結構年齢行ってても漫画の専門学校に通ってデビュー目指せる?若くないと駄目?
漫画家になりたいという夢、1回は誰でも持つものです。
夢は夢で終わることもありますが、それでも何かの瞬間にまた、漫画家になれたらなあと思いをはせる人もいるでしょう。
実際のところ漫画の専門学校に通って漫画家目指すのに、年齢制限というのはある物でしょうか。
結構年食っていても、専門学校で学んで漫画なデビューは可能なのでしょうか。
>>私が絶対おすすめするイラスト・アニメ専門学校・通信講座ランキングはこちら
目次
専門学校というものに年齢制限はない
もともと学校と名の付くもので、しかも専門学校の場合年齢制限はありません。
少なくとも、下限はあっても上限というものはないのです。
よほど特殊な、若いうちでないとできないような専門以外の学校は、極端な話リタイア後になっても入ることができます。
中学校だって、90歳のお年寄りが夜間に通って、卒業したこともあるのです。
何事も、学ぶということに関しては、年齢は問題ではありません。
過酷なほどに身体を使う仕事や、その勉強に対してはさすがに、年齢制限を設けているものもあります。
また無理かもしれないと暗に示唆する場合もあります。
しかしそれ以外なら、学ぶということに対して年齢が邪魔になることはないはずなのです。
結構年食ってしまったけど、さすがに大学は受験勉強からは無理だけど、専門学校に通って学ぶならいつでも可能、そう思うと勇気が出ませんか。
昔夢見た漫画家になるという未来、あきらめて久しいけどここは一念発起、専門学校に入って1から学んでみたい、それもできないことではないのです。
>>私が絶対おすすめするイラスト・アニメ専門学校・通信講座ランキングはこちら
漫画の専門学校の場合年齢的な平均値は
漫画の場合、大人でも子供でも描くことは可能ですし、それほど力が必要なこともありません。
加えて世の中はデジタルの世界、昔の漫画家に比べると格段に、誰でも、の世界になってきました。
とは言っても、専門学校に入る世代というのは、さすがに小学生とはいきませんね。
全日制の専門学校の場合、少なくとも義務教育卒業後ということになります。
また夜間部はもちろん無理ですし、通信教育にしても完全に親がかりの年代には、まず月謝が払えません。
そういった面からして、年齢に関係ないのが専門学校とはいえ、何となく年齢層というのは決まってくるものです。
一応座ってできる作業ですので、それこそ上限なしにできそうですね。
実際には、高校卒業後の18歳くらいから、30代の半ばあたりまでの年齢の学生が多いようです。
全日制のほうが、平均年齢は低いところが多いですね。
全日制の場合、高校卒業後すぐにという人が多いのが、その理由です。
夜間部の場合、仕事をしながらとか、他の学校に通いながらという人もいますので、年齢層も高くなります。
では実際のところ、年齢によってその後の未来も決まってしまうのでしょうか。
年齢によって専門学校からのデビューの可否は決まってしまうか
勿論実力と、それから運も必要なのが、漫画家デビューです。
専門学校から漫画家目指すのに、年齢に関するメリットやデメリットはあるのでしょうか。
何にせよ、お金の時間を使って入学するのですから、そのあたりも知っておきたいですね。
若いうちに専門学校に入ることのメリットデメリット
高校卒業後にすぐに漫画の専門学校に入った場合、親がその道に賛成していたら学費を出してくれますね。
これは実は最大のメリットです。
お金の心配なしに学べるというのは、これに勝るものはありません。
特に漫画の場合、アイデアも画力も必要な仕事です。
バイトなどしている時間はもったいないのは当たり前ですね。
加えてこの年齢だと、実際に漫画を読む立場でもあります。
読み手、読者の気持ちがわかるので、アイデアやストーリーが浮かびやすいし、ヒットする傾向もわかります。
デメリットはと言うと、人生経験が足りないということですね。
一発ヒットは飛ばせても、その後鳴かず飛ばずになる可能性があります。
自分の経験を糧にできないのが、この年齢層の弱みです。
専門学校の授業では、どうにもならないものとも言えます。
すでにある程度年齢が行っている場合のメリットデメリット
すでに社会人だったり、もしくは大学などに通いつつ、それでも漫画家になりたくて専門学校へという人ですね。
何よりの強みは、経験です。
社会に出て、いろいろな人と遭遇して、いいことも嫌なことも経験がある程度あるわけです。
こういった場合、ストーリーなどにリアル感覚が出てきます。
SF漫画であっても、何かリアル感がないと単なる夢物語で終わってしまいますが、適度に経験を積んだ人の場合ストーリーがしっかり根付くといった感があります。
勿論、絵を描くこと自体の経験もずっと上です。
それなりの個性を現わすことのできるのは強みですね。
しかし年齢が最も邪魔するのは、フレッシュなアイデアや冒険心、奇抜とも思えるような思い付きです。
年齢を重ねた分、何気に守りに入っている形になっていることが多いのですね。
またどうしても、若い感覚が失われるということも、無いではありません。
さすがの専門学校でも、そういったものは習うことは不可能です。
専門学校で漫画を学ぶのにおすすめな年齢って
上限下限のない、漫画家という仕事ですが、専門学校に入って学んでデビューとなると、それなりに年齢というものを考えることも大事です。
専門学校のカリキュラムは1年から2年だけど
全日制の場合、大体の学校は2年制を取っています。
これを別な方向から見ると、卒業後のデビューになった場合、今の年齢から2年後のデビューということですね。
しかしその2年後を待たずにデビューということも、専門学校なら時にはあるのです。
というのは、特に大手の専門学校の場合、各雑誌社の編集者を招いてのイベントなど企画してくれるからです。
そこで目に留まってデビューということも、もちろんないではありません。
18歳で入学して20歳で卒業、そこからデビューという悠長なことではなく、学生の間に積極的に狙っていきたいですね。
そのためにも、あまり若すぎる入学や年齢が行き過ぎての入学よりも、高校卒業後の専門学校入学がおすすめなのです。
イベント時に何かあっても、すぐに対応できる程度の年齢であることが、理想でもありますね。
年を取っていても勿論学校で学ぶことはできるけど
30代40代になっても、勿論デビューを目指すことは可能です。
専門学校で学ぶことも、もちろんできます。
しかし現実にデビューとなると、さすがに年齢が重なるのに並行して、難易度が上がってくるものです。
極端な話、編集者も相手の年齢は気になります。
同じ程度の作品だった場合、未来というものを考えてみれば、若い人を取ることが多いのですね。
そういった、ちょっと現実的問題からも、できるだけ早い入学がおすすめなのです。
上限、30代ぎりぎりと見ておくのがおすすめです。
やりたい時が学ぶ時
とは言っても、では必ず若い人だけがデビューできるのか、学校卒業後に漫画家になれるのかと言えば、勿論違います。
漫画は誰かの、読者の心を打つ作品でない限り、その場だけのものになってしまいます。
ある程度の人生経験を持っている人の作品は、それなりの真実味と心に訴える何かを持っているものが多いのです。
専門学校には年齢制限はありません。
漫画家になりたい、挑戦したいと思った時が、何よりの入学チャンスなのです。
その後のデビューに関しても、何が何でも若い漫画家の卵を世間や編集者が求めているわけではありません。
夢を現実にするのに、遅すぎるということはないのです。
専門学校には年齢制限がないのに、自分で制限を作るようなことだけは、したくないものですね。
まとめ
年齢制限というもの、世の中には多くあります。
漫画家やライトノベルの作家は、若い人が増加傾向にあります。
でもだからと言って、専門学校で学ぶ権利は、誰にだってあるものです。
家で1人描いていても、デビューのチャンスはありません。
それならたとえ何歳になっていても、専門学校でもう1度夢の実現目指してみませんか。
参考URL・参考文献・根拠など
https://ha.athuman.com/manga/feature/re-entrance/
https://www.amgakuin.co.jp/contents/comic/column/aim-info/aim/