絵が下手でもアニメ専門学校にいく意味はある?そもそも入れる?
アニメ専門学校では、その名の通りアニメの作り方を学んでいきます。
アニメのつくり方を学ぶということは、当然そこでは絵を描くことになるんです。
だから、絵が苦手な人は、アニメに興味があってもそこで折れてしまうこともあります。
でも実際、絵が下手だとアニメ専門学校にいく意味はないのでしょうか?
そもそも入れるものなのでしょうか?
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アニメ専門学校は絵が下手でも入ることはできる
まず「アニメ専門学校は、絵が下手でも入ることができるのか」というところから見ていきたいと思います。
実はアニメ専門学校は、別に絵が下手でも入ることができます。
これが美大であれば、絵が下手だとまず厳しくなります。
でも、これはあくまでもアニメ専門学校の話です。
アニメ専門学校であれば、絵が下手でも入ることはできるんです。
絵のレベルを見られることはない
それは、アニメ専門学校には別に試験がないから。
正確には、試験自体はあります。
たとえば面接なのか、一般常識の試験なのか、それとも作文のような試験なのか、それは学校によって違いますが、一応形式上試験はあるんです。
でも、その試験で落ちることはそうそうありません。
専門学校側は、とにかく生徒数を集めたいと思っていますから、そうそう落ちることはありません。
だから、極端な話、お金さえ払えばだれでも入ることはできるんです。
そして実際アニメ専門学校でも、試験で絵のレベルを見られることはまずありません。
なのでたとえ絵が苦手であっても絵が得意であっても、それは全く関係ありません。
お金さえきちんと払うことができるのであれば、だれでも問題なくアニメの専門学校にいくことはできます。
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入れば否が応でも基礎力はついていく
でも、そうやってもしアニメの専門学校に入ることができたとしても、絵が下手だとすごく苦労するのではないか?
と思うこともありますよね。
確かに、絵が下手だとアニメ専門学校にはいってから苦労することはたくさんあります。
だからと言って、別についていけないということはありません。
基本的には専門学校というのは、そういう右も左もわからないような方のために、一からいろいろと教えてくれるような学校になるんです。
なので、たとえ絵を描くことが苦手だとしても、そこでしっかりと真剣に学んでいけば、きちんとレベルは上がっていくんです。
ただ人よりも覚えることが多い分だけ、大変な思いをする可能性は高いというだけの話です。
独学で学ぶよりは可能性は高い
絵自体は、別に独学でも学んでいくことは問題なくできますよね。
でも独学で学ぶことには問題があります。
それが、行き詰ったときに誰も助けてくれないという問題です。
これが、アニメの専門学校であれば、行き詰った時には先生にアドバイスを求めることができます。
あるいは、先生にアドバイスを求めることが難しくても、周りに自分よりもレベルが高い人がたくさんいるわけなのですから、そういう人たちに絵の描き方を習えば良いんです。
そうしてその都度わからないところをクリアーにしていけば、あっという間にレベルは上がっていきます。
だから結果的に独学で学ぶのとアニメの専門学校で学ぶのでは、成長のスピードが全然違うことになるんです。
絵が苦手というところから始める人は、やっぱり素早く成長していかないといけません。
プロの世界は待っていてくれるわけではないですが。
アニメの世界は早く飛び込まないと厳しい
アニメの世界は、人材不足であることは間違いありません。
でも、基本的には若い人を欲しいと思っています。
やはり激務であることが多いですが、若くて体力があるほうが採用しやすいんです。
ということは、絵のレベルをプロで通用するレベルに引き上げるのを待っている間に30歳になってしまうとか、そういうのではだめなのです。
少しでも早く絵のレベルをあげて、一年でも早くプロの世界に飛び込めるようにしないとなりません。
そのためには、やっぱり苦手な絵を、効率よくレベルアップして行かないとならないんです。
だからむしろ、アニメの専門学校は、絵が苦手な人にこそおすすめになります。
絵がうまい人だと成長が小さい可能性もある
基礎から学んでいくのがアニメの専門学校になるわけですから、現時点で絵のレベルがすごく高い人にとっては、最初のうちはただの復習になってしまいます。
もちろんそれだって意味がないわけではありません。
自分の癖を見返ることができるようになったりもしますから、決して悪いことばかりではないんです。
でも、明らかに成長のレベルは、それを初めて学ぶような、絵のレベルが低い人の方が上になります。
そしてそれは、これから先の多くの授業においてそうなのです。
だから絵が得意な人は、あまりアニメ専門学校では成長できないこともあります。
それよりも、それを飛ばしてプロの世界に挑戦してみて、そこでひたすら頑張るほうが良いです。
専門でレベルが高い人もプロではレベルが低い
基本的にはたとえ専門学校でレベルが高いような人でも、プロの世界ではレベルが低いことが多いです。
でもそれはいうなれば、アニメの専門学校に入る絵のレベルが低い人と同じようなもので、プロのレベルでレベルが低い人であれば、プロの世界ですごく大きく成長していけます。
もちろん最初のうちは足を引っ張って、心が折れそうになることもあるかもしれません。
でもそれになんとか耐えながら努力し続けていけば、明らかに専門学校に入るよりも成長できるんです。
それでいてさらにお金ももらえます。
だから絵のレベルがすでに高い人には、明らかに専門学校に入るよりも、プロの世界に飛び込む方がおすすめになります。
専門学校には絵が苦手な人がたくさんいる
このように、アニメ専門学校は、絵の苦手な人にこそあっているようなところになりますが、実際のところ、アニメ専門学校には絵が苦手な人はいるのでしょうか?
たとえそれが自分に向いているとわかっても、そこに自分と同じように絵が苦手な人がいないのであれば、やっぱりそこに入る勇気が出ないこともありますよね。
でも、大丈夫です。
なぜなら、アニメ専門学校には、実際に絵が苦手な方がまずまずたくさんいるんです。
もちろん絵がうまい人もたくさんいますが、だいたい3分の1くらいは絵が苦手な人だと思っていて大丈夫。
だから絵が苦手であっても、全く臆することなく飛び込んでいけばいいです。
頑張らないと意味がない
でも、行けば絵がうまくなるわけではありません。
あくまでも、行ってしっかりと努力をするからこそ、絵がうまくなり、プロの世界に飛びこむチャンスができるようになるんです。
きちんと頑張らないのであれば、意味はありません。
実際、絵が苦手だけで行けばなんとかなると思ってアニメの専門学校に入り、そのままそこで対して頑張ることもせずに、なぁなぁで過ごし、プロのレベルになれずに卒業するという方も一定数います。
絵が苦手な方がプロレベルになるには、専門学校で周りよりもかなり頑張らないとなりません。
それが出来る自信があるかどうかがポイントになりますね。
まとめ
アニメ専門学校には、絵が苦手でも入ることはできるし、そして絵が苦手な人だからこそ、そこに行く意味は出てくるのです。
だから、そこで頑張ることができる自信がある人には、絵が苦手でもアニメの専門学校にいくことはすごくおすすめできます。
実際、絵が苦手な人がプロになるためにはそうするしかありません。
夢をかなえたいのであれば、扉を開いてみてください。