漫画家とアシスタントどっちが良い?自分の進路に最適な漫画専門学校の選び方

漫画の専門学校

漫画を読むことが好きな方の中には、本格的にプロの漫画家を目指すために専門学校への進学を考えている方もいます。

しかし、中には漫画を描くスキルを磨きたいけど、プロの漫画家よりもどちらかと言えば漫画家のアシスタントをする仕事に興味がある方がいるかもしれません。

ここでは、漫画家が向く方とアシスタントが向く方の特徴について見ていきながら、自分に最適な漫画専門学校の選び方をご紹介したいと思います。

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漫画家が向く人の特徴とは

漫画家はイメージをもとに生み出した作品を多くの方に読んでもらえるやりがいのある職種です。

漫画家を目指す方が数多くいますが、長く漫画家を続けるためにはいくつかの特徴を備えている必要があります。

絵のスキルだけではなく様々な要素を備えている必要がありますが、漫画家が向く人の特徴について見ていくことにしましょう。

絵のスキルとストーリーを作り出すスキルが高い

漫画家を目指すには、絵とストーリーを作り出すスキルがどちらも必要です。

絵のスキルが高くても、読者を最後まで飽きさせないワクワクドキドキするようなストーリーを作り出すスキルがない場合、漫画家を目指すのは難しいかもしれません。

魅力的なストーリーを絵で表現するのが漫画を描くことの醍醐味ですが、絵のスキルとストーリーを作り出すスキルが高い方は漫画家に向いていると言えます。

人に的確に指示をするのが得意

漫画を描くのが好きな方の中には、自分一人で黙々と作業をするのが好きな方もいますが、売れっ子漫画家になると複数のアシスタントを抱えて仕事をすることがあります。

忙しい時には複数の連載を抱えることもあるので、アシスタントなしで仕事をするのは限界があります。

アシスタントを使うにしても、作品の雰囲気を壊さないようにそれぞれの場面の描き方の指示を出す必要がありますが、人に的確に指示をするのが得意な方は漫画家に向いています。

自分の世界観を確立した上で作品を作り続けられる

漫画家デビューを目標にしている方が多くいますが、デビューしてからが本番でそこからいくつもの作品を世に送り出していくことになります。

コツコツと制作することで作品に共感してくれる多くのファンがつけば、作品を発表する機会を多く与えられるため、漫画家として長く活動することができます。

自分の世界観を確立した上で作品を作り続けられる方は漫画家に向いています。

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漫画家のアシスタントが向く人の特徴とは

もともと漫画好きな方は漫画家を目指すことが多いですが、中には漫画家のアシスタントになりたい方もいます。

憧れの漫画家の方がいることでアシスタントという職種を目指す方もいますが、いくつかの特徴を備えている方は漫画家のアシスタントになることで自分をより生かすことができます。

漫画家のアシスタントに向く人の特徴を見ていくことにしましょう。

絵のスキルは高くてもストーリーが浮ばない

絵のスキルが高く、人物はもちろんのこと建物や植物まで幅広くなんでも描ける方がいます。

また細かい作業が得意でどんなに時間がかかる絵であっても、最後まで几帳面に描ききることができる特徴を持つ方は漫画家に向いていると言えます。

しかし、せっかく絵のスキルが高くてもストーリーがまったく浮ばない方であれば、漫画家のアシスタントが向いています。

優秀なアシスタントを必要としている有名な漫画家の方が多数いるので、自分のスキルを生かすことができるでしょう。

人に指示を出すより指示されるほうが楽に思える

人を使うのが得意な方とそうでない方がいます。

人を使う時に必要以上に気を使ってしまい、結局は自分でやった方が気が楽な方は漫画家よりもアシスタントが向いています。

自分一人で作品を仕上げることが可能な規模で漫画家を続けることができれば良いですが、一躍有名になってしまうと仕事量が増えるのでアシスタントが必要となります。

アシスタントを抱えていても人をうまく使えないと円滑に仕事を進めていくことができません。

人をサポートすることに大きな喜びを感じる

漫画家として自分らしい作品を世に送り出したいという強い意志を持っている方がいます。

しかし、漫画を描くことが好きでもどちらかというと自分が前に出るよりも人をサポートすることに大きな喜びを感じる方であれば、漫画家のアシスタントが向いています。

尊敬する漫画家のアシスタントをすることで誰よりも早く作品に触れることができるなど、アシスタントの仕事にはいくつもの魅力がありますが、憧れの漫画家の方をサポートすることで自分の気持ちを満たすことができるでしょう。

漫画家を目指している人の漫画専門学校の選び方

漫画家を目指している方は、絵のスキルと共に自分の感性を磨きながらストーリー作りのスキルを高めていく必要があります。

漫画専門学校では授業を通して絵のスキルとストーリーを作るスキルを磨いていくことができますが、本格的に漫画家を目指している方はどのような漫画専門学校を選べば良いのでしょうか。

人物などのデッサンに力を入れている専門学校を選ぶ

漫画専門学校に入学する段階で、まったく絵を描くスキルがない場合には人物などのデッサンに力を入れている専門学校がおすすめです。

漫画にはあらゆるものが登場するので、様々なものが描けるようにスキルを磨いておく必要があるのですが、デッサンに力を入れている専門学校なら漫画の土台となるものをしっかり身につけることができます。

漫画の描き方のスキルが身につく専門学校を選ぶ

絵が上手くてもコマ割りなどの独自のスキルがないと、漫画の作品を最後まで仕上げることがでません。

ストーリーを作り出し、それにそってコマ割りを考えて絵を描いていくなど、漫画を描くための一通りのスキルを身につけておくことが大切です。

漫画家を目指す方は、漫画の作品を完成させるために必要なスキルを丁寧に教えてくれる専門学校を選ぶことをおすすめします。

在学中に担当編集者が付く漫画専門学校を選ぶ

漫画専門学校に通うことで自動的に漫画家になれるわけではなく、漫画を描くスキルを身につけたら漫画雑誌の新人賞のコンテストに応募してデビューすることを目指す必要があります。

漫画専門学校の中には在学中に担当編集者が付いて、デビューを目指すための作品作りに関してアドバイスがもらえるところがあります。

漫画家を目指す方にはこのようなサポートがある専門学校がおすすめです。

アシスタントを目指している人の漫画専門学校の選び方

漫画家のアシスタントを目指している場合でも、絵のスキルだけではなくコマ割りなどの漫画独自のスキルを身につけておく必要があります。

漫画専門学校の多くが漫画家を育成するカリキュラム内容となっていますが、アシスタントを目指している方はどんな漫画専門学校を選べば良いのでしょうか。

漫画家のアシスタントを目指すコースがある学校を選ぶ

漫画専門学校の中には、漫画家デビューが目指せるのはもちろんのことアシスタントを目指すためのコースがある学校もあります。

漫画家ではなく、はじめから漫画家のアシスタントを目指している場合にはアシスタント専門のコースがある漫画専門学校がおすすめです。

アシスタントの仕事をサポートしている学校を選ぶ

漫画専門学校の中には在学中のデビューに力を入れているところもあれば、漫画のスキルを生かした幅広い職種に就くためのサポートに力を入れているところがあります。

漫画家のアシスタントの仕事に就くためのサポートを行っているところもあるので、卒業後にアシスタントになるという目標が定まっている場合におすすめです。

まとめ

漫画専門学校は、漫画家を目指す方と漫画家のアシスタントを目指す方が必要とするスキルを身につけることができます。

漫画専門学校によって特徴に違いがあるので、自分が将来目指す方向性に合ったカリキュラム内容の学校を選ぶことが大切です。

漫画専門学校の説明会や体験入学に積極的に参加するようにして、自分にとって最適な漫画専門学校で学ぶことで将来に備えることができます。






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