的な表現で書かれていましたので、明記とまでは行きません。
突き詰めて言えばメーカーとしては、大体保証期間が寿命に相当するという、考え方のようです。
3年の保証がある液晶モニタなら、3年が大体の寿命と考えればいいということです。
しかしこれ、人によって1日の使用時間が違うので、そこでも差が出てしまいます。
通常の使用時間でとなっていても、人によって使用時間はかなり差があるのが当然です。
目安として、メーカーの保証期間が大体の寿命と見るしか無い、ということですね。
この保証期間もまた、メーカーによって違いますので、その点も残念ながらあまり参考にならないようです。
ただ筆者の私見としては、保証期間の長い製品のほうがそれなりに寿命という点でも長いかな、というところです。
長く設定している分、メーカーとしても自信を持っていると言う感じもします。
平均的な使用時間、1日8時間くらいなら、大体の寿命は3年から5年位と見てください。
液晶モニタの寿命が近いというのはわかるもの
もし液晶モニタの寿命が来てしまったら、ある日突然画面が見えなくなってしまうのでしょうか。
まあそんなことはめったに無いので、そこは安心してください。
寿命が近づいてきた場合、画面がだんだんと暗くなってきます。
また画面の鮮明さも、少しずつ失われていきます。
それを感じたら、買い替えの準備に入るというのがおすすめです。
しかし毎日同じモニタを見ている場合、この変化に気が付かないこともあります。
なので時には、液晶モニタの表示チェックをしてみるのも、これまたおすすめですね。
ネット上で探すと、これをやってくれるサイトさんがあるので試してみてください。
出来れば購入時にチェックをしておくと、その後の劣化が充分にわかることになります。
液晶モニタをできるだけ長持ちさせるには
お気に入りの液晶モニタがあった場合、できるだけ長く使いたいのは当たり前のことです。
温度差に注意しよう
これは液晶モニタだけでなく、普通の電気製品でも同じことです。
いや別に液晶モニタの部屋の温度はそれほど上下していないし、と思っても持ち運びのできるパソコンの場合は、これは気をつけなくてはいけません。
ノートパソコンやタブレットなどの場合、寒い屋外から暖かい部屋に戻れば結露が起きることもあります。
これは機械にとってはかなりの負担ですね。
家にあるモニタだけでなく、持ち運びしているモニタにも注意をしてください。
電源のオン・オフにも注意を
あまり頻繁に、電源を入れたり切ったりしていると、これも機械にとって大きな負担になってしまいます。
節電しようと思ってあまり短時間でモニタの電源が切れるように設定していると、この電源オフが頻繁になりすぎます。
良かれと思ってしたことが、仇になってしまうこともあるのです。
また神経質に、電源を入れたり切ったりもしないようにしたほうが良いですね。
場合によっては電源を入れておくことが、モニタの劣化を防ぐという点で、節約につながることもあるのです。
まとめ
何によらず寿命というのは避けられません。
液晶モニタのジュモウは、本当に分かりづらいのが事実です。
なので出来るだけ、モニタの調子を自分で確認して、そろそろ買い替え時というのを図っていくことが大事です。
また少しでも長持ちさせるためにも、間違った使用法をしないように心がけてください。
良い画面で目にも優しく使用するためにも、少しだけ注意を払って使ってくださいね。