漫画の専門学校のリアルな事情を解説!漫画を学びたい方は必見
漫画家を目指そうと考えている方たちの多くは、専門学校へ入学するべきか悩んでいるでしょう。
実際に、インターネット上では『漫画の専門学校あるある』と題して、否定的な情報が掲載されています。
そのため、入学してもプロデビューできないかもしれないと心配になる方もいるでしょう。
そこで、漫画の専門学校のリアルな事情を解説しながら、本当にプロデビューできないのか紹介するので確認してみて下さい。
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漫画専門学校のリアルな事情
漫画の専門学校は、否定的な情報が多くありますが、裏技とも言える情報もあるのです。
そのため、漫画家を目指している方にとっては、学んでみる価値があるので、詳しく紹介しましょう。
レベルの低い生徒
漫画家を目指す方法は、大きく分けて3つの方法があります。
1つ目は独学・2つ目は専門学校・3つ目は美大で学んでプロを目指す方法です。
実は、美大に入学するためには高いデッサン力が必要になりますが、専門学校へ入学するためには高いデッサン力が必要ではありません。
そのため、専門学校では、レベルの低い生徒が多くいるので、呆れてしまう可能性があるのです。
レベルの高い生徒が多い場合には、ライバルたちと切磋琢磨しあって成長する事が可能ですが、専門学校ではあまり期待できないので注意して下さい。
批判してくる生徒
専門学校へ入学した事がない方は、にわかに信じがたいと思いますが、レベルが低い生徒なのに、批判してくるケースがあるのです。
レベルが低かったら、批判してくる訳がないと思うかもしれませんが、自分のレベルの低さは棚に上げて、批判してくるのです。
どこの学校でも同じ事が言えますが、性格の良い生徒もいれば性格の悪い生徒もいるので、このような生徒と出会う事になったら、運が悪かったと思って諦めたほうが良いでしょう。
漫画の厳しい世界
漫画の専門学校の講師たちは、漫画家を目指していたのに、漫画だけで生活をできなくて、仕方なく講師の仕事をしているケースもあります。
問題なのは、生活に苦しい講師が、授業中に、その事情を説明してくる所にあります。
このような話を聞いたら、生徒たちによっては「そこまで厳しい世界なら漫画家になる事は辞めよう」と考えてモチベーションが低下する恐れがあるのです。
実際に、漫画の世界は厳しいものですから、専門学校へ入学する際には、厳しい世界を知らされる事は覚悟したほうが良いでしょう。
意外な情報
専門学校では、嫌な情報を教えてくれる講師もいれば、裏技とも言える情報を教えてくれる講師もいます。
例えば時間が忙しくて作品を制作する事が難しい場合には、ある1コマに力をかけて描いておけば、他のコマはあまり力を入れないで描いても、それなりの作品に見えるという方法です。
あまり褒められるような制作方法ではありませんが、緊急の時には活用できる方法なので、今まで知らない情報を知っておきたい場合には、専門学校で学んでみる事をおすすめします。
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漫画の専門学校へ通学する際のポイント
漫画の専門学校は、デメリットもありますが、自分の気持ち次第で、デメリットを克服する事ができます。
それでは、どのような気持ちで臨めば、デメリットを克服できるのか紹介するので、参考にしてみて下さい。
背水の陣
中国では、韓信という大将軍が水を背にして、陣を強いて敵軍を撃破した事があります。
当時の兵法においては常識はずれの方法でしたが、これ以降は、あえて退路を絶って力を発揮する時に『背水の陣』という言葉が使われるようになりました。
実は、専門学生たちの中には、背水の陣でスキルアップしている方もいるのです。
実家から通学している生徒よりも、一人暮らしをして通学している方のほうがスキルアップしたケースがあります。
家事もしなくてはいけないのに、スキルアップできたのは、生徒に独り暮らしをするほどの覚悟を持った事が大きく関係しているのでしょう。
そのため、専門学校が自宅から離れている場合には、近くのアパートで独り暮らしをして、漫画制作に集中してみるのも悪くはありません。
強い精神力
漫画の専門学校では、批判してくる生徒がいるので、その批判に耐えられる精神力が必要になります。
反論すれば良いだけと思うかもしれませんが、2~3年は同じ学校で学ぶ事になるので、喧嘩をしていたら、面倒な事になります。
そのような事にエネルギーを使わないで、漫画作品の制作に集中したほうが良いでしょう。
あまりにも我慢ができない場合には、講師に相談してみたほうが良いです。
スキルアップするための方法
漫画の専門学校は、美大ほど厳しく指導してこないので、スキルアップするためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
そのポイントを把握しておけば、短期間のうちにスキルアップして、プロデビューする可能性も高まるので詳しく解説しましょう。
自宅でも作品制作
プロの漫画家になろうとしている方たちは多くいるので、プロデビューする事は、簡単ではありません。
それなのに、専門学校の学習期間は2~3年しかないので、あまりスキルアップできないうちに卒業するケースがあります。
そのような事になれば、プロデビューできる可能性は極めて低いので、授業だけではなく自宅でも漫画作品を制作するようにしましょう。
自宅で完成した作品は、講師に見てもらえれば、スキルアップする可能性は極めて高くなります。
交流を持つべき生徒
専門学校へ通学している際には、交流を持つ生徒は、しっかりと選ぶ事が重要になります。
レベルが低いのに、批判してくる生徒は論外ですが、性格が良い相手でもレベルが低い方も、あまり交流を持たないほうが良いでしょう。
なぜなら、レベルの高い生徒と交流を持ったほうが、お互いに刺激を与え合う事ができて、漫画作品を制作しようとする気持ちを持てるからです。
専門学校へ入学する前に確認すべきポイント
漫画の専門学校は多くあるので、自分に合う所を選ぶ必要があります。
それでは、どのようなポイントに注目すれば良いのか解説するので、みていきましょう。
カリキュラムと自分のレベル
専門学校は、初心者の方でもスキルアップできるように指導している所が多いので、今まで作品を制作してこなかった方にしてみれば、ありがたい存在と言えるでしょう。
しかし、今まで漫画の作品を制作してきた場合には、知っている情報を学ぶ事になってしまうので注意しなければいけません。
そのため、中級者や上級者は、高いスキルから指導してくれる所を選んだほうが良いでしょう。
学習方法
自宅から離れている専門学校の場合には、近くのアパートで独り暮らしをしたほうが良いと説明しましたが、経済的にゆとりのない方は難しい場合もあるでしょう。
そのような場合には『通信講座』を用意している所が、おすすめです。
通信講座を利用すれば、自宅でも学ぶ事ができるので、専門学校まで通学する必要がないので、通学時間をカットして漫画作品を制作する時間を確保する事が容易です。
ただし、講師がリアルタイムで指導できないというデメリットもあるので、的確なアドバイスを多く受けたい場合には、注意して下さい。
まとめ
漫画の専門学校については、否定的な情報が多くありますが、授業を受ける生徒がしっかりしていれば、プロデビューする事は十分に可能です。
デメリットにさえ注意すれば、専門学校では多くの画材や機材などを使う事ができるので、学ぶメリットは大きいです。
そのため、専門学校へ学ぶべきか悩んでいる方であっても、本当にプロデビューしたい場合には、入学してみる事をおすすめします。
参考URL・参考文献・根拠など
https://rocketnews24.com/2014/02/13/412979/
https://clane.jp/comic-college/
https://blog.livedoor.jp/shachiani/archives/37075741.html