信頼しきるのは危険?モニタアームを使用する際のリスクケアのポイント
モニタアームを使用している方の中には、それの耐久性を信用しきってしまっている方もいます。
確かにモニタアームには、ある程度しっかりした耐久性はあります。
だから、信用できないわけではありません。
しかし、それの頑丈さを完全に信用してしまうことには危険がたくさんあるのです。
なので、リスクケアはある程度しっかりしておかないとなりません。
しばらくそばを離れる時にはモニター位置を変える
モニタアームを使用しているときに一番のリスクとなるのは、やはりディスプレイが高い位置から落下してしまうことです。
高い位置から落下してしまうと当然ディスプレイは壊れますし、落下している時点でモニタアームも壊れているのでしょう。
また当然、フローリングも大破します。
だからディスプレイを買いなおさないとならない、モニタアームを買いなおさないとならない、そしてフローリングを修理しないとならないで、かなりお金がかかってしまいます。
それはやはり誰だって避けたいものです。
ではどうしてそうなってしまうのでしょうか?
それはやはり、リスクケアがしっかりとできていないからです。
落ちることは、仕方ありません。
モニタアームごと落ちてしまったり、あるいはモニタアームが折れてしまったりして落ちることはまれにあるでしょう。
だからそれを予測して、落ちる位置を調節してあげるのです。
モニタアームから地面にそのまま落ちるから、色々壊れてしまうのです。
落ちたのがデスクの上であれば、いろいろ無事である可能性は高くなります。
だから、モニタアームを使用する際にはそうなるように工夫する必要があります。
でも、いつもその状態で使用するとなると、モニタアームのメリットが薄くなります。
それはおすすめしません。
そうではなく、そばを離れるときにだけ、モニターの位置をデスクの中央のあたりに来るようにしてあげるのです。
寝る前や外に出るときなど
そうすれば、落ちたとしてもデスクの上でとどまる可能性は高くなります。
そしてそもそも落ちるとしたら自分がそこのそばを離れるときだけになるでしょう。
それ以外で落ちそうな時には何となく落ちそうだとわかるものです。
いきなりボキっと折れることはそうそうないでしょうから。
なので、離れるときに移動してあげればよいのです。
寝るときや、外に出るときがそれにあたりますから、その時には面倒くさがらずにぜひしっかりと整えていってください。
なるべくしっかりした机につける
机だって、経年劣化します。
そもそも木材であることが多いわけですから、劣化してしまうのは仕方ないのです。
でも、やはり木材が劣化してしまうと、もろくなります。
それが、モニタアームを使用する際のリスクになるのです。
モニタアームでディスプレイを固定するとなると、当然ディスプレイの重さがダイレクトに机にきます。
しかも、普通に足で机の上においておくよりも、変な角度で負荷がかかるようになるのです。
だから、もろくなった机が折れてしまうことが出てきます。
そうなれば当然モニタアームもディプレイも落下してしまいます。
では、それはどうすれば避けることができるでしょうか?
一つの方法は当然、デスクの強度を上げることです。
なるべくしっかりした強度の机につけておけば、折れてしまうということはありません。
あまり端に止めないようにするのも正解
これは、ねじ式などの穴をあけて貫通して止めるタイプのモニタアームでないとできないことにはなりますが、なるべく端に止めないようにするのも正解です。
あまり端に止めてしまうと、重さのかかり方がより複雑になります。
でも中央のほうであれば、足とあまり変わらないのです。
そしてもろくなるのも大体端のほうになりますから、そういう意味でのリスクケアにもなります。
端を避けるのは、そういう意味でもポイントになるのです。
重たいモニターをつけないようにする
モニタアームを使用する際のリスクケアとしては、あまり重たいものをつけないようにするという方法もあります。
あまり重たいモニターをつけてしまうと、やはりその分だけいろいろなリスクが増すのです。
机が受ける負担も、モニターが重たければ重たいほどに増していきますし、モニタアームだってモニターが重たいほどに負担は受けるでしょう。
それは確かにモニタタームには耐荷重があります。
でも、耐荷重の中であれば負担は均等なのかといえば、そんなはずはないのです。
どう考えても、重さが重たいほうがいろいろなものが受ける負担は増していってしまうのです。
だから、あまり重たいモニターをつけるのはおすすめしません。
重たいモニターはだいたい大きい
そもそも重たいモニターは、大きいものが多いです。
大きいものも、あまりおすすめできないのです。
大きいモニターは、やはりその分だけ遠くで見ないとならなくなります。
近すぎると見づらいですし、目に与える負担も大きくなりますから。
でもそうすると、やはり机にかかる負担が変な角度で来るようになりますし、落下した際のリスクも高まります。
では小さいモニターであればどうでしょうか?
小さいモニターであれば、逆になるべく近づけてみたくなります。
そうなれば当然、モニターの位置自然とリスクのない位置になっていきます。
それならば、いちいち出かける前などに位置をがっつり動かさなくてもよくなります。
ちょっと中央付近に寄せるだけでよくなるでしょう。
結果、よりリスクがなくなるのです。
なのでリスクケアを考えるのであれば、そもそもあまり大きいサイズのモニターをつけるのはおすすめしません。
多少小さめのモニターを使用していくとよいでしょう。
机を壁につけるようにする
モニタアームのリスクケア方法としてもう一つ言えるのが、机の位置です。
机の位置は、2通りあるでしょう。
一つは、机の奥に壁があるというパターン。
そしてもう一つが、机の奥が開けているパターン。
どちらにもメリットはあります。
たとえば机の奥が開けているほうであれば、開放感がありアイデアが浮かびやすくなるというメリットがあるでしょう。
壁に向かっていると、何となく独房で作業しているような気分になることがあります。
そんな壁に向かっているメリットが、リスクケアにあるのです。
壁に机が付いていれば、たとえばモニタアームが折れても、モニタアームからモニターが外れても、モニターが落ちるのは十中八九机の上になります。
横から落ちたり机の隙間から落ちたりすることもあるかもしれませんが、かなりの確率で机の上に落ちることになります。
だから、机の中央のほうに移動させるのと同じようなメリットが生じてくるのです。
そうできるのであればそれに越したことはありません。
なので、机を壁につけてしまうというのもおすすめです。
解放感は工夫でなんとかする
確かにそれには開放はありませんが、なるべく窓の近くに位置させるなどして、日の光を感じるようにするとか、最悪近くにアートやポスターを張って、少しでもただの壁に向かって作業をしている感をなくすとか、工夫次第でなんとかなるものです。
だから、そのあたりの工夫をしていくとよいでしょう。
そうすればリスクをケアしつつ気持ちよく働くことができます。
まとめ
モニタアームは確かに便利なものであることは間違いありません。
そしてデスクの上をすっきりさせてくれて見た目的にもよい感じです。
しかし、ノーリスクで使えるものではないのです。
その分しっかりとリスクをケアして、よりモニタアームの良さを引き出せるようにしていってください。
リスクケアをせずに無駄にお金がかかるようになるのは、誰も得しませんから。