自作パソコン派のための液晶モニタの選び方の基本とは?

2017年2月20日液晶モニタ

EIZO FlexScan 23.8インチ カラー液晶モニター ( 1920×1080 / IPSパネル / 5ms / ノングレア/ ブラック ) EV2450-BKR

自分でパソコンを組み立ててしまう自作パソコン派の方。

組み立てるパソコンのスペックばかりが気になってしまいがち。

自作パソコン雑誌を見てみても、液晶モニタの分析は十分になされていません。

しかし最も重要で、作業効率にも関わってくるのが液晶モニタの特徴です。

どのような選び方をしたらいいのか、ここでひとまずまとめてみましょう。

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大きさを考える

液晶モニタの選び方で、まず最初に考慮すべきなのが大きさです。

それくらいのサイズのものを購入するのかは事前に決めておきましょう。

大きければいいというものではありません。

使う場所も考えましょう。

机の上で使うなら、それほど大きなものでなくてもOK。

21インチから24インチくらいが妥当な大きさでしょう。

机の上でなく、テレビの代わりに使う場合にはもっと大きくてもいいでしょう。

あまりに大きいものを選んでしまうと、机の上では使いにくいです。

そして部屋が狭いと、さらに見づらくなります。

大きなディスプレイだとそれなりに離れなければ、目が疲れて逆に見えにくいです。

家族と一緒に使うという場合には、大きなものでもいいでしょう。

複数の人が一度に画面を見られますから、家庭団らんの役にも立ってくれます。

一人暮らしの人や、自分専用のディスプレイとして使う場合にはあまり大きくなくてもいいでしょう。

ディスプレイアームを使うという場合にも、あまり大きいものだと持ち上がりません。

ある程度軽くなければ、ディスプレイアームで調節しにくいです。

どのような目的で使うのかをはっきりさせて、それからサイズを絞り込みましょう。

というわけで、選ぶ際にはまず最初に、大きさから絞り込むのをおすすめします。

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グレアとノングレア

ディスプレイですから、目が疲れてしまうのはよくないでしょう。

特に自宅で作業する場合。

プログラミングのコードを書いたり、文章を作成する場合に、液晶モニタは見やすさが大事です。

ディスプレイにはグレアとノングレアの2種類があります。

グレアのディスプレイは、光沢があります。

一見すると綺麗に見えますが、意外と見づらいです。

光沢により光を反射してしまうので、目が疲れやすいというデメリットがあります。

作業効率を考えるなら、ノングレアのものがいいでしょう。

光の反射が少なく、目が疲れにくいのが特徴です。

グレアとノングレアの選択も、間違えずに行いたいものです。

ブルーライトを削減

最近の液晶ディスプレイは、LEDが使われています。

このLEDは、従来の画面よりもはっきり見えたり、消費電力が小さいのがいいところなのですが、青色の光は、目にダメージを与えやすいと言われています。

そのためブルーライト削減してくれるディスプレイを選ぶといいでしょう。

最近では子供でも、ディスプレイを見続ける習慣がついてしまっているようです。

子供のうちに目を傷めてしまうと、なかなか治らないともいわれています。

そのためにも、ブルーライト減少できる液晶モニタを選びましょう。

もちろん、子供でなくても、目の健康を考えるなら、ブルーライト対策ができるものがいいでしょう。

液晶モニタを買った後にも、ブルーライトを削減してくれるフィルムを購入して、目に悪いブルーライト減少するような工夫をする必要があります。

購入した後にも、ブルーライト減少するように設定を工夫するの必要もあります。

パソコンするならHDMI端子

自作パソコン派の方々にはHDMI端子をおすすめします。

液晶モニタを購入する際には、HDMI端子を装備しているものを選んでください。

この端子があれば、AV機器との接続も簡単で、大変便利です。

ゲームをする際にも便利ですよ。

液晶モニタを購入する際には、端子についても注目を怠らないでくださいね。

作業をする人におすすめのスクエアタイプ

自宅で作業する人は液晶モニタの形にも注目してください。

16:9の一般のモデルでは、横に広く意外と作業がやりにくいです。

そこで最近ではスクエアタイプというものが出てきました。

5:4の画面になっていて、正方形に近いです。

文章を書いたり、コードを書いたりする時にはこれくらいのサイズがちょうどいいです。

最近では作業のしやすいこのような形のものも出てきているので、ちまたにあふれる16:9以外のものまで考慮してましょう。

パネルの種類

最近の液晶モニタのパネルの種類は、3種類にわかれています。

最も高級なものがIPSパネル。

解像度が高いです。

そのため画面も綺麗に見えます。

その一方で容量が大きいために、反応速度が遅いというデメリットがあります。

VAパネルは黒を基調としていて、コントラストが強調されます。

IPSパネルと比較して、視野角が狭く、横方向など急激な角度では見づらい傾向にあります。

バランスのいいのはTNパネル。

最も安価で、液晶モニタには使われています。

反応速度が速いので容量の大きいゲームにはぴったりだといえるでしょう。

この3種類に加えて、高架下をうたった4Kモデルもシェアを伸ばしているのにも注目です。

IODATA

I-O DATA モニター ディスプレイ EX-LD2071TB 20.7型(フルHD/ブルーライト軽減/スピーカー付/3年保証)

液晶パネルで最も力があると言われているIODATA。

販売されているモニターもラインナップが多く、値段もお手ごろ。

日本国内の液晶モニターメーカーでは、最もシェアが大きいといってもいいでしょう。

石川県にある会社で、初心者用からハイスペックまでそろっているのも魅力です。

EIZO

EIZO FlexScan 23.8インチ カラー液晶モニター ( 1920×1080 / IPSパネル / 5ms / ノングレア/ ブラック ) EV2450-BKR

液晶モニタ業界で、高級感のあるものが撰びたいならこのEIZOです。

医療機器用のモニターでも、選ばれている信頼の高いメーカーです。

このメーカーも石川県にあり、CRTの時代から画質には定評があります。

医療や船舶などのモニターも製造している伝統ある液晶モニタメーカーだといえるでしょう。

スピーカーはついているけど

液晶モニタにはスピーカーもついていますが、音質は期待しない方がいいでしょう。

いい音を求めるならスピーカーを購入してください。

値段の高いスピーカーなら明らかに音が違います。

モニターに内蔵されているスピーカーをあまり期待しないようにしましょう。

スピーカーも値段の安いものなら1000円以下で購入できるものもあり、高いものならキリがありません。

スピーカー持っている人なら別に購入する必要はありません。

新しく準備をするという方は、スピーカーの価格も考慮しましょう。

ピボット機能

パソコンで作業する際に、縦に使ったほうが使いやすいという方もいます。

パソコンの画面は上から下に読んでいくものなので、横長で使っていると意外と不便を感じるのです。

そのときにはピボット機能があるものがいいでしょう。

画面を90度回転させてくれる機能です。

画面を回転させれば今まで横長で見ていたものが、縦長で確認することができます。

ブログなどの文書を読むときには縦長のほうがやりやすいです。

iPadのような感覚で使うことができるということ。

Windowsの設定でも、縦長だったり横長だったりに変更することもできます。

横長で使うものだけがすべてではないということも、知っておきたいところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近の液晶パネル。

さらに進化を遂げていて、4Kモデルまで出てきています。

自作パソコンで使うなら、あまり大きくないものがちょうどいいでしょう。

21インチから24インチくらいが卓上では使いやすいです。

その他にも作業効率や見やすさを考慮して、使いやすい液晶モニタを選びたいものですね。






2017年2月20日液晶モニタ