イラストの専門学校に通うとどこに就職できるの?目指せる職業も紹介
「イラストの専門学校に入り、イラストを学んで卒業しても、就職できない」と言う方もいます。
本当に就職できないと困ってしまいますが、実際の就職先が気になる方もいるかと思います。
では、実際、イラストの専門学校に通うと、どのようなところに就職することができるのでしょうか。
就職先として、どのようなところが多いのか分からないとイラストの専門学校に入る気がなくなる方もいることでしょう。
そこでここでは、イラストの専門学校の就職先について説明していきます。
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目次
イラストレーターを目指せる
イラストの専門学校に入ればイラストレーターを目指すことができます。
イラストレーターになるには高い画力が必要になりますが、それだけではイラストレーターになるのは困難です。
高い画力の他に、相手に伝わるイラストを描けなければいけません。
つまり、絵がどのようなことを伝えようとしているのか、どのようなことを訴えかけているのか、どのようなことをアピールしているのか分かりやすいイラストを描けるようになることが大切なのです。
かなり努力しないとイラストレーターになることはできないので、イラストレーターになりたい方は努力する覚悟を持って専門学校に入りましょう。
アナログとデジタルの費用のかかり方
イラストレーターは、当然イラストを制作してお給料をもらうことができる仕事です。
現在はコンピューター機器などが進化してきているため、デジタルでイラストを制作する方は増えてきています。
ですが、アナログで制作する方もおり、アナログでイラストを描く場合は、鉛筆や色鉛筆、パステルなどを使って紙に描いていくことになります。
一方、デジタルの場合は、PCやペンタブ、液タブやソフトなどを使用してイラストを描いていきます。
そのため、デジタルで絵を描く場合は初期投資がかかり、アナログで絵を描く場合はデジタルよりも初期投資はかかりません。
ですが、アナログの場合は、鉛筆や紙などの消耗品で費用がかかり続けてしまいます。
一方、デジタルでイラストを描く場合は、画面に描いていくため消耗品は少なく、PCや液タブなどが壊れない限りあまり費用はかかりません。
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キャラクターデザイナーを目指せる
キャラクターをデザインする仕事ですが、キャラクターといっても地域のゆるキャラや企業のイメージキャラ、CMのイメージキャラなど、様々なテイストのキャラクターがいます。
ですから、キャラクターの種類や特徴、イメージに合わせてデザインする必要があります。
そのようにデザインするには、人体を描く力や、キャラクターのコスチュームを描く力、景色を描く力なども必要になります。
様々なデッサン力が必要になることは考慮しておきましょう。
絵本作家を目指せる
絵本作家を目指して成功する場合、画力はさほど問題ではありません。
絵本に向いている、自分にしか描けないような個性のあるイラストが描ければ大丈夫です。
絵本を作る場合は、当然ストーリー性も重要になります。
絵本を読むのは小さい子供が多いので、小さい子供がひかれるようなストーリーを考える必要があります。
アニメーターを目指せる
イラストの専門学校でアニメ系に力を入れている人達は、アニメ関連の仕事に就くことが多いことでしょう。
アニメは漫画と違って、人物などが画面の中を動き回ります。
動いているように見せるための作画を作るために絵を描くことも、アニメーターの仕事の1つになります。
仕事の中の役割は色々と分かれ、アニメによって絵の感じが違うため、アニメーターになるには高い画力や観察する力などが必要になります。
CGデザイナーを目指せる
現在のイラストの専門学校は、CGを使用したデザインなどを学べるところは多くあります。
CGデザイナーは現代的なため、モーションデザイナーとあわせて人気のある職業の1つになります。
CGデザイナーはデジタル的なことが多いため、アナログでデザインしたいという方には向いていないかもしれません。
就職先としては広告系が多い
イラスト関係の仕事といっても様々あり、専門学校に入れば様々な仕事を目指すことができますが、就職先として多いのは広告系です。
イラストは、ポスターに描かれていたり、何かのイメージにイラストが使われていることは多くあります。
では、そのようなことに関係のしている仕事とは、どのような仕事になるのでしょうか?
その答えは「広告系」になり、広告系の仕事というのは多くところで使用されています。
専門卒は小さい企業が多い
広告系の企業といっても様々で、大きな企業があれば、それほど大きい企業でないこともあります。
専門学校卒では、広告系の大きな企業に就職することは難しいです。
なぜなら、大きな企業は大学を卒業した人のほうを多く採用するからです。
ですから、専門学校卒は自然と小さい広告系の企業に就くことになってしまいます。
小さい企業では、予算などの都合により、自分たちで広告を制作することは多くあるため、イラストを描ける人を採用することは多いです。
広告系の小さい企業は結構多くあったりするので、小さい企業なら専門卒でも就職しやすいと言えます。
仕事はキツイ可能性がある
広告系の仕事はキツイというイメージを持っている方も多いことでしょう。
そのイメージはニュースなどからきてるかと思いますが、実際広告系の仕事はキツイという話はよく聞きます。
忙しさは、大きい企業小さい企業関係なく、どこも忙しく、ゆったりやるような仕事ではないでしょう。
締切に間に合うように必死に仕事をしたり、何度も修正させられることもあるかもしれません。
仕事に就いてから、「ハードだから辞めたい」というようなことを防ぐためにも、仕事がハードということは考慮して就職したほうが良いです。
出版系に就く人も多い
イラストの専門学校を卒業した方の就職先は、広告系だけでなく出版系の仕事も多いです。
出版系というと、雑誌などの本の表紙のデザインを制作することもでしょう。
そうしたデザインを制作するため、もちろんイラストを描く力は必要になります。
ですから、専門学校でイラストの力をつけた人は、出版系の企業に採用されることが多くあります。
仕事の種類は幅広い
世の中には色々な雑誌があるように、出版系といっても仕事は幅広くあります。
趣味系の雑誌から医療系の雑誌まで様々あるため、その雑誌に適したイラストを描く力が必要になります。
だからといって、個性豊かなアーティステック的な画力は必要ありません。
多くのものは分かりやすいシンプルなイラストになるので、そのことを考慮してから面接を受けることをおすすめします。
イラストと関係のない仕事に就く人も多い
イラストの専門学校に通っても、イラストと関係のない仕事に就く人は結構多くいます。
せっかく専門学校に入ったのに、イラストと全く関係のない仕事をする意味が分からないと思う方もいることでしょう。
ですが、イラストの専門学校に入った全員がイラストレーターやキャラクターデザイナー、CGデザイナーになれるとは限りません。
むしろ、全員がイラスト関係の仕事に就くことは困難になります。
では、広告系や出版系などの仕事にも就けない方はどうしているのかというと、一般企業に就職しているのです。
まとめ
イラストの仕事は色々あるので、就職先も様々になります。
中には、フリーになる方もいますが、フリーで十分に稼ぐのはとても難しいことです。
まず、始めのうちはほとんど稼げないと思っていたほうが良いでしょう。
フリーという選択肢もありますが、画力などに自信がない方にはおすすめできません。
それは、フリーとしてある程度稼げるようになるまでモチベーションを維持するのは難しいからです。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.best-shingaku.net/search/gk1bx72by7201b200101t35.html
https://nt-text.net/work/employ/
https://get-tips.net/c2501008455/