声優を目指す場合、アニメの専門学校でどのようなことを学ぶのかについて
声優を目指す場合、アニメの専門学校に入学をするのが一番の近道です。
声優を目指す場合、アニメの専門学校に通う期間はだいたい2年ということが多いです。
その2年の間にどのようなことを学ぶのでしょうか?
ずっとアテレコをしているわけではありません。
声優になるためにはさまざまなカリキュラムをこなしていかなければなりません。
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目次
声優を目指すのならばアニメ系の専門学校
将来声優になりたいと考えているのならば、アニメの専門学校に行くことで声優になるための勉強を行うことが出来ます。
声優は誰でも望めばなれるものではありませんが、行動しなければ絶対になることが出来ません。
声優に興味をもった、声優になりたいと思ったのならばまずはアニメの専門学校について調べるのがおすすめです。
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2年制が多い
アニメの専門学校で、声優を目指すコースは2年制であることが多いです。
2年で様々なことを学び、卒業をしていきます。
アテレコだけではありません
声優になるための勉強というと、すぐに思い浮かぶのはアテレコです。
しかし、アニメの専門学校で2年間ずっと、来る日も来る日も、何時間も何時間もアテレコばかりをしているわけではありません。
声優になるためにはとても幅広く学ぶことがあるのです。
1年目はほとんどアテレコをしないというアニメの専門学校もあるほどです。
なんでも楽しめる人に向いています
アニメの専門学校で声優養成コースを選択すると、一見、声優になるのに何にも役に立たなそうなものも多くあります。
しかし、声優は人間性の出る仕事です。
今すぐ役には立たなくても肥やしになるからこそ、カリキュラムに組みこまれているのです。
なんでも取りあえずやってみよう、楽しんでみようという人にアニメの専門学校は向いています。
一見周り道のように見えるかもしれませんが、そうではないのです。
逆にすぐに結果を求める人にはあまりむいていないと言えます。
発声のトレーニング
声優を目指すのならば絶対に身につけなければならないのが正しい発声です。
正しい発声なしには声優は不可能です。
発声はただ大きな声を出せばいいというものではありません。
正しい姿勢、しっかりとした腹筋を身につけ、そして腹式呼吸で行います。
まとめてボイストレーニングと呼ぶ場合もあります。
声を出すという赤ちゃんのころからやっている当たり前の行為ですが、とても奥深いものです。
当たり前すぎて特に意識していなかったと言う人が大半なので徹底的に発生のトレーニングが行われます。
腹筋を鍛えるための筋トレや運動なども行われます。
声優は体力勝負です。
活舌のトレーニング
活舌も良くなければ声優は務まりません。
発声のトレーニングと一緒に行われることもおおいです。
早口言葉や落語を言うと言うのは定番です。
ただ、つっかえずに早く言えればいいと言うものではありません。
自分ではできているつもりでも録音や録画をしたものを見ると全然ダメということもよくあります。
体育
声優は体力勝負です。
腹筋を使って発声をしなければなりませんし、収録が長時間に及ぶこともあります。
すぐに疲れてしまっては仕事になりません。
腹筋を鍛えるための筋取れはもちろんのこと、ダンスやランニングなどもあることが多いです。
ダンスはリズム感や表現力を学ぶためにもとても大切です。
声優の中には歌って踊るアイドルのような仕事も多くあります。
演劇
声優というと声だけの演技というイメージが強いですが、アニメの専門学校では全身を使う演劇やミュージカルも授業で行われることが多いです。
全身を使った表現力を磨くことが声優としての演技力の底上げにもなるからです。
また、将来、声優以外の仕事の幅や可能性を広げる助けにもなります。
ソングトレーニング
最近の声優は歌も歌えなければなりません。
声優がアニメソングやCMソング、イメージソングを歌うこともとても多いからです。
アイドルのようなキャラクターで売っている声優も多いです。
歌の技術を磨くことで、表現力を底上げしたり、仕事の幅や可能性を広げたりする助けになります。
アフレコ
声優のメインの仕事はアフレコです。
スタジオで動画を見ながら声を当てます。
表現力やタイミングを磨くのはもちろんのこと、実際のプロの現場が再現されていて、仕事のイメージが固まりやすくなります。
プロ気分を味わうことが出来るでしょう。
台本を読み解く力が問われます。
アフレコの練習をこなせることで、仕事を始めた時に緊張せず本来の実力を発揮でき、早く現場に馴染むことが出来るでしょう。
とても人気のある授業です。
見た目を磨く
近年の声優はアニメ制作の裏方ではありません。
握手会やコンサート、ライブ、ファンイベントなども多く開催されます。
ただ声優としての実力だけがあればいいというものであありません。
見た目の良し悪しも仕事に影響を与えます。
好感度を得られる髪型、服装、メイクなどを学ぶ機会も多くあります。
個性があればいいというものではありません。
基本的な身だしなみや流行を押さえた上で自分なりの魅力の出し方、魅せ方を探しましょう。
セルフマネンジメント
声優は実力があっても見た目が良くないと注目されにくいです。
また、見た目だけでなく、キャラクターや売り出し方も大切です。
自分が一番魅力的に見える写真の写り方、スポンサーや監督の心をとらえる自己紹介のやり方、ファンを引き付けるSNSの売り出し方などもとても大切な要素です。
これらをまとめてセルフマネンジメントと呼びます。
自分はどんな人間なのかを知る機会にもなるでしょう。
声優は人に会うことが多い仕事なので、敬語やマナーについても身につけなければなりません。
業界とのコネクションを作る
正式なカリキュラムではありませんが、とても大切なことです。
アニメ業界は狭い世界です。
コネクションがあることで仕事の幅が広がることもあります。
声優コースの学生たちだけで切磋琢磨をするのもいいですが、シナリオコースや作画コースなどの人達と交流することも良い刺激と将来の仕事に繋がるでしょう。
また、学生同士だけでなく、先生との交流もとても大切です。
アニメの専門学校の先生たちはみな、業界で活躍している人達ばかりです。
そんな人達に実力を知ってもらい、名前や顔を覚えてもらうことは声優としてスタートを切るためにとても大切なことです。
資格のための勉強
アニメの専門学校を卒業したからといって、誰もが声優の道に進めるとは限りません。
むしろ、声優一本で身を立てることが出来るのは極々一部の生徒だけです。
表現の世界で働くことになる人もいますが、アニメや声優とは全く関係のない業界へ就職をする人も決して少なくありません。
そのような場合、就職に有利になるのは資格です。
アニメの専門学校によって取得できる資格はそれぞれ違います。
資格は量よりも質です。
たくさんの資格が取れるアニメの専門学校よりも本当に就職や仕事に使える資格が取れるアニメの専門学校がおすすめです。
まとめ
声優になるために一番の近道はアニメの専門学校に通うことです。
声優になるための授業というと、アフレコが一番に思いつきますが、アフレコは声優になるための授業の極々一部でしかありません。
ボイストレーニングや演劇、ダンス、歌など表現のトレーニングもとても多いです。
また、自分磨きや資格の勉強など、一見声優とは関係のないことも多くあります。