液晶テレビを子供に壊されないための3つの対策 これをやっておけば大丈夫
アナログ放送からデジタル放送に完全移行して約7年たちました。
昔からあったブラウン管テレビは姿を消し、液晶テレビに買い替える家庭が増えました。
ブラウン管テレビは、大きく重たく、子どもの力で簡単には動かせなかったけど、液晶テレビは薄くて軽く移動は楽だけど、子供の力で簡単に動かしたり、倒れたりする様になりました。
簡単に子供に壊されない様に、3つの対策を紹介します。
液晶画面の保護対策
まずは、何と言っても液晶を壊されないために、テレビ画面に保護対策をしましょう。
画面が破損してからでは遅いので、液晶テレビ購入と同時にアクリルパネルの購入も検討し、画面に取り付けましょう。
子供は、おもちゃを投げる、画面をたたく、テレビに近づいて画面に映ってるキャラクターを触る等々、思わぬ行動をとります。
大人がいくら早く対応しても、間に合いません。
画面が破損すると修理代も高いので液晶保護パネルを買う方が、結果安く済みます。
保護パネル
保護パネルといってもフィルムからパネルまで種類が豊富で、素材もアクリル製のハード対応からフィルムの薄いもの、それぞれの特徴がいろいろあります。
アクリルパネルは、種類があまりなくで、サイズも限られている物が多いです。
まずは自宅にあるテレビのサイズを調べて下さい。
いいな、と思うパネルでも、テレビのサイズが大きいと、対応していない物もあります。
今注目されているのは、目に優しいブルーライトカットの施されたパネル。
長時間見ていても目が疲れにくいと言われています。
ブルーライトは、テレビの他、パソコンやスマホからも出ているので、目の為にはおすすめです。
保護フィルム
指紋が目立たない光沢保護フィルムや反射防止保護フィルム、クリアフィルム等あります。
フィルムタイプは、サイズも豊富で、薄くて取り付けは簡単です。
フィルムとパネルの違い
せっかく画素数の高い綺麗な画像のテレビを買っても、保護パネルやフィルム次第で画像が荒くなってしましますので気をつけて下さい。
より鮮明な画像をみたい方は、アクリルタイプのクリアパネルを検討してみて下さい。
パネルの下部に両面テープを貼って固定する必要があるので、テレビに跡が残るのが嫌な方は貼らなくてもいいかもしれませんが、子どもが下から手を入れる事もあるので注意が必要です。
あと、画面に部屋が映り込む事もあるので、その辺も気にして選んでください。
また、女性一人も装着が簡単と、書かれいている商品もありますが、実際に厚みがあるハードタイプのパネルは重たいです。
女性一人で取り付けている時に、テレビが破損しては困るので注意して下さい。
フィルムタイプの薄い物は、軽くて女性一人でも装着が楽です。
ですが、子供がおもちゃを勢いよく投げたりした場合、あたりどころが悪いとフィルムを貼っているのに関わらず、液晶にヒビが入った事があると聞いた事もあります。
液晶テレビの転倒防止対策
次は、液晶テレビの転倒防止対策もしましょう。
子供って突進します。
どこにでも関係なく突進していき、薄型の液晶テレビと一緒に倒れた時は、テレビの破損も心配だけど、何より子供が怪我する方が心配です。
近年、地震も多いので転倒防止対策は、地震対策にもなります。
転倒防止ステー
まずは「転倒防止ステー」という商品ですが、伸縮するステー(金属の棒)をテレビ背面とテレビ台に固定して使用します。
金属の棒が、テレビ台とテレビをつなぐので、かなり頑丈です。
取り付けれる家庭は、これが一番転倒防止にはおすすめです。
ただ、テレビ台によっては使用できないものもあります。
台の背面に金具を固定する必要があるので、出っ張や作りを確認して下さい。
また、ステーは伸縮するタイプが多いので、あまり大型テレビだとステーの伸縮が不足する事もあり、転倒防止に強度が足りなくなりますので、確認してみて下さい。
転倒防止シート
次に、転倒防止シートです。
これは、樹脂粘着ゲルをテレビの下に置いて使用するだけで、テレビの転倒を防いでくれます。
値段もお手頃で、何より、装着が簡単に出来ます。
工事の必要なく、女性でも簡単に貼るだけで取り付けられるのでおすすめです。
また、ゲルの大きさも自由に変更が出来るので、テレビの多さに左右されません。
ただ、商品には地震にすごく強いと書かれてますが、子どもは地震ではなく突進ですから、あまり活発なお子さんの家庭は、ゲルタイプの転倒防止だと、万が一ということがあるかもしれません。
液晶テレビを破損から防ぐ究極の対策
最後に、究極の対策、子供をテレビに触れさせない、もありです。
一番は、子供が液晶テレビに触れなければ大丈夫なのです。
少し大人も不便になるかもしれませんが、大人の目線より高い位置に置いたり、壁に直接取り付けたりする事も出来ます。
高い位置に置くには、あまり大きな液晶テレビは不向きですが、小さいテレビなら大丈夫です。
子供の手の届かない高いの上に置いて対策
自分で高さ調整が出来る棚を購入して、テレビを置く事と棚として使用する事を兼用するのもありです。
我が家は、当初小さめのテレビだったので、これで行きました。
歩き出した頃はとてもよかったです。
組み立て式シェルフ棚の上に置いて、下には荷物も収納出来るし、何よりテレビに近づけないので、目が悪くなる心配もありません。
上の方にあるので、テレビに近づくと見づらくなるので、離れてみてくれました。
これは思わぬ副産物で、すごくよかったと思っています。
ただ、テレビが小さく離れているので、正直大人は非常に見づらかったです。
特に、画面のテロップが読みにくく、結局大人は少し近づいてしまう事もありました。
が、そんな子供も成長と共に出来る事が増え、高いところが気になり、手をのばし、しまいには子どもがそのシェルフの棚によじ登る様になってしまいました。
最初は、登ろうとしては、降ろしていたりと対応していたのですが、キリがなくなりました。
ですので、二歳頃すぎてからは、あまり効果がなくなりました。
どうにかして、テレビに触りたいと思う子供の行動が勝ったのです。
なので、高い位置に置きたいと考えてる方は、子供がよじ登る事が無理な年齢のお子さんで、またよじ登れない棚を選んでください。
実際、自分で棚の高さを調整できる物って限られていると思うし、あまり種類がないので仕方ないのかと思います。
ただ、木製の軽い棚とかだと、よじ登ろうとして、棚ごと転倒、という事も予想されますので、棚の固定も必須となります。
我が家は、上にテレビを置いて、棚の転倒防止用に下に思い荷物を置いていました。
壁にかけて触れさせない対策
また、液晶テレビは軽いので、ブラウン管では出来なかった、壁に直接かける事も可能です。
子どもの手の届かない、親が見やすい位置の壁にかけるとさほど不便さはないです。
また、先ほどの棚の上に置くにもサイズが気になりますが、壁掛けは大きいサイズでも問題なく対応できるのもいい事です。
壁にかけると、転倒の心配はありませんが、落下には注意して下さい。
ただ、壁に金具を取り付けて固定するで、どうしても壁に穴があいたり、傷がついたりします。
賃貸住宅だと穴をあけるのはかなり躊躇しますし、新築でも気になりますよね。
穴を開けたらふさぐキットもありますが、見栄えは悪くなります。
メーカーによっては買い替える度に金具の交換が必要な事がでてくるかもしれませんので、個人的にはあまりおすすめしません。
まとめ
小さな子供は、言い聞かせるまでには、成長を待つ事が必要です。
何度も何度も同じことを繰り返し、大人も同じ事を繰り返し言ってやっと理解してくれます。
言い聞かせれる年齢になるまでは、時間がかかります。
そのためには、親が対策をする事が必要なので、新品の液晶テレビ、壊れたら困りますよね。
事前に対策を講じて、子どもと楽しくてテレビを見て欲しいと思います。