なぜ起こる?液晶テレビのブロックノイズの原因って何?
液晶テレビを使用していると、まれにブロックノイズが入るようになってしまうことがあります。
そのままでも画面が見えることはありますが、そうなってしまったらやはり見た番組も気持ちよく見れなくなります。
なので、その原因をしっかりと把握して、なんとか対処していく必要があります。
では、そんな液晶テレビのブロックノイズの原因は、何になるのでしょうか?
ブロックノイズの原因は接触不良のことが多い
当然ながら、液晶テレビのブロックノイズの原因は一つではありません。
でも特にこれが多いという原因はあるものなのです。
それが、接触不良です。
特にアンテナケーブルとの接触不良である可能性が高いです。
なので、それをしっかりと接続しなおすことでなおることが多いです。
ケーブル自体を買い替えるのもあり
ケーブル自体を買い替えてしまうというのも一つの手段です。
テレビとの接触が悪いのは、それの固定方式がいまいちだからということもあるでしょう。
だから、もっとしっかりと固定できるものに買い替えるのです。
また、ケーブルは、太目であるほうが電波が安定していきます。
接触不良ということは、すなわち、電波がいまいちだということになります。
だからその電波を安定的に届けることができる太目のケーブルを利用するというのは、理にかなっている行動になります。
そういう太めのケーブルで、かつしっかりと固定できるものを買うことがおすすめです。
つなぎ方にも注意
またつなぐ際のつなぎ方にも注意が必要になります。
ごちゃごちゃしているところに、何らかのケーブルと絡み合うようにつないでいってしまったら、当然そのせいでケーブルが安定しなくなることはあります。
たとえば何か違うケーブルを引っ張ったりしたら、そのアンテナケーブルにも影響が来てしまうわけなのですから、安定しなくなるのは当然です。
最初は安定していたかもしれないケーブルも、そうして知らないうちに安定しなくなってしまったということもあります。
だから、なるべくごちゃごちゃしないつなぎ方をしないとなりません。
ではどうすればごちゃごちゃしないつなぎ方ができるのか。
一つは、そのケーブルの周りには線を張らないことです。
電源が必要な場合は、また違うところから延長コードなどで引っ張ってくる。
また、ケーブルをあまり長くしないことも大切です。
ケーブルが長いからそうなってしまっているという可能性も高いです。
短ければ、ごちゃごちゃしようがなくなりますから。
カードとの接触不良の可能性もある
テレビを見るのには、それが液晶テレビであってもプラズマテレビであっても、あるいは有機ELテレビであったとしても、B-CASカードというカードが必要になります。
そのカードがないと、テレビはあっても番組を見ることはできないのです。
そしてそのB-CASカードが正しくついていないと、そのせいで液晶テレビにブロックノイズが乗ることがあります。
だから、一度そのB-CASカードをさしなおしているということも効果的になることがあります。
カードが壊れている可能性もある
ただの接触不良であれば、そこでカードを差し替えることによってなおるでしょう。
でも、カードが壊れてしまっているという可能性も0ではありません。
B-CASカードは確かに早々壊れるものではないです。
だから、壊れている可能性は決して高くはありませんが、でも0ではないのです。
なので、買い替えるという選択肢も持っていたほうが良いでしょう。
そこまで高いものではありませんから、買い替えてみるのも一つの方法です。
単純なテレビの故障の可能性もある
こうした二つを試してみても、それでもブロックノイズが改善しないという場合には、これは液晶テレビの単純な故障であるという可能性が高いです。
だからその際には買い替えたほうが無難でしょう。
もちろん選択肢としては、修理をするという選択肢もなくはありません。
しかしテレビの修理というのは、えてしてすごく高いものなのです。
なんなら普通にテレビを買い替えたほうが安いではないかとなることもあります。
それなのに修理することにはメリットがありません。
なので、もし液晶テレビが壊れてしまっているという場合には、買い替えることがおすすめです。
自分で修理はできないか
もしテレビが壊れていたのだとしても、なんとかして自分で修理することはできないだろうかと思う方もいるかもしれません。
でも、それは決して現実的ではありません。
なぜなら、液晶テレビが壊れてブロックノイズが発生しているという場合には、その液晶テレビのどこが壊れているのかということがわからないからです。
どこが壊れているのかがわからないと、当然修理をすることはできません。
そして、液晶テレビの買い替えをおすすめする理由もそこにあります。
もし修理に出して壊れてしまっていた個所を直しても、今度は違うところが壊れる可能性があります。
修理したところが壊れたのであれば、今度は無料で直してくれるということもあるでしょう。
でも違うところも弱っていて、今度はそこが壊れたとなれば、それはまた別料金になる可能性が高いです。
結果、大損になってしまうということもあるのです。
もし買い替えてしまえば、そうなる可能性は0です。
買い替えてしまえば、保証がつきますから。
なので液晶テレビが壊れている場合には、一番お得なのは買い替えることになるのです。
液晶テレビは6年くらいで限界
実際液晶テレビが故障していてブロックノイズが発生しているという可能性は、どのくらいあるのでしょうか?
その可能性は高いのでしょうか?
それは一概には言えませんが、一つの目安として挙げられるのは寿命です。
液晶テレビの寿命は、だいたい6年程度になるのです。
だから、もし今の液晶テレビが、購入から6年程度経過しているのであれば、それは液晶テレビが壊れている可能性が高いといえます。
もちろん必ず6年で壊れるわけではありません。
6年間毎日、そして24時間液晶テレビをつけているという方はまずいないでしょうから。
だから実質的には寿命が延びることもあります。
でも、たとえばほこりのケアをしたり、なるべくテレビに負担をかけないように使用したりすることはできていたでしょうか?
それはやはり難しいでしょう。
だから結果的に与える負担がふえてしまい、とんとんとなることはあります。
それはつまり、そのブロックノイズの原因は、寿命であるということも十分に考えられるということです。
いきなり切れるわけではない
たとえ液晶テレビの寿命がきていても、そのせいでいきなり液晶テレビが映らなくなるということはありません。
寿命まで使い切ったことがある方はあまり多くないかもしれませんが、基本的にはテレビが壊れたら、こうしてまずブロックノイズなどが発生するようになります。
そして次第に、電源を入れても何も映らないことが増えていくのです。
つまり今の段階は、初期段階であるということになります。
故障なのであれば、少しでも映っているうちに買い替えることをおすすめします。
まとめ
液晶テレビのブロックノイズの原因は、単純な液晶テレビの故障か、あるいは液晶テレビとケーブルとの接触不良、もしくはB-CASカードに問題があるというパターンの3つになります。
もちろん必ずしもこの3つしかないわけではなく、ほかにも原因がある可能性はあります。
でも大体の場合でこの3つのどれかが原因になりますから、いろいろと試してみてください。