液晶モニターを購入する際に重視するポイントについて

液晶モニタ

ASUS ゲーミングモニター24型 フルHDディスプレイ (応答速度1ms / HDMI,DVI,D-sub/スピーカー内蔵/VESA規格 / 3年保証) VE248HR

ネット配信動画やオンラインゲームなどで液晶モニターを見る機会が多くなっている方も増えていると思いますし、液晶モニターの性能も年々グレードアップしています。

そのため、選択肢が増えることでどんな液晶モニターを選べばいいのか迷ってしまう方も少なくないと思いますし、どのような性能が備わっていれば自分に適した液晶モニターなのかも気になるところだと思います。

そこで、ここでは液晶モニターを選ぶ際のポイントを中心に紹介していきます。

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様々な用途で共通する液晶モニター選びのポイント

液晶モニターを用いる場合には様々なシチュエーションが考えられますが、すべてのシチュエーションでも基本的なスペックの高低については共通する部分があります。

そこで、ここでは様々な用途で共通する液晶モニター選びのポイントについて紹介していきます。

液晶モニターの解像度やサイズ

液晶モニターで重要なポイントの一つに挙げられるのは解像度となっており、解像度とは画面を表示するためのドットが縦と横にそれぞれ何個あるかを示す数値となっています。

このドットが多いほど、より詳細に情報を表示することができ、解像度が高いほど高精細で綺麗な動画を表示することが可能となっています。

現在の標準的なデスクトップ用モニターは、ドット数が縦1080、横1920のFullHDと呼ばれる解像度となっており、23インチ程度の大きさが主流となっています。

この主流となっている画面のサイズや解像度より小さい13インチ程度のデスクトップ用モニターやノートパソコンの場合、文字が小さすぎてそれほど大きな解像度は必要ないのですが、18インチ以上になるとFullHDでないと作業が行いづらくなってしまいますし、映像を楽しむためにもFullHD以上の解像度のモニターが望ましくなっています。

また、4Kや8Kといった高精細や超高精細の解像度の映像も登場し始めて注目を集めていますが、それらに合わせて解像度の高いモニターにした場合、映像を観るには最適だとしてもパソコン作業は行いにくい可能性がありますので、液晶モニターにおける解像度を選ぶ際は自身が重要視している用途に応じて探してみてください。

ちなみに、4K以上の高精細のモニターでパソコン作業を行う場合、画面を分割して使用する方法もありますので、4Kモニターによる複数画面出力も参考の一つとして押さえてください。

液晶モニターのサウンド

液晶モニターを購入する場合、画質だけではなく音質も気になる部分だと思います。

液晶モニターという製品は薄いので、厚みのある音を出すのには不向きとなっており、内蔵されているスピーカーでは不満を感じてしまう製品もあると思います。

そこで、お目当ての液晶モニターにサウンド機能が付属しているのかをしっかりと確認する必要があります。

スピーカーを別途で購入することもできますので、液晶モニターを購入した後でも対応することはできるのですが、余分に費用が掛かってしまいますし、スピーカーを設置するスペースも必要なのが難点となっています。

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用途別で注目するポイント

液晶モニターを選ぶ際は、利用者がメインとして使用する用途に応じて複数の選択肢がありますので、それを前提にモニター選びをする方法があります。

そこで、ここでは3種類の用途に応じた注目ポイントについて紹介していきます。

作業用モニターを選ぶ際のポイント

何らかの作業をする場合、テレビなどの視聴に比べると集中してモニターを見ることがありますし、モニターとの距離も近くなりがちになってしまう場合があります。

従って、作業用のモニター選びでは目に優しいものが望ましいと思いますし、できるだけ楽な姿勢でモニターを見ることができるものを選ぶことで作業効率のアップにも繋がります。

そこで注目するのがノングレアタイプという液晶モニターとなっており、液晶の光を反射しやすい素材で作られているグレアタイプとは逆に、ノングレアタイプは光を反射しにくいタイプとなっていますので、チラつきが少なくて作業をする際に適した製品となっています。

次にモニターの高さや傾きに関してですが、全ての製品がこれらを調節できる機能が備わっているわけではありませんので、作業による疲労度を減らすためにも高さや傾きを調整することができる製品がおすすめとなっています。

映像用モニターを選ぶ際のポイント

動画や写真などを見る場合は、できるだけ綺麗な映像で表示したいと思います。

そこで注目するのはグレアタイプの液晶モニターとなっており、光を反射させて明るいグレアタイプは見栄えがいいので動画や写真を見る際に適したタイプとなっていますので、使用する用途の内で7割程度が動画や写真などを見る場合はグレアタイプでも支障はないと思います。

また、モニターの縁の広さも映像を視聴する際には良し悪しがあり、モニターの縁が広いと視界の中に映り込んでしまって映像の臨場感が損なわれてしまう可能性がありますし、縁の幅が狭いことでモニターのサイズ以上の迫力を味わうことができる感覚になります。

さらに、液晶モニターの中には高い解像技術が備わっているのもがあり、解像度の度合いを調節することではっきりと分かるレベルで写真などの画像が鮮明で綺麗に表示されます。

しかし、この超解像技術だけでは動きのある映像を滑らかに見せる技術はなく、動きがカクカクしてしまう可能性もありますので、これにより影響を及ぼすのは動画や写真の綺麗に表示することのみに効力を発揮します。

よって、動きのある映像を楽しみたい場合は、4Kに対応しているものを選ぶことで液晶テレビには及ばないまでも比較的滑らかな状態で楽しむことができます。

もう一つのポイントとして視野角の広さが挙げられ、複数人で映像を見る際は視野角が広いものが適していますし、画面を周囲に見られたくない場合は逆に視野角の狭いものを選ぶと都合が良くなります。

ゲーム用モニターを選ぶ際のポイント

日本でもeスポーツの知名度が上がる中、ゲームをプレイするのに適したモニターやコントローラー、PC本体などにも注目が集まり、ゲーミングモニターと称して複数の種類が発売されています。

そんなゲーム用モニターを選ぶ際のポイントの一つは、リフレッシュレートの値となっています。

このリフレッシュレートが144Hzの場合、1秒間に144枚の絵を描くことができます。

通常のモニターは60Hzとなっていますので、144Hz対応モニターなら2倍以上の滑らかさとなっており、ゲーミングモニターとしては申し分ないスペックと言えます。

ただし、144Hzに対応させるためにはゲーム用PCも高機能なグラフィックボード積んだものが必要となっているため、モニターだけでは機能を十分に発揮できないので注目が必要です。

また、格闘ゲームなどは特に対応速度が速い方が望ましく、シビアなタイミングが求められるゲームになればなるほど必要になります。

しかし、楽しむためだけにゲームをプレイする場合はそこまでこだわる必要はないと思いますので、現役のプロゲーマーやプロゲーマーを目指すなどの目的がある場合はリフレッシュレートの値が高い液晶モニターがおすすめとなっています。

まとめ

液晶モニターを選ぶ際のポイントを中心に紹介してきましたが、使う用途によっても適した液晶モニターは異なっているということがご理解頂けたと思いますので、液晶モニターに関する情報を自身で取り入れるとともに、専門知識のある販売店のスタッフに主に使用する用途などを伝えて自分に最適な液晶モニターを探してみてください。






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