無料のプログラミングスクールはブラック企業の就職先しかないの?

プログラミングスクール

無料のプログラミングスクールは、ブラック企業に就職させられることになるからやめておけと言われることが多いです。

でも、実際のところそれは本当なのでしょうか?

無料のプログラミングスクールから就職する際の就職先には、良い企業は全然ないのでしょうか?

ここではそんな、無料のプログラミングスクールの就職先についてみていきます。

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ブラック企業の就職先しかないわけではない

当然と言えば当然なのですが、無料のプログラミングスクールだからと言って、ブラック企業の就職先しかないわけではありません。

勿論中には一般的に言うブラックな企業の就職先もある可能性はあります。

でも、だからと言ってよい企業の就職先がないということはないのです。

それには勿論理由もあります。

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採用企業はある程度のコストをかけているから

先ず一つ言えるのは、無料のプログラミングスクールを通して人を採用するというような企業は、採用の際に無料のプログラミングスクール側にお金を払っています。

だからこそ、プログラミングスクール側は料金を無料にすることが出来ているんです。

生徒からお金をもらうわけではなく、企業側からお金をもらうこと経営を成り立たせているわけです。

さてここでポイントが生じてきます。

それが、企業側はプログラミングスクール側にどのくらいお金を払うのかという点。

それが安いのであれば、コスト削減のためにプログラミングスクールを利用している企業ばかりが就職先になります。

人材にかけるコストを削減したいというのはイコールで人材を大切にしないということにつながりますよね。

なので、そういう企業はブラック企業である可能性も高くなります。

しかし、もしそのコストが高いのであれば、話は逆になる。

そして実際、企業側がプログラミングスクールに払うお金は安くありません。

年収の3分の1くらいが相場

その企業側がプログラミングスクール側に払う報酬は、採用した人に支払う予定の年収の3分の1くらいの金額になります。

つまり、もし年収が500万円なのであれば、報酬は150万円程度になるということ。

それだけのコストは、普通に人材を募集して、採用活動をしてという流れよりも高くかかっていることが多いです。

となれば、それだけ人を大切にするということになりますよね。

だから、決してブラック企業ばかりだというわけではないんです。

コストをかけるから100パーセント安心なわけではない

ただ一つ注意したいのは、コストをかければ100パーセント安心なのかという点。

確かに採用活動にコストをかけているというのは、一つの判断材料にはなります。

でも、それで100パーセント安心かという、そうではありません。

というのも、コストをかけているのが、あまりにも人が足りないからであることもあるから。

あまりにも人が足りないとなれば、とにかく確実に人を集めることが出来る方法で集めるしかなくなります。

だからコストをかけている。

そんな風にあまり人が足りないからコストをかけているのだということであれば、入った後に大変なことは間違いありません。

人が足りていないんですから。

10人必要なところを5人でやっているというようなところに、人が2人はいって7人になったところで、結局ハードであることには変わりはありません。

だから、別に100パーセント安心なわけではない。

でも、無料のプログラミングスクールを活用しているからといって、すべてがブラック企業かというと全然そんなことはないんです。

ブラック企業に当たらないためには

いい企業に就職できる可能性もあれば、ブラック企業にあたる可能性もあるというのが無料のプログラミングスクールになります。

でも誰だって、ブラック企業に就職するのは避けたいものですよね。

ではどうすればブラック企業に当たることを避けることが出来るのか。

それは、一般的な方法で就職先を探す時と同じです。

つまり、きちんと下調べをしたうえで就職先を決めていけばいいんです。

なんとなく、紹介されると、「はいここで」という風にトントン決めていきたくもなるものですが、それはよくありません。

たとえ紹介された企業であっても、きちんと自分で下調べをしてから決めないといけないんです。

でも、逆に言えばそれさえきちんとしておけば、多少なりともブラック企業に当たる可能性を少なくすることが出来ます。

だから、それはしておくべきなのです。

ブラック企業の見分け方

では、どうすればそこがブラック企業か、そうではないかを見分けることができるでしょうか?

その見分け方にはいろいろな方法がありますが、こと無料のプログラミングスクールを通してということであれば、年中求人を出しているかどうかがポイントになります。

無料のプログラミングスクールを利用する企業でブラック企業である可能性が高いのは、人が足りなくて仕方なく高いお金を払って無料のプログラミングスクールを活用しているというパターンです。

そういうところは基本的に人が足りないわけですから、他の媒体でも募集を出しているものです。

それも、年中出しているんです。

だからもし、企業の名前で調べてみたりして、その企業がずっと人を募集しているようであれば、そこは避けた方が無難です。

もしブラック企業でないとしても、少なくとも人が足りないことは間違いありませんから。

人が足りないということは、たとえきちんと残業代が出るなど、待遇的にブラックでなくとも、仕事内容がハードであることは確かです。

もしブラック企業に当たっても大丈夫

ただそうして気を付けていても、ブラック企業に当たってしまうことはあります。

でも、もしブラック企業に当たってしまったとしても、そこまで心配する必要はありません。

もしブラック企業に当たってしまったとしても、すぐに辞めればいいのです。

ブラック企業を辞めることが出来ない人の多くは、辞めると就職先が見つからないからという理由でやめることが出来ません。

でも、プログラマーの場合は少し話が違ってきます。

プログラマーの場合は、基本的には就職先は見つかりやすいんです。

それは、業界全体が人手不足だから。

なので、比較的に簡単に就職先を見つけることが出来ます。

たとえ前の会社をすぐに辞めたのであっても。

事情を話せばわかってもらえることもあるでしょう。

同じ業界なのですから。

なので、実はそこまでブラック企業に当たることを心配する必要はないんです。

楽なのはいい企業に当たることなので下調べは大切

ただそうは言っても、ブラック企業にあたって、そこをやめて、そしてまた就職活動をして、というその一連の流れは、間違いなく面倒です。

なので、それはできればそれは避けたいところです。

適当に就職して、微妙ならばやめればいいやと考えるのはおすすめできません。

最低限、きちんと下調べはするべきなのです。

そのうえでもしブラック企業であれば無理する必要はないというだけの話。

もし最初からいい企業にあたれば、それが一番いいことは間違いありません。

まとめ

無料のプログラミングスクールだからといって、必ずしも微妙な会社に就職することになるわけではありません。

なので、無料のプログラミングスクールを、ブラック企業に入るのがいやだからという理由で避けるのはおすすめできないんです。

もしこれまで無料のプログラミングスクールが選択肢になかったという方は、選択肢に入れてみるのもアリなのです。