ペンタブ『Ugee m708』を紹介!その魅力はコスパ?
ペンタブには、液晶が使用されていない『板タブ』という種類がありますが、この板タブは液タブ(液晶を採用しているペンタブ)に比べたら、安い値段になっています。
しかし、板タブは値段が安い代わりに、それほど画面が美しくない機種があります。
そのため、コスパ(コストパフォーマンス)が高いペンタブを探している方は、機種の選び方に注意しなければいけません。
そこで、おすすめしたいのが『Ugee m708』です。
このペンタブは低価格なのに、高性能になっている機種なので、詳しく紹介します。
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Ugee m708の性能
本製品は板タブですが、高性能になっているので、デジタルのイラストを製作しやすくなっています。
そこで高性能になっているペンタブを探している方のために、本製品の性能が高くなっている所を4つまで紹介します。
筆圧レベル
ペンタブでイラストを製作する際に、重要なポイントとして『筆圧レベル』が挙げられます。
実際に、筆圧レベルが高ければ、専用ペンにかける力の入れ具合によって、極細から極太までの線の幅を広くコントロールできます。
所が、筆圧レベルが低くなっていたら、線の太さの幅が狭くなってしまうので注意しなければいけません。
それでは、本製品は、どうなのかと言えば、2048レベルもあるのです。
このレベルは高額な機種が多い液タブと同じ数値になるので、高機能な板タブを探している方であれば、本製品はおすすめです。
画面の美しさ
本製品は『5080LPI』になっているので、美しい画面でイラストを映し出せるようになっています。
このLPIは『Line Per Inch』の略で、スクリーン線数の単位です。
そしてディスプレイの1インチあたりの網点の密度を表します。
これほど高い数値を誇っているペンタブなので、美しい色彩を映し出す事ができるので、創作意欲をかき立ててくれます。
専用ペンのボタン
本製品の専用ペンには、2つのボタンがあって『サイドスイッチ』と『セカンドサイドスイッチ』があります。
サイドスイッチは左マウスクリックの働きがあって、セカンドサイドスイッチは右マウスクリックの働きがあるのです。
実際にペンタブをパソコンデスクに設置している時に、マウスも併用していたら、パソコンデスクが狭く感じてしまいます。
さらに専用ペンとマウスを持ち替えていたら、イラストを効率的に製作する事ができません。
そのような事を考えたら、専用ペンに左右のマウスクリック機能が備えられているのは、大きな魅力です。
ショートカットキー
本製品の本体の左側には、8つの『ショートカットキー』が備えられています。
この8つには、ブラシ拡大・ブラシ縮小・ズーム拡大・ズーム縮小・取り消す・ハンドツール・ブラシ・消しゴムなどの働きがあるのです。
この8つの機能をショートカットキーを利用しないで、実行しようとしたら、マウスカーソルをツールの所まで移動して、クリックする必要があります。
そのような事をしていたら、手間暇をかけてしまうので、ショートカットキーが8つも備えられているのは注目すべきポイントです。
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対応可能なソフト
ペンタブはデジタルのイラストを製作する際に重要な周辺機器ですが、このペンタブだけではイラストを製作する事ができません。
そこで必要になるのがイラストを製作できるソフトです。
本製品に対応できるソフトはいくつかありますが、その中でも、特におすすめなものを2つまで紹介するので確認してみて下さい。
Painter
『Painter』は、デジタルのソフトとは思えないようなイラストを製作する事ができます。
実際にPainterを利用する事によって、油彩画のようなイラストを製作する事もできれば、水彩画のようなイラストを製作する事もできるのです。
現在の日本では、写真と間違えるほどのリアルな『写実絵画』がもてはやされていますが、このソフトを利用する事によって写実絵画のようなイラストを製作する事もできるのです。
そのため、リアルなイラストを製作したい場合には、Painterを検討してみる価値があります。
Clip Studio
多くの美術関係の専門学校で採用されているソフトが『Clip Studio』です。
このClip Studioは、デジタルのイラストやアニメを製作するために作られたものですから、イラストを製作しやすい機能がいくつも備えられています。
さらに、様々なブラシの『素材』をダウンロードする事ができて、線を引くだけで、簡単に点描にできたり、水墨画のような線を引いたりできるのです。
そのため、ブラシの素材を利用する事によって、あなたのイメージ通りの作風を確立しやすくなっています。
商品情報の内容
本製品の機能や対応されているソフトが分かってもらえた所で、次に付属品や価格なども紹介するので、このペンタブを詳しく知りたい方は参考にしてみて下さい。
本製品の付属品
本製品を購入したら、ペンタブ本体の他にも、スタイラスペン(専用ペン)・USBケーブル・タブレットドライバCD-ROM・ペンスタンド(替え芯16本&とげ抜き1個)・USBケーブル結束バンド1本・取扱書・保証書などが付いてきます。
このように専用ペンだけではなく、ペンスタンドまで付いてくるので、このペンスタンドを利用すれば、専用ペンの落下対策を講じる事ができます。
実際に専用ペンを落下させたら、ペン先が故障する可能性があるので注意して下さい。
リーズナブルな価格
本製品は高機能になっている上に、付属品も充実していたので、多くの方は「本当に低価格な機種なのだろうか」と心配になったかもしれません。
所が、本製品は、Amazonでは送料無料で、税込価格5,999円で購入する事ができるのです(2018年1月28日時点)。
実際に、板タブでも、10,000円前後で販売されている機種はいくつもあります。
それを考えたら、高機能になっていても、10,000円以下の値段で抑えられているのは本製品の大きな魅力です。
利用者たちの口コミ
本製品はコストパフォーマンスの高いペンタブですが、意外にも利用者たちの中には、満足している方だけではなく、不満を抱いている方もいるのです。
そこで本製品を利用している方たちの口コミを紹介するので、このペンタブを購入するべきか、参考にしてみて下さい。
良い口コミ
本製品は軽量タイプになっていて、ペンタブ本体の厚みが、わずか7.8mmしかないので、子供でも持ち運びしやすくなっている所を満足している方がいました。
そのため、身内にイラストを描く事が好きな子供がいる場合には、本製品をプレゼントしてみるのも良いでしょう。
さらに筆圧機能が、2048レベルもある所を気に入っている方がいました。
そのため、値段が安くなっているペンタブで、筆圧機能が高くなっている機種を探している方は、本製品を検討してみる価値があります。
悪い口コミ
本製品の専用ペンを利用するためには、電池が必要になりますが、本製品には単4電池が付いていない所を気にしている方がいました。
そのため、本製品を注文する際には、事前に単4電池を購入したほうが良いです。
さらに本製品の専用ペンの反応が悪くなっていたので、不満を抱いている方がいました。
この辺りは低価格なペンタブなので、仕方のない部分ですが、素早くイラストを製作したい場合には注意したほうが良いです。
まとめ
本製品は、LPIや筆圧機能が優れているので、高機能なペンタブを探している方には、魅力的な機種です。
ただし専用ペンの反応が悪く感じた方もいたので、仕事でペンタブを利用しようと考えている方は注意しなければいけません。
そのため、本製品は仕事で使う機種というよりは、趣味でイラストを製作したい方に合う機種と言えるので、自宅でお絵かきしたい場合には検討してみる価値があります。