置きっぱなしになってしまいやすい液晶モニタのおすすめの処分方法とは?

液晶モニタ

液晶モニタにおいてどうしても困ってしまうことが、処分です。

液晶モニタを回収してくれるところやリサイクルしてくれるところはたくさんありますが、処分したいと思っている液晶モニタを取り扱っていない可能性もあります。

しかし、処分できないからといって家に置いておくのも邪魔になってしまいますし、それが続いてしまうと不必要な液晶モニタが増えていく一方です。

今回は、そんな液晶モニタのおすすめの処分方法について紹介していきます。

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液晶モニタは粗大ごみではない

液晶モニタを処分する際にまず思いつく方法が、粗大ごみとして出すことです。

粗大ごみとして出すことができるのであれば、液晶モニタの処分にそれほど困ることはありません。

しかし、東京や大阪、福岡などといった大都市でも、エアコンなどの家電製品やパソコンは粗大ごみとして出すことができないという決まりになっています。

つまり、液晶モニタは基本粗大ごみとして出すことができないということです。

液晶モニタの処分方法として、市によってはPC3R(一般社団法人パソコン3R推進協会)への依頼をすすめているところもあります。

では、PC3Rとはいったい何なのでしょうか?

PC3Rについて

PC3R(一般社団法人パソコン3R推進協会)は、パソコンや液晶モニタなどのディスプレイの3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進している組織です。

PC3Rは、製造メーカーや輸入販売事業者などとともに「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づいて、回収や処分を行っています。

そのため、PC3Rではすべてのパソコンや液晶モニタをリサイクルしているわけではありません。

製造メーカーがリサイクルを受け付けている場合、そちらでのリサイクルが優先されるためPC3Rではリサイクルを受け付けていません。

メーカーが倒産していたり自作のものだったりする場合は、リサイクルを受け付けてくれます。

したがって、PC3Rはメーカーで引き取ってもらえない場合の最終手段だと捉えると良いでしょう。

PC3Rで処分を行う際は、PCリサイクルマークがついているものでも料金が発生してしまうので注意してください。

PCリサイクルマークについては、後ほど説明します。

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無料引き取りは本当に無料なのか

皆さんの住んでいる市や町で、家電製品などの無料回収を行っている車を見かけたことはありませんか?

この無料回収についてですが、本当に無料で回収してくれるのでしょうか?

結論を先にいうと、レアメタルを含んだ家電製品などであれば無料で回収してくれます。

しかし、再利用が難しいなどと判断されてしまった場合は、無料で引き取ってもらうことができず何かしらの料金が発生してしまいます。

無料で引き取ってもらうつもりだったものが有料になってしまっては困ります。

無料か有料かの判断は素人では難しいので、無料回収車の利用はできるだけ控えた方が良いです。

PCリサイクルマークについて

液晶モニタの処分方法について見ていく前に、PCリサイクルマークについて少し説明します。

PCリサイクルマークは、2003年以降に販売された家庭用パソコンや液晶モニタにつけられているマークです。

現在皆さんが持っているパソコンや液晶モニタにも、このPCリサイクルマークがついているのではないでしょうか?

このマークがついていると、原則回収の際に新たな料金が発生することなく処分することができます。

液晶モニタの処分方法

それでは、液晶モニタの処分方法をいくつか紹介していきます。

自分に合った方法を見つけてみてください。

PCリサイクルマークがついている場合

PCリサイクルマークがついている場合は、まず液晶モニタの製造メーカーを確認しましょう。

製造メーカーが分かったら、そのメーカーのサポートセンターに連絡して処分を依頼しましょう。

無料とまではいきませんが、比較的安価で買い取ってもらうことができます。

ただし、メーカーによっては申込書の記入などといった少し面倒くさい作業をする必要があります。

メーカーが分からない場合やメーカーが倒産してしまっている場合などは、先ほど紹介したPC3Rに連絡してみましょう。

PCリサイクルマークがついていない場合

PCリサイクルマークがついていない場合も、PCリサイクルマークがついている場合と同様の流れで処分することができます。

しかし、PCリサイクルマークがついているものよりも料金がかかってしまうことが多いです。

高いものだと3,000円以上かかってしまう可能性もあります。

メーカーがリサイクルを行っている場合はPC3Rが利用できないので、別の方法を選ぶのが無難と言えるでしょう。

小型家電リサイクル店での処分

2013年4月から、「小型家電リサイクル法」と呼ばれる法律が施行されています。

この法律は、一部の家電量販店やスーパーなどでパソコンの回収を行うサービスを提供してくれるものです。

どの店舗が回収を受け付けているかは、「小型家電リサイクル回収ポータルサイト」と呼ばれるサイトで調べることができます。

小型家電リサイクル店での処分については、回収方法や料金などにおいて全国で一律の基準があるわけではありません。

また、回収できるもののサイズの上限も決まっているので、それにおさまっていない場合は回収してもらうことができません。

ネットを利用した処分

いくつか液晶モニタの処分方法を紹介してきましたが、これから紹介するネットを利用した処分が一番おすすめです。

そのおすすめサイトが「パソコン処分.com」と呼ばれるサイトです。

PCリサイクルマークの有無に関係なく無料で回収してもらうことができるので、多くの人が利用しています。

回収までの流れを説明します。

まず処分してもらいたいものが処分可能かどうかを確認します。

液晶モニタなら基本処分可能なので、ここに関しては何の問題もありません。

ただし、液晶モニタでも画面が割れているものや画面に焼けがあるものは処分不可能なので注意してください。

処分可能のものであれば、梱包に進みます。

梱包は近くのスーパーやドラッグストアなどで手に入る段ボールなどで大丈夫です。

箱をとってあるのであればそれを利用すると良いでしょう。

発送の際、特別連絡しなければならないなどといったことはありません。

指定されている住所宛に送るだけでOKです。

その後宅急便に集荷してもらえば、液晶モニタの処分は完了です。

非常に便利でお金もかからないので、是非この方法で処分を検討してみてください。

処分の流れのおさらい

液晶モニタの処分方法の流れをまとめると、以下のようになります。

  1. 「パソコン処分.com」で処分可能なものか確認してもらう
  2. 処分不可能なものであれば、製造メーカーに処分を依頼する
  3. 製造メーカーが分からなかったり倒産してしまっていたりする場合は、PC3Rに処分を依頼する

一番手っ取り早いのは、やはりパソコン処分.comに依頼することです。

製造メーカーやPC3Rに処分を依頼するより楽に処分を進めることができるので、まずはパソコン処分.comを利用してみてください。

まとめ

液晶モニタの処分方法について紹介してきましたが、いかがでしたか?

処分方法はいろいろありますが、ネットを利用した処分が一番簡単でおすすめです。

使用せず置きっぱなしになっている液晶モニタがあるという人は、是非これを機に処分に出してみてください。

液晶モニタがなくなると、部屋が広くなったように感じられますし、すっきりした気持ちになれます。






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