買い替えの判断に!液晶モニタの経年劣化、どんなことが起こる?
液晶モニタは、経年劣化で次第に使えなくなっていくものになります。
でも、どうなれば買い替えなのかというのは、意外とわかっていない方も多いのではないでしょうか?
そこでここでは、液晶モニタの経年劣化では、どのようなことが起こるのかということについてみていきます。
これらの症状が見られたら、買い替えることをおすすめします。
経年劣化が進むと明るさが暗くなる
液晶モニタの経年劣化が進んでいくと、それによって画面の明るさが暗くなっていきます。
だからたとえば、今まで特に設定を変えているわけでもないのに、最近なんだか部屋が暗いと見えづらくなってきたなとか、そう思うことがあればそれは経年劣化でそうなっている可能性が高いです。
今後どんどん劣化は進んでいくのです。
そして次第に映らなくなっていきます。
そうなる前に買い替えるしかありません。
暗くなるのは初期段階
こうして画面が暗くなっていくというのは、まだまだ初期段階になります。
まだまだもっと経年劣化は進んでいきます。
だから逆に言えば、まだこのくらいの段階の経年劣化であれば、そこまで気にする必要はないということでもあります。
まだまだ先のレベルがあるわけなのですから、そこまで焦って買い替えることはないんです。
ただもちろん早く動いておくに越したことはありません。
後々急激壊れていったとしても、モニターがあればすぐにまた作業に戻ることができますから。
でももし替えの液晶モニタがないと、そのまま保存もできず作業を進めることもできずというどうしようもない状態になります。
それはすごく困ります。
だからそうならないように、早めに用意しておくことがおすすめです。
この段階で修理をしてもダメ
これはまだ初期段階なのですから、この段階であれば、別に買い替えなくても修理に出せばよいのではないかと思うこともあるかもしれません。
でも、経年劣化なのですから、修理に出してもあまり意味はありません。
修理に出したところで、劣化していると思われるパーツを全部変えないと、またすぐに壊れてしまう可能性は高いです。
そうしてまたすぐに壊れてしまうのであれば、やっぱり修理に出すだけお金の無駄になってしまうんです。
それならば最初から買いかえた方がよほど得策です。
なので、基本的には経年劣化の症状が見られたら、買い替えていくのがおすすめです。
コントラストが薄くなるのも劣化の症状
明るさが暗くなるというのと同様にコントラストが薄くなるということもあります。
それもまた、液晶モニターにおける経年劣化の症状なのです。
色を濃くするには、やっぱりそれだけ強い光が必要になります。
でも、経年劣化が進んでいくと、それもむずかしくなるんです。
だから次第にコントラストが薄くなっていってしまうことがあります。
コントラストが薄くなるというのは、液晶モニターにおいてはすごく問題になります。
やっぱりコントラストが薄いと、画面が見えづらくなるんです。
だから、目が疲れてしまうようになります。
見えづらい画面を一生懸命見ていたら、目が疲れてしまうのは当然。
そんな目が疲れてしまうような液晶モニターを日々使用していたら、そのうちに視力が下がったりしてくる可能性もあります。
それは困ります。
だからこういう症状がみられたら、なるべく早く買い替えていくのがおすすめになります。
完全に映らなくなるまでは、この場合でもまだ多少の時間はあるんです。
でも、これを使用していて目がすごく疲れてしまうのはよくない。
だから、早めに買い替えるべきなのです。
ムラが出てきたら要注意
コントラストに関しては、ムラが出てくることがあります。
もしムラが出てきたら、それはいよいよ経年劣化が激しく進んでいることになります。
だから、その場合には多少焦って買い替えた方が良いかもしれません。
そもそも液晶モニタ自体、そこまで高いものではないです。
中には高いものもありますが、ある程度のレベルのもので良ければ、1万数千円くらいで買うことができるものになります。
なので買い替えることもそこまでダメージにはならないはずです。
だったら、なるべく買い替える方が良いです。
色が変わることもある
液晶モニタは、経年劣化で色が変わることもあります。
たとえば、黄色っぽくなっていったり、赤っぽくなっていったりすることもあるんです。
これはいわゆる、バックライトが経年劣化でダメになりかけているパターンです。
赤くなったり黄色くなったりするのは、まずまずわかりやすいです。
そもそもの色味が変わるわけですから。
なので、これで判断するのは難しくありません。
ただただ普通に液晶モニタを見ていれば気が付くはずです。
ある程度の時間がかかることが多い
ただ、バックライトの経年劣化には、ある程度の時間がかかることが多いです。
だいたい10年くらいはかかるのです。
でも逆に言えば、10年くらいで本格的な経年劣化は起こります。
10年というと、数字だけで見るとすごく長いです。
でも、実際のその中で日々を過ごしてみると、あっという間にたってしまうのが、10年という月日になります。
だから、気が付けば液晶モニタにもこうした経年劣化が見られるようになっていてもおかしくありません。
たくさん使用している人であれば、その分劣化も早くなりますし。
画面がちかちかするのも経年劣化
もう一つ、液晶モニタの経年劣化の症状としてよく見られるものがあります。
それが、画面がちかちかするというものです。
これは、たとえば明るさが暗くなったとか、コントラストが薄くなったとか、あるいは色味が変わったとか、そういうことよりも特に気が付きやすい症状です。
明るさやコントラストそして色味などは、基本的にはじわじわきます。
昨日までは普通だったのに、とか、今テレビを見ていたら急に画面が暗くなったとか、色が変わったとか、そういうことが起こることはあまりないんです。
だから、基本的にはわかりやすいといえる色味が変わるという変化でも、なかなか気が付かないことがあります。
でもそれでは、突然液晶モニタが切れてしまう可能性も出てきます。
ただこの経年劣化であれば、まず気が付かないということはありません。
なぜなら、普通の状態からちらつき出すからです。
画面がちかちかしているというのはいうなれば、蛍光灯が消えかけているときにちかちかしているとあれと同じです。
あれに気が付かない人はいるでしょうか?
どんな人にでもあれには大体気が付きます。
だから、画面がちかちかするのにも、すぐに気が付きます。
そしてスムーズに買い替えていくことができるはずです。
接触不良の場合もあるので注意
ただこれに関しては、100パーセント経年劣化とは言えません。
この場合には、接触不良でそうなっているというパターンもあるのです。
もし接触不良でそうなっているのであれば、買い替えてしまったら大損になります。
いつかは経年劣化が見られるようになるわけですから、そう考えると持っているのはなしではないですが、邪魔であることはたしかです。
なので、それが接触不良でないかどうか、きちんと接続を確認してから判断してみてください。
まとめ
液晶モニタに経年劣化が進むと、画面が暗くなったり薄くなったり、あるいは色味が変わっていったり、画面がちかちかしたりします。
これらのサインを逃さないようにして、適切なタイミングで買い替えるようにしていってください。
そして買い替えた時には、今度はなるべく経年劣化を遅らせることができるように、明るさを多少下げたりして使用することをおすすめします。