プログラミングスクールは業界初心者にとって有益なサービス
世の中には様々な業界が存在し、業界の中には色々な仕事があります。
就いてみないことにはどのぐらい難しい仕事なのかわかり辛かったりもしますが、ことIT系においては例外といえるかもしれません。
なぜならIT系の基本的な技術は前もって学習することができるからです。
特に全くの初心者からIT系を目指す場合、プログラミングスクールは頼れるサービスといえるでしょう。
IT系のベースとなる要素
インターネットやアプリ、各種ソフトウェアやサービスはそれぞれのプログラムが動作することで稼動しています。
パソコンやスマートフォンを操作する限り常にプログラムが動いているといっても良いでしょう。
色々な形で利用者の助けになったり息抜きになるIT技術に惹かれるとき、この業界に入ってみたいと思うかもしれません。
IT系にはプログラマーを始めとしてシステムエンジニアやネットワークエンジニア、データサイエンティストなど様々な職種が存在しています。
そしてそれらの根底に横たわるのがプログラミングであり、これを学習せずにIT系に就職することは不安を残すことになるでしょう。
もしプログラムの内容が分からないまま仕事に従事したら、内部の動作が分からない機械を操作するという不安定な心持を抱き続けることになるかもしれません。
プログラムというと仰々しく聞こえ、何か未知のテクノロジーのような、不可侵な技術のように思われるかもしれません。
ですがそれは間違いであり、誰でも学習することができますし適正があればぐんぐん技量を伸ばすこともできるでしょう。
ただ初心者にとってプログラミングはかなり難しく感じるはずです。
難しくみえるプログラミングの世界
例えば以下のようなプログラムがあるとします。
#include
stdio.h
int main(){
printf("hello world");
return 0;
}
これは「C言語」と呼ばれるプログラミングの最も基礎的なもので、実行すると画面に「hello world」という文字を出力させることができます。
ですが初心者にとってみればちんぷんかんぷんとなり、人によっては混乱して大きな抵抗を感じるかもしれません。
プログラミングを学習する際に抑えておきたい点としては2点あります。
「プログラミングは命令の塊」であり「1行ずつ実行する」という2点です。
また、最初からすべてを理解する必要はなく、段階的に学習することも重要といえるでしょう。
先述したプログラムを解読する場合、とりあえず3行目以外は「魔法の言葉」と考えても構いません。
プログラムの実行結果に関わる内容自体は3行目の「printf("hello world");」のみなので、まずはこれだけに注目するのです。
解説すると「printf("");」というのは画面にダブルクォーテーションで囲まれた文字列を表示する命令で「hello world」がその文字列となります。
そのため「printf("hoge");」とすると画面には「hoge」と出力することができるでしょう。
こうやってプログラミングの学習は進んでいきます。
思っていたよりも簡単なものなのでどんどん勉強していきましょう。
そうすればいつの間にかプログラマーになっているかもしれません。
独学でぶつかる壁
独学でプログラミングを勉強しているとやがて壁にぶつかることになります。
書いた処理が思ったように動作しなかったり、原因不明のエラーに悩まされるでしょう。
そうして時間は費やされ、解決するころにはプログラミングが億劫になっているかもしれません。
もちろん解決するときの爽快感は強く病みつきになるのですが。
こうした壁が目の前にそびえたったとき、独学では他人に聞くことができません。
インターネット上に悩んでいる問題を投稿しようにもなかなか怖いものですし、回答に時間がかかってしまう可能性もあります。
もしこんなとき先生がいたら、同輩がいたら、と想像してしまうでしょう。
そしてそんな問題を解決してくれるのがプログラミングスクールなのです。
直ぐに聞いて問題解決
プログラミングスクールにもよりますが、直ぐに質問することが出来る形態をとっているところでは問題を即座に解決することができるはずです。
プログラムを学習するにあたって初学者が混乱しやすいポイントやつまずきやすいポイントというのは似通っていますし、よくある問題だったりします。
そのため講師陣は何度もその部分についての質問を受けているはずなのでスムーズな回答を得ることができるでしょう。
例えばC言語でいうところの「ポインタ」の概念は初学者がつまずきやすい部分だったりします。
これはそれまで学んできた内容とは少し概念が異なる要素なので、混乱する要素になりがちなのです。
ですが経験者や講師の方からすればそこまで複雑なものではないのでしっかりと理解させてくれるでしょう。
こうした環境は独学では得がたいもので、プログラミングを学習する場合には非常に心強いといえます。
プログラミングには膨大な疑問点が隠されているのでどんどん質問していきましょう。
教えることが好きな講師の方と巡りあえれば独学するよりも何倍も学習効率は良いはずです。
様々な形態のプログラミングスクール
一口にプログラミングスクールといってもその形態は様々です。
例えばオンラインで講座を受けるものやオンラインで質問し回答を得る事ができるもの、それからスクールに通うものなどがあります。
また1対1で教えてくれるものから多対1で授業をするところも存在する形です。
まるで学習塾のような業界といえるかもしれません。
この形態の中でどれがベストなのかは個人の適正や状況によるといえます。
時間がなくてスクールに通えないなら必然的にオンラインのものから選ぶことになりますし、多人数相手の授業形式が合っている方もいるでしょう。
ただおすすめしたいのは1対1の形式で通うタイプのスクールです。
多人数相手の授業形式ではペースが自分には必ずしも合わない可能性がありますし、質問もしにくくなります。
ですが1対1であれば自分のペースにあわせて講師が指導してくれますし、質問だっていくらでもできるはずです。
特に少なく無い費用を支払うわけですから手厚いサポートを受けられる1対1の授業はメリットが大きいといえるでしょう。
会話による情報の質は大きい
一方、オンラインチャットで質問をするという形も存在します。
これは確かに利便性が高く、物理的な移動をする必要もないので簡単で楽なように思えるかもしれません。
ですがチャットという文字情報で人と正確な会話をやり取りすることは実は難しいことなのです。
まず会話をする場合、オンラインだと他方が文字を打ち、それを送信し、他方がそれを受信し読みまた返信する、という流れで進んでいくことになります。
対して会話の場合はチャットと比較するとレスポンスの早さが段違いです。
タイピング速度も気にする必要が無いですし、特にIT技術や文章作成能力に依存することなくやり取りをすることができるのです。
こうした事情があるので、オンラインのスクールに通う場合は少なくとも音声通話によるやり取りができるところが良いでしょう。
思う存分勉強しよう
プログラミングスクールというのはあくまでも利用者に提供されたサービスであり、利用者はサービスを受ける対価として金銭を支払っています。
そのため受動的にサービスを受けるのではなく、使い倒すような気持ちで利用していきましょう。
授業時間が経過するたびにお金が発生していると考えても良いかもしれません。
お金を支払うことでやる気も上昇
勉強をする際に何かと問題になるのがモチベーションの維持ですが、それを保つためにもプログラミングスクールに通うことは有用です。
お金を支払うという1点において損をしたくないという気持ちを抱くことができれば勉強に対する意欲もわくはずです。
プログラミングスクールを思う存分利用していきましょう。
まとめ
プログラミングスクールの有用性についてみてきました。
特にプログラミングは初学者にとってハードルが高そうにみえるものですが、そんなことはありません。
1つ1つ学んでいけば書けるようになるはずです。
また、独学で壁にぶつかると乗り越えるのに時間がかかりますが、プログラミングスクールに通えば講師の方に質問して直ぐに解決することができるかもしれません。
プログラミングスクールは学習効率や学習意欲という面からみても有用なサービスなのです。