モニターじゃダメ?液晶テレビと液晶モニターの違いって何?
液晶テレビを買おうと思うと、すごく高いことが多いです。
しかし、液晶モニターであれば、別にそこまで高い値段を出さなくても変えることが多いです。
なのでもしモニターと液晶テレビにあまり違いがないのであれば、モニターで済ませたいと思う事もあるでしょう。
では、液晶テレビと液晶モニターの違いはどこにあるのでしょうか?
液晶モニターは動画にはあまり強くない
液晶テレビと液晶モニターの一番の違いと言えるのは、動画に強いか、それともあまり動画には強くないかというところになるでしょう。
液晶モニターは、基本的にはパソコンで使用することをメインに考えられているものになります。
では、パソコンの画面を見る際には、何をすることが多いでしょうか?
それは書類を作ったり、あるいはネットを見たりすることになるでしょう。
つまり基本的には静止画を見ることが多いのです。
なので、液晶モニターというのは、静止画を綺麗に映す能力にたけているアイテムだと言えるのです。
たいして液晶テレビはどうでしょうか?
液晶テレビは、そもそもテレビなのですから、動画を見る事を目的として作られているものになります。
動画を見る事を目的として作られているものになるわけなのですから、当然動画を見る能力にたけていることになります。
つまり、綺麗に動画を見ることが出来るのです。
では、どちらの方が、テレビを見ていてストレスを感じないと言えるでしょうか?
それは当然、動画が綺麗に見れる、液晶テレビの方になるでしょう。
なので、テレビをよく見るのであれば、やはり液晶モニターではなく液晶テレビを買う事をおすすめします。
見比べなければ気にならない
ただおそらく、液晶テレビと液晶モニターで、画面の移りを見比べない限り、液晶テレビの動画の見やすさにも、液晶モニターの動画の画質の悪さも、あまり気にはならないでしょう。
でももし液晶モニターを買ってしまったら、それを見比べることになる機会は出てきてしまうと言えるでしょう。
たとえば誰かの家に行った時です。
そこにはかなりの確率でテレビがあるでしょう。
そこにテレビがあるわけなのですから、それをつけたら必然的に自分の家のテレビの画質と見比べることになるでしょう。
そこで、画質の差に気づいてしまうことになることも多いです。
一度気が付いてしまうと、もはや悪い画質では満足できなくなることもあるでしょう。
液晶テレビであれば、液晶モニターでテレビを見ている人の家に行き、画質の差に気が付いたとしても、ただただ満足度が上がるだけになります。
だから、やはり基本的には液晶モニターではなく、液晶テレビを買うのがおすすめになります。
音質に差がある
液晶モニターと液晶テレビでは、音質に差があることが多いです。
たとえばノートパソコンの音質を想像してみてください。
イヤホンをつければそれなりの音質にはなりますが、イヤホンなしでノートパソコンから音を出していても、すごく聞き取りづらいぼやけた音質になるでしょう。
それは、液晶モニターにおいても同じことになります。
液晶モニターは基本的にはパソコンで使用することを想定されているわけなのですから、音質感としてはだいたいノートパソコンと同じになります。
つまり、あまり良くはないのです。
それでテレビを見ていたらどうなるでしょうか?
たとえば全然テレビの音が聞こえなくて、無駄に音量をたくさん上げてしまうことになるかもしれません。
でも、音量を上げれば音が聞こえやすくなるかと言うと、そうでもないことが多いです。
なので、結果ただうるさくなるだけで、テレビの音は聞こえづらいままという事になるでしょう。
液晶テレビでテレビを見ていれば、少なくともそれよりはましな状態になります。
ただ液晶テレビもすごく音が良いわけではない
ただ残念ながら液晶テレビも、すごく音が良いわけではありません。
液晶モニターと比べると音が良いことは間違いありませんが、液晶テレビの音は、それそれでこもりがちになるのです。
なので、たとえば映画などを見ていると、あまり何を言っているのかわからないというようなことになることも多々あります。
液晶テレビでもそうなるのですから、もし液晶モニターで映画を見ようものならば、すごくストレスが溜まるでしょう。
そういうことがあるので、やはり液晶モニターよりも液晶テレビの方が良いでしょう。
液晶テレビの方が安定度が高い
液晶テレビと液晶モニターでは、液晶テレビの方が安定度が高いと言えるでしょう。
液晶テレビの場合は、基本的にモニターと比べて重たいです。
だから、それを立てて置いた時に、変にぶれたりしてしまうことはあまりないでしょう。
しかし液晶モニターは、すごく薄いですし、そしてすごく軽いことが多いです。
なので、ちょっとぶつかったりしたら倒れてしまう可能性も高いと言えます。
倒れたら壊れてしまうというのは、たとえ液晶テレビでも液晶モニターでも同じことになります。
それならば当然、家で使用するのは少しでも安定度が高いものの方が良いでしょう。
それが、液晶テレビになるのです。
高機能な分重たくなる
液晶テレビは、液晶モニターに比べて高機能なことが多いです。
たとえば内臓ハードディスクがついていたり。
それがついているということは、そのための基盤があることになりますから、それによっても重たくなりますし、そして当然そのハードディスクの分も重たくなります。
だから、必然的に重たくなり、安定度が増していくといえるのです。
家で過ごしていると、ついついテレビにぶつかってしまうこともあるでしょう。
その都度いちいち倒れそうになっていたらストレスになることも間違いありませんから、やはりテレビを見るのであれば、液晶モニターよりも液晶テレビの方がおすすめになります。
液晶テレビの方が大きいものが多い
最近では、テレビは大画面で見たいという方がすごく増えてきているように感じます。
しかし、残念ながら液晶モニターの場合は、あまり大きなサイズのものはないと言えるでしょう。
もちろんないわけではありませんが、決して選択肢は多くはありません。
だから、家のインテリアとマッチするようなものを選ぼうと思っても、なかなか良いものを選べない可能性も高いです。
液晶テレビの場合はまずそんなことにはなりません。
液晶テレビは小さいものが見つけづらい
逆に最近では、液晶テレビは、小さいサイズの物をみつけるのが大変になってきていると言えるでしょう。
主流はだいたい40インチから50インチくらいなので、そのくらいのサイズの液晶テレビが多いです。
だから20インチくらいの小さな液晶テレビが買いたいと思っても、それはなかなか良いものをみつけるのが大変だと言えるでしょう。
そういう小さいサイズのものが買いたいのであれば、もはや液晶モニターの方が良いでしょう。
その位のサイズであれば、画質の差もあまり気になることはないでしょうし、液晶モニターであれば選択肢も豊富にありますから。
まとめ
液晶モニターと液晶テレビの違いについてはなんとなく把握できましたでしょうか?
基本的には液晶モニターと液晶テレビは全然違うものになりますから、しっかりとその違いについて把握して、適切な物を選ぶようにしていきましょう。
テレビをストレスなく見ていきたいのであれば、やはりもともとテレビを見る為に作られている、液晶テレビを買うのがおすすめです。