2Dだけでなく3D制作にも!ペンタブレットを使えば快適な制作が出来る!
アニメやイラストを描く時に活躍してくれるのがペンタブレットです。
漫画やイラストを描く方のスタンダード的な感じであり、プロだけではなく個人制作の漫画やアニメや同人を作る時にも使われています。
ペンタブレットがあると、綺麗な線を描くことが出来るようになったり、作業が非常に捗ったりしますので、まだ使ったことがない方は使ってみましょう。
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ペンタブレットを使って描く
プロのイラストレーター等、パソコンを使ってCGを作成される方が使っている重要アイテムが「ペンタブレット」です。
なぜ、プロがペンタブレットを使っているかと言えば、それはイラストや漫画を描きやすくなるからです。
一般的に、パソコンで作業をするときにはキーボードとマウスを使って操作をします。
キーボードとマウス操作でも、ショートカットを使ったり、アプリケーションの補正機能を使って効率的に作業したり、綺麗な線を描くことが出来ますが、ペンタブレットを使えばもっと快適になります。
イラストを描く時には、線を引く作業を繰り返し行いますが、マウス操作では微妙な調整が難しかったりします。
しかし、ペンタブレットの場合は、鉛筆やボールペンで線を引くように、パソコン上に線を引けます。
自身の思い通りに線を引くことが出来るようになるので、ストレスもたまらず、より綺麗なイラストを描けるようになってくるでしょう。
更に、ペンタブレットにはマウスとは違って機能が豊富です。
商品の中には、ペン本体をひっくり返して使うと、「消しゴム」機能が自動的に働いてくれるものもあります。
また、タブレット側にもボタンが複数ついていて、そこにショートカットを設定して、自身の使いやすいようにカスタマイズすることも可能です。
このような良さがありますので、ペンタブレットは、プロの制作現場で使われることが多いのです。
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ペンタブレットの種類
ちなみに、ペンタブレットには幾つか種類があります。
タブレットに液晶がついている液タブ
ペンタブレットの中でも、最近人気が出ているのが液タブです。
ペンタブレットの上位交換として使われることがあります。
より直感的にイラストを描けるメリットはありますが、価格が高いのがネックとなっています。
ペンタブレット
スタンダードなペンタブレットです。
通常のペンタブレットは、ボードのようなタブレットの上に、ペンを滑らせる事で、パソコン上に線を引くことになります。
最初は慣れるまで少し時間がかかりますが、慣れてしまえば液タブと同じようにイラストを描くことが出来るようになります。
また、液タブとは違い、ペンタブレットは液晶画面が付いておらず、価格が安いというメリットがあります。
ですので、イラストや漫画を描きたい方が、最初に購入される事も多いです。
ペンタブレットの細かい違い
更に、商品によって色々と細かい性能や違いがあります。
本体サイズ
ペンタブレットは、全て同じサイズというわけではなく、洋服のようにSサイズからLサイズまで、3つのサイズが販売されています。
ですので、購入するときにはどのサイズを使うかが重要になります。
一般的には、パソコンの画面サイズ等に合わせて、使いやすいペンタブレットのサイズを選ぶのがおすすめとされています。
また、基本的に本体サイズが大きくなると価格も一緒に高くなってきますので、その点は注意です。
筆圧感知の方法や性能
ペンタブレットはいくつか筆圧感知方式があります。
より心地よく描きたいという方は、感知方式を選んで購入するのがおすすめです。
また、同じ筆圧感知方法でも、商品によってどれだけ繊細な動作を感知してくれるかが違いますので、その性能も見ていきましょう。
感知性能は「筆圧レベル」と呼ばれ、現在市販されている商品は1024程度となっています。
筆圧を感知してくれるのが、マウスとペンタブレットの大きな違いでもあります。
筆圧の他には傾き検知機能もあり、その性能も重要です。
ペンタブレットの魅力
その他、ペンタブレットの魅力を紹介します。
イラストの他にも使える
ペンタブレットは、イラストを描くだけのものではなく、普通にパソコン操作をする時にも使うことが出来ます。
タブレット上にペン先を近付けると、パソコン上のマウスポインタが動きますので、それでマウス代わりに使えます。
本体についているボタンは、マウスクリック代わりに使えるので、マウスが無くてもペンタブレットがあればパソコン操作は問題ありません。
ペンタブレットの他にマウスを使うと、デスクスペースを取られる事もありますので、場合によってはマウスは使用せずに、ペンタブレット一つで使うのも良いでしょう。
もちろん併用するのもOKです。
更に、3DCG作成の現場でも、ペンタブレットは使われることがあります。
3DCGの技術に、スカルプティングというものがあり、そこでペンタブレットの筆圧感知が役立ちます。
スカルプティングでは、3DCGのプリミティブモデル(粘土の原型のようなもの)を、粘土で形を作っていくようにモデリングをしていきます。
筆圧を感知してくれれば、微調整がききますので操作もしやすいのです。
ペンタブレットは、2Dのイラスト制作だけではなく、3DのCG作成の現場でよく使われています。
また、3DCGを制作する時には、モデリングのための下絵を描いたり、テクスチャーを作ったり、ウェイトマップを作ったりする作業がありますので、そこでもペンタブレットが重宝されてきます。
3DCGをもっと快適に作りたい方にもペンタブレットはおすすめの商品です。
ペンを変えることで更に機能拡張
ペンタブレットで使用するペンは、幾つか形状があり、それらはオプションとして別売り販売されています。
ペンを変える事で、描いた時の感じも変わってきますので、場合によっては使い分けて描くのもおすすめです。
また、ペンタブレットで使うペンは一つあれば一生使えるというものではなく、消耗品となっていますので、交換の時期が来たら新しいものに交換してみましょう。
ペン自体はインターネット通販サイトで売られていますし、価格も本体に比べればかなり安い金額となっています。
ペンタブレットを使いこなし方とポイント
ペンタブレットを使いこなしたいときには、専用の「ペイントソフト」が重要です。
ペンタブレットを使えば、絵は描きやすくなりますが、ペイントソフトの性能が悪ければ思い描いたようなイラストを描けなかったりします。
ですので、ペンタブレットと一緒に、使用するペイントソフトも選んでいきましょう。
また、日本製のペンタブレットの場合は、専用のペイントソフトが付属している商品もあります。
専用のソフトなら、ペンタブレットとの相性も良く、より表現豊かなイラストを描けるようになるでしょう。
ですので、はじめての方は日本製のペイントソフトが付いているペンタブレットを購入するのもおすすめです。
ちなみに、海外のペンタブレットだと、それらの専用ソフトが付いていないものも多いので、購入する時は商品にソフトが含まれているかいないかを見て購入しましょう。
その他、ペンタブレット業界でも大手メーカーのものを使えば、同じ商品を使っている方が多く、インターネット上に役立つ口コミや体験談などが沢山載っています。
まとめ
イラスト制作では、ペンタブレットが大活躍します。
マウス操作で絵を描くのがもどかしいという方は、ペンタブレットを購入して、紙にペンで描くような感じでイラスト制作をしてみましょう。
また、イラスト制作の他には、写真加工の時にも同じく使うことが出来ます。
レタッチソフトを使った編集時にもペンタブレットは活躍してくれます。