デザイン専門学校は通信制でも意味はある?通うタイプじゃないとダメ?
デザイン専門学校には、いろいろな形態があります。
たとえば一般的なデザイン専門学校のように日中通うタイプのものもあれば、あるいは夜間にだけ通うようなタイプのものもあります。
そしてそれだけではなく、デザイン専門学校には、通信制タイプの学校もあるのです。
でも通信制タイプでも、デザイン専門学校に通う意味はあるのでしょうか?
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取り組まないとならなくはなる
通信制のデザイン専門学校に通うと、デザインの勉強や課題にとりくまないとならなくはなるでしょう。
たしかに通信制のデザイン専門学校では、誰かに何かを教わったりできるような環境ではないと言えます。
誰かに何かを教わることができないということは、たとえば本などを見て完全に独学で勉強をするのと大差がありません。
そうして本などをみて独学で勉強するのと大差がないというのであれば、本を見て独学で勉強した方が安く済ませることができると言えるでしょう。
それならば、独学で勉強したほうがよいです。
でも、通信制のデザイン専門学校には、それならではのメリットもあります。
それが、課題や勉強にとりくまないとならなくなるということです。
やらされるのでやるようになる
通信制のデザイン専門学校に通えば、そういう課題を与えられていきます。
課題を与えられるとなれば、当然課題をやるようになるということになります。
だから、半ば強制的に、デザインの勉強に取り組むことになるでしょう。
しかし独学の場合はそんなことはまずありません。
独学の場合は、別にやらなくてもよいのです。
だから、疲れていたり気分が乗らなかったりして、やらないことも多くなるでしょう。
そうしてやらないようになってしまうと、やはりデザインのレベルはあがりません。
だからむしろそうして強制的に課題に取り組むようにしてくれたほうが、ことデザインのレベルアップという意味で見ていけば、効果的だと言えるのです。
なのでレベルが上がりやすいのは、独学で学ぶことよりは通信制のデザイン専門学校に通うことだと言えるでしょう。
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学費が安いのですぐに通うことができる
通信制のデザイン専門学校のメリットとして、学費が安いということも挙げられます。
学費が安いということは、いちいち学費を貯めるための時間を設けなくて済むということになるのです。
もちろん親などが専門学校に通うためのお金を出してくれるという方は珍しくはないでしょう。
しかし、中には自分で専門学校に通うためのお金を捻出しないとならない方もいるはずです。
そうして自分でお金を捻出しないとならないとなると、やはりすごく時間がかかります。
デザイン専門学校には250万円くらいかかる
デザインの専門学校というのは、決して安いものではありません。
だいたい1年間で130万くらいかかってきてしまうことが多いです。
それが2年ですから、デザインの専門学校に通うためには、だいたい250万円くらいかかると言えるのです。
それだけのお金を貯めようと思ったら、頑張っても2年から3年くらいはかかるのではないでしょうか?
それはやはり大変ですし、あまり時間をかけていると、専門学校を卒業した後の就職にも影響を与えてしまうと言えるでしょう。
だから、時間はあまりかけることができないのです。
でも、250万円という金額は、時間をかけないと貯めることができません。
通信制なら数十万くらいで済む
ではこれが、通信制のデザイン専門学校だったらどうでしょうか?
通信制のデザイン専門学校だったら、だいたい数十万円くらいで済むと言えます。
それくらいであれば、いちいち貯めようとしなくても今すでに持っているという方もいるかもしれません。
あるいは、昼間のデザイン専門学校に通うお金を出してあげるのは無理でも、通信制のデザイン専門学校の学費くらいであれば出してくれるという親もいるかもしれせん。
なので、あまり時間をかけずに通うことができるようになる可能性は高いです。
そうしてあまり時間をかけずに通うことができるのであれば、それに越したことはありません。
だから、学費というメリットは、通信制のデザイン専門学校の大きなメリットだと言えるでしょう。
デメリットは学習効率の悪さ
では、通信制のデザイン専門学校のデメリットはどこにあるでしょうか?
通信制のデザイン専門学校のデメリットは、やはり学習効率の悪さだと言えるでしょう。
通信制のデザイン専門学校は、決して学習効率が良いとは言えないのです。
なぜなら、わからないところがわからないままになりがちだからです。
通うタイプのデザイン専門学校であれば、授業の中でわからないことを質問したり、あるいは授業おわりで個人的に質問したりすることもできるでしょう。
しかし通信制のデザイン専門学校の場合は、それもできないと言えます。
だから、分からないことがわからないままになってしまうことがあるのです。
でもそうして分からないことがわからないままになってたいたら、なかなかデザインのレベルはあがりません。
だから、通信制のデザイン専門学校は、あまり学習効率が良いとは言えないのです。
基礎がわからないまま終えることもある
通信制のデザイン専門学校とはそういうものなので、基礎的なことがわからないまま終えることになる可能性もあります。
そうして基礎的なことがわからないまま学校をおえていたら、もし運良くデザイン関係の仕事に就くことができるようになったとしても、すごく苦労することになる可能性は高いです。
できればそういう苦労はしたくないものです。
でも、通信制のデザイン専門学校の場合、その苦労から逃れることは難しいでしょう。
通信制の場合コネクションもできない
通信制のデザイン専門学校のデメリットとしてあげられるものには、もう一つ大きなものがあります。
それが、コネクションができないということです。
通信制のデザイン専門学校では、まず卒業後のコネクションを作るのが難しいです。
まず学会と就職先とのコネクションを期待することが難しいことが多いです。
さらにそれだけではなく、同期などとのコネクションもできません。
一般的なデザイン専門学校であれば、同期もたくさんいるでしょう。
同期がいれば、その同期がデザインの仕事で手が回らなくなってきた時に、仕事を回してくれたりすることもあります。
あるいは一緒にデザイン事務所を立ち上げたりすることもあるかもしれません。
いずれにしても、デザイン専門学校内でコネクションができたりするのです。
しかし通信制の場合はまずそれがありません。
なので、就職先は自分でなんとかしないとならないでしょう。
イコールで就職が大変だということ
別にコネクションがないから絶対に就職できないということはありません。
でも、コネクションがないのとあるのでは、あるほうが就職に苦労しない可能性は高いと言えます。
そうして就職に苦労しないで済むのであれば、誰だってそうしたいと思うでしょう。
もしそう思うならば、昼間のデザイン専門学校に通うほうがおすすめです。
まとめ
通信制のデザイン専門学校には、通信制ならではのメリットもあるものです。
ですが、やはり昼間に通うタイプのデザイン専門学校と比べると、通信制のデザイン専門学校にはデメリットが大きいです。
なので、基本的には昼間のデザイン専門学校に通うのがおすすめだと言えます。
通信制はどうしても経済的に厳しい時の最期の手段だと思っていたほうが得策です。