近すぎても遠すぎてもだめ!モニタアームで設定するディスプレイとの適切な距離はどのくらい?
モニタアームを使用すると、ディスプレイの高さだけではなく、距離も自分で設定できることが多いです。
でも、高さはなんとなく分かるかもしれませんが、ディスプレイをどのくらいの距離に置くべきかというのは難しいところがあります。
実際ディスプレイはどのくらいの距離におくべきなのでしょうか?
ここではそんな、モニタアームを使用した際のディスプレイの適切な距離についてみていきます。
近すぎると目に強い光がくることに
モニタアームでディスプレイの距離を設定する場合、近すぎる位置に設定することは避けないとなりません。
近すぎる位置にディスプレイを設定している場合、目に強い光がくることになります。
基本的には液晶モニターから出ている光というのは、目に悪い光になります。
それを至近距離から目に当てられていたら、それが目に良いはずもありません。
それを続けていたら、そのせいで視力が落ちて行ってしまうということもあるでしょう。
それはまず避けたいところです。
なので、あまり近い距離に設定するのは避けないとならないのです。
目が疲れてしまうということもある
また、近すぎると、その光の負担のせいで目が疲れてしまうという事も出てくるでしょう。
目が疲れてしまうと、なんとなく文字がかすんで見えるようになっていきます。
そんな文字がかすんでいる状態で仕事を使用していても、それはやはりなかなかスムーズには進まなくなるはずです。
それではモニタアームを使用する意味もなくなると言えます。
だからそうならないように、距離はそれなりにあけておかないとなりません。
近すぎる方が多い
でも、モニタアームを使用している方の中にも、ディスプレイと目との距離が近すぎるという方は多いです。
それはやはり、目の悪さが関係しているのでしょう。
ここ数年で、日本人の目はドンドン悪くなっていると言います。
子どものメガネ、あるいはコンタクト率もどんどん上昇しています。
目は基本的にはそうそうよくなりませんから、子どもがそういう状態にあるということは、これからもどんどん目が悪い大人が増えていくという事になるでしょう。
目が悪いと、そもそも文字が見えづらいですから、近くで画面を見ようとしてしまうのはわかります。
そうして、ディスプレイと目の距離はドンドン近づいていくのです。
今後モニタアームを使用する際には、近いのは良くないという事を意識してディスプレイを設定していくと良いでしょう。
遠すぎるのも目を疲れさせる
近すぎると良くないというと、では遠ければその分には問題ないだろうと考える方も多いでしょう。
でも、遠いというのも良くないと言えます。
遠いというのはそれはそれで目を疲れさせてしまうものなのです。
なぜならディスプレイガ遠くなればなるほどに、そのディスプレイの中の文字は見えづらくなるからです。
そこの文字が見えづらくなると、目を凝らしてみないとならなくなるでしょう。
それがたまにであれば、別にたいして目への負担にもならないかもしれません。
でも、ディスプレイがそういう遠い位置に設定してあるということは、ずっと目を凝らして見続けることになります。
それは明らかに目への負担になります。
だから、遠いのは遠いので目を疲れさせてしまう事に繋がるのです。
文字を大きくすると作業がしづらくなる
遠くにディスプレイを設定して、それで文字が見えづらくなるのであれば、文字を大きくしていけば良いのではないか?
と思う方もいるでしょう。
確かにそういう考え方もあります。
ディスプレイを遠くしても、文字を大きくしていけば、それによって多少は文字が見やすくはなるでしょう。
でも、1文字1文字が大きいと、文字は読めても文章としてはすごく読みづらくなります。
だから、その分作業がしづらくなると言えるのです。
作業がしづらくなるのであれば、それはやはり得策とは言えません。
なのでやはり、遠すぎるのもおすすめは出来ません。
50センチくらいが正解
では、モニタアームでディスプレイを設定する際、どのくらいの距離が正解になるのでしょうか?
遠すぎても近すぎてもだめなのであれば、遠すぎないで、かつ近すぎない距離がどれくらいの距離なのかと言う事を知らないとなりません。
その距離とはどのくらいの距離になるのでしょうか?
遠すぎないで、かつ近すぎないという、モニタアームで設定するディスプレイの適切な距離は、だいたい50センチくらいになります。
目から50センチくらいの距離にディスプレイを設定していけば、それは近すぎないで、かつ遠すぎない適切なディスプレイの距離だと言えるでしょう。
ディスプレイの大きさにもよる
もちろんそれはディスプレイの大きさにもよるところはあります。
たとえば、すごく大きなディスプレイを設定している場合、50センチでは体感として近すぎると感じることも出てくるでしょう。
でも、そうそうそうなることはありません。
なぜならディスプレイは、そんなに大きいことがあまりないからです。
あまり大きいと、そもそもモニタアームで持ちあげることが出来なくなります。
なのでモニタアームを使用する際のディスプレイは、そこまで大きくないと言えるのです。
ということはつまり、50センチで近すぎるということはそうそうないという事になります。
小さい場合は40センチくらいでも良い
ディスプレイが大きいということは、あまりないかもしれませんが、ディスプレイが小さいということは全然起こりえることだと言えるでしょう。
ディスプレイが小さい時には、モニタアームはどのくらいの距離にディスプレイを設定させるのが正解になるでしょうか?
ディスプレイガ小さい場合には、50センチでは遠すぎます。
文字がよく見えなくて目が疲れてしまう事に繋がるでしょう。
なので、その場合には40センチくらいまで近づけるといいでしょう。
それ以上近いと小さなディスプレイでも目への負担になるので、そのくらいの距離が適切になります。
40センチから50センチでしっくりくるところに
ディスプレイのサイズよっても、多少変えていかないとならないわけなのですから、基本的には40センチから50センチくらいで、自分の中でしっくりくるなと思うところに設定していくのが一番になるでしょう。
自分の中でしっくり来ないのであれば、それはやはり目との距離感がいまいちだという事になります。
適切な距離感の中での細かいコントロールは、体感に頼るのが一番です。
是非そうして、細かい位置取りを決めていってください。
体感がまちがっていても問題はない
40センチから50センチと、大体の適切な距離は保てているので、その中で多少体感による誤差があったとしてもそれは大した問題ではありません。
なので、自信を持って設定していって大丈夫です。
そうして自分の体感で設定していくことで、使いやすさも感じることが出来るでしょうし、より仕事も捗るようになるでしょう。
目への負担を減らしつつより仕事を捗らせることが出来るようになれば、それが一番です。
だから是非、最後はそうして自分の体感でコントロールしていってください。
まとめ
モニタアームを使用しての適切なディスプレイの距離は、以上の通りになります。
だいたい40センチから50センチくらいで、あとはディスプレイの大きさを考えながら、自分の体感的に見やすい位置に設定する。
それが、適切なディスプレイの距離の設定の仕方になります。
せっかくのモニタアームを活かすためにも、是非参考にしてみてください。