適切なところに置く!液晶モニタは机の上のどこに置くのが正解?
ノートパソコンは、液晶とキーボードがほぼほぼつながっているといってもよいです。
だから、ノートパソコンを使用している間には、なかなか液晶の位置はいじることができません。
しかし、液晶モニタとデスクトップPCという組み合わせならば、液晶モニタの位置は比較的に自由にいじることができます。
では、液晶モニタは、どこに置くのが正解なのでしょうか?
液晶モニタを置く位置にはそれぞれメリットがある
液晶モニタを置く位置は、一概にどこが正解とは言えません。
なぜならどこにおいてもそれにはある程度のメリットがあり、そして同時にデメリットがあるからです。
そして当然それらのメリットデメリットは、液晶モニタのサイズ感によっては大きくなったり小さくなったりします。
だから、正しい位置に置きたいところなのです。
では液晶モニタを置く位置には、それぞれどんなメリットがあるのでしょうか?
机の中央らへんに置くメリット
まず机の中央らへんに置くことのメリットから見ていきたいと思います。
机の中央らへんに置くことのメリットは、ごくごくシンプルです。
机から落ちないようになるというのが一番のメリットでしょう。
たとえば机の奥のほうに液晶モニタを置いていたら、何かの拍子でそれが落ちてしまうこともあります。
それも、そんなに大きなきっかけがいらないこともあるのです。
たとれば、ちょっと机に脚をぶつけたとか、あるいは貧乏ゆすりの際にちょっと机と脚が触れてしまったとか、それくらいでも十分に落ちてしまう可能性はあります。
別に液晶モニタはすごく安定性があるわけではありませんから、そうなることもあるのです。
でも机の中央あたりからであれば、安定性がなくても落ちることはまずありません。
端のほうに置くメリット
では逆に机の端のほうに液晶モニタを置くメリットはどこにあるでしょうか?
机の端のほうに液晶モニタを置くメリットは、なんといっても目が疲れないことです。
その液晶モニタがどんなサイズであれば、液晶モニタを独立しておく場合には、それは少なくともノートパソコンのそれよりは大きいことが多いのです。
ノートパソコンよりも大きいとなるとやはり近すぎると目に多大な負担を与えてしまいます。
だから、長時間使用していると目が疲れてしまうことが出てくるのです。
でも、机の奥のほうに置いておくのであれば、その負担も最小限に抑えることができます。
なので、それほどまでに影響を与えることはなくなるのです。
目が疲れないというのは、長時間パソコンを使用する人にはすごく大きなメリットになります。
それぞれのデメリット
机の中央らへんに置くことにも、端のほうに置くことにもメリットはあるわけですが、ではそれぞれのデメリットはどこになるのでしょうか?
端のほうに置くことには落ちてしまうというデメリットがありますし、中央に置くことには目が疲れてしまうというデメリットがあります。
それは、それぞれのメリットを見ていけばわかるものです。
メリットとデメリットは表裏一体ですから。
でも、それぞれのデメリットはそれだけではありません。
中央に置くことのデメリットはスペースがなくなること
まず机の中央のあたりの液晶モニタを置くことのデメリットですが、それはやはり、スペースがなくなることになります。
机の中央に液晶モニタがあるわけなのですから、それはもはやノートパソコンをデスクの上において作業をしているのと同じようなものです。
基本的にはパソコン用のデスクというのは、まずまず大きいことが多いです。
それなのに、そのスペースの大半を液晶モニタとそれの足で埋めてしまっていたら、やはりもったいないのです。
それは間違いなく一つのデメリットになります。
端のほうにおくと見えづらいことがある
端のほうに液晶モニタを置くと、遠すぎて逆に見えづらくなることがあります。
たとえば、液晶モニタがそこまで大きなサイズでない場合、遠すぎると文字がすごく小さく見えてしまうことがあるのです。
文字が小さく見えてしまうと、当然ながら作業の効率は悪くなります。
ましてやもし自分の目が悪かったりしたら、余計にそうなるでしょう。
だから、目が悪い人には液晶モニタを端のほうに置くことは向いていないこともあります。
液晶サイズが大きいならば端のほうがおすすめ
こうしてデメリットやメリットから考えると、もし液晶モニタが大きいようであれば、端のほうに置くのがおすすめになります。
大きい液晶モニタを中央のあたりにおいておくと、その分だけスペースがとられてしまいます。
つまり、それだけ机の中央に置くデメリットが大きくなってしまうのです。
また、大きい液晶モニタは、それだけ目に与える負担が大きいです。
それなのに中央のあたりに置いてしまっていたら、当然目が受ける負担は大きくなります。
目との距離が近くなるわけですから。
しかも、近くで大きいものを見ると目線の移動も大きくなります。
結果余計に目が疲れやすくなるのです。
だから、大きいサイズの液晶モニタを中央に置くのは合いません。
端のほうにおいても文字が良く見える
大きい液晶モニタであれば、机の端のほうにおいて、文字が良く見えます。
つまり机の端のほうに置くデメリットが小さくなるのです。
中央に置くデメリットは大きくなり、端のほうに置くデメリットは小さくなるのですから、やはり大きい液晶モニタは端のほうにおくのが正解になります。
サイズが小さい時には中央に
ということは当然、もし液晶モニタのサイズが小さいのであれば、それは中央に置くのがおすすめになります。
サイズが小さければ、中央においても邪魔になりませんし、目もあまり疲れません。
それはまさに、ノートパソコンのように使えるようになるのです。
ノートパソコンのように使えるのが良いのかどうかは置いておいて、端のほうに置くと見えづらくなることは間違いないですし、小さい液晶モニタは、中央のほうに置くとよいでしょう。
少し角度をつけるのもおすすめ
もし机の中央のほうに小さい液晶モニタを置くのであれば、あえて正面に置かずに少し角度をつけるのもおすすめです。
少し角度をつけることによって、キーボードを置くスペースも比較的に広く確保できるようになります。
しかも、ちょっと角度をつけるくらいであれば、そこまで首や肩が疲れてしまうということはありません。
角度をつけるとなるとやはりそれが気になるでしょうが、いざ角度をつけてみると、それは別に気にならないことが多いのです。
だから、角度をつけてみるのもありです。
そうすれば、小さな液晶モニタによる、机の中央のほうに液晶モニタを置くことのデメリットの縮小効果と、その縮小効果が相まって、よりストレスなくパソコン作業ができるようになるでしょう。
身体的なストレスはもちろん、狭いことによる精神的なストレスも、長時間パソコンを使用していると気になるものです。
だから、それらをちょっとでも取り除いてあげることは大切なのです。
小さい液晶モニタを中央で使用する場合には、そういう工夫もしてみてください。
まとめ
液晶モニタを置く位置には液晶モニタのサイズによって適切な位置が変わります。
そして当然、机の上の環境や、自分の身体能力によっても変わってくるでしょう。
だから、ここで紹介してきたようなそれぞれのメリットデメリットと、自分の環境を照らし合わせてみて、適切な位置を見つけていってください。
適切な位置を見つけることは、安全面においても作業効率においても、すごく大切なことですから。