モニタアームの活用でデスクワークはさらに快適になっていく
モニタアームは、利用方法によってはデスクワークをより楽に、そして疲れが出ないようにしてくれる最高にアイテムです。
しかし、モニタアームにはとても多くのタイプがあり、どのようなタイプが自分やその机に合っているのかを確認する必要があります。
まずは、こうした多くのタイプを理解していき、最適だと言えるタイプを購入できるようにしましょう。
適切なモニタの位置
位置により疲れが軽減される
日々の仕事の中で、パソコンを使用しない日はないと言えるほど、パソコンは仕事になくてはならない存在になっています。
しかし、パソコンを使用することで体の不調が現れることは誰にでも起こります。
とくにパソコンはモニタを眺めなければならないため、目の浮かれが必ず起こってしまいます。
目の疲れが酷くなってしまうことで、肩こりに発展してしまい、さらに頭痛などを引き起こしてしまうこともあります。
こうした体のダメージを少しでも軽減させるには、正しいモニタの位置を把握することから始めることが重要です。
正しいモニタの位置を見つけることは簡単なことではありませんが、まずは基本的なモニタの設置位置を把握しておきましょう。
まず重要なことは、目線よりも少し低い位置にモニタを接地することです。
目線よりも高い位置にモニタを設置した場合には、目を大きく開く必要があり、外気に目が触れやすくなりドライアイになりやすくなります。
乾燥が続いてしまえば、目は疲れが取れにくくなり、肩こりを招いてしまう原因になります。
また、モニタはできる限り距離を離して設置させることも大切です。
近すぎる位置に設置した場合には、目の疲れが増してしまうだけではなく、視力の低下にも繋がってしまいます。
必ず適切な位置にモニタを設置して、疲れを軽減させることを意識しましょう。
モニタの設置は難しい
適切な位置への移動
パソコンにはデスクトップ型とノート型がありますが、どちらもモニタの移動は難しいと言えます。
とくに、デスクトップ型の場合にはモニタが大きい場合が多いので、適切な位置に移動させたいと考えるでしょう。
しかし、デスクトップ型のモニタの場合には設置できる位置が決まっており、自由度はとても少ないと言えます。
理想としている位置に設置できないために、目の疲れを招いてしまい長時間の作業は困難になってしまうのです。
理想的な位置は自分では把握していても、実際にその位置に設置させることは難しいのが現実なのです。
モニタアームの活用
理想に近い位置へに設置
こうした状況に陥ってしまった人には、モニタアームをおすすめします。
モニタアームは、まさに最適な位置へとモニタを設置させることができるのです。
とくに注目するべきポイントは、適正な位置への微調整ができることです。
ただ置きたい場所に設置するだけではなく、細かな移動も瞬時にできるため、今座っている状態で自分が理想としている場所に移動することができます。
モニタアームを活用することで、今まで悩んでいた目の疲れや肩こりの解消などに繋がっていきます。
モニタアームのタイプ
垂直型の魅力
実際にモニタアームを購入するときには、しっかり形状を確認して選ぶことが重要となります。
一口にモニタアームと言っても、実はさまざまなタイプはあり自分に合ったタイプであることや机の形状や設置する位置によって変えていく必要があります。
一般的なタイプとして垂直型がありますが、このタイプはクレーン状になったアームの先にモニタを設置するタイプになります。
上下の動きに対応させることができますので、適切な高さに簡単に調整させることができます。
シンプルな構造になっていますので、比較的安価に購入できることも垂直型の大きな魅力だと言えます。
ただし、どうしても可動できる範囲が限定されるため、広範囲に動かしたいと考えている人には不向きだと言えるタイプです。
水平型の魅力
そして水平式はさまざまな連結部分が備えられていますので、かなり自由度が高いモニタアームだと言える存在です。
アーム自体は上下だけではなく伸縮させることも可能になりますので、より近くで見たい場合や遠くに離して見たいと考えている場合にはこの水平型タイプを選ぶことをおすすめします。
狭い空間でも自由に動かすことができますので、机のスペースが限られているような場所でも設置しやすいタイプになります。
モニタアームの固定方法にも注目する
クランプ式のメリット
モニタアームは机にしっかり固定して使用することになります。
この固定方法にもさまざまな方法があり、最も一般的な方法としてはクランプ式があります。
クランプ式は机の角に挟み込むような形で固定させることができますので、誰でも簡単に設置することができるタイプです。
しかし一方でこのクランプ式は大型のモニタには不向きな面もあります。
挟み込んでいるだけなので、重量があるモニタでは不安定になってしまう可能性があるのです。
モニタアームの中には、2台まとめて設置できるようなタイプもありますが、クランプ式の場合には重量の問題が発生してしまいますので注意が必要です。
グロメット式のメリット
グロメット式は、机に穴を開けてボルトを通して固定するタイプになります。
そのため、机がしっかりしていればかなりの重量まで耐えることができるタイプだと言えます。
大型のモニタでも不安なく取り付けることができるだけではなく、複数のモニタを設置させるモニタアームのタイプでも安定させることができます。
しかし、取り付けにはどうしても穴を開けなければならないことがありますので、慣れていない人であれば取り付けは難しいと感じてしまいます。
また、そもそも机に穴を開けることができない場合にはこのグロメット式は不向きになってしまいます。
おすすめモニタアーム3選
サンワサプライCR-24
サンワサプライのCR-24は、とてもシンプルな形状になっていることが魅力的です。
アームはしっかり上下に動かすことができ、さらに形状自体がとてもスリムになってしますので見た目的にも良いモニタアームだと言えます。
また、耐荷重が15キロなので比較的大きなモニタでも設置できる魅力も持っています。
シンプルなモニタアームを求めている人にはこのサンワサプライのCR-24はおすすめです。
ドーフィールドTKLA-2032-S
ドーフィールドTKLA-2032-Sは、見や目がスタイリッシュなモニタアームです。
アームの可動範囲は一般的な垂直型のタイプになりますが、見た目の良さから選ぶ人が多いタイプになります。
オフィスのイメージ合わせて選ぶなら、このドーフィールドTKLA-2032-Sはおすすめです。
エルゴトロンNeo-FlexLCDアーム
エルゴトロンNeo-FlexLCDアームは、とても自由度の高いモニタアームだと言えます。
上下左右に動かすことができ、さらに大きなモニタにもしっかり対応できる能力を持っていますので、高価なタイプにはなりますが、高性能なモニタアームを求めている場合には最高におすすめです。
まとめ
モニタアームの購入を考えている場合には、まずはどのような位置に設置させたいか、またはどのような使用方法を望んでいるのかを改めて確認しておくようにしましょう。
実際に購入しても、自分の理想的な位置にモニタを設置できなければ何の意味もありません。
最高の環境で作業ができるように、まずはしっかりモニタアームについて理解していきましょう。