年齢がいってても大丈夫?声優専門学校の年齢層はどのくらい?
声優を夢見るのは、若い人ばかりとは限りません。
ある程度の年齢の人でも、声優になりたいと思うことはありますよね。
だから、声優専門学校の年齢層はどのくらいなのかと思っている方も多いはず。
たしかに若い人しかいない中に飛び込んでいくのは勇気がいりますよね。
それで居心地が悪くてやめてしまっては無駄ですから、それを知っておくのはよいことです。
では実際、声優専門学校の年齢層はどのくらいなのでしょうか?
18歳から20代前半が多い
基本的には声優専門学校では、それがどこの声優専門学校であっても、18歳から20代前半くらいの人がほとんどだというところが多いです。
基本的には専門学校には、それくらいの年齢の人が多いです。
それは、別になんの専門学校であっても変わりはありません。
たとえば簿記などの専門学校でもそうですし、料理の専門学校でもそうです。
基本的には高校を卒業してそのままいくか、あるいは大学に進んだけどドロップアウトしてそっちにいくか、フリーターとしてふらふらしてみたけどこのままじゃだめだと思って専門学校にいくというパターンが多いです。
あるいはどこに進むにしても学費を自分で貯めないといけないから、お金を貯めてからいこうとして、しばらく働いてから専門学校にいくという方もいます。
いずれにしても、このどのパターンだとしても、20代前半、遅くとも25歳くらいまでには専門学校に進むものです。
お金を貯める必要があるとしても、それまでにはたまりますから。
なので、結果的に専門学校にはそのくらいの年齢の方が多くなりますし、声優専門学校でもそれは変わらないんです。
あまり年齢が高いと浮いてしまう
ということはつまり、たとえばこちらが30歳くらいの場合、浮いてしまう可能性もあるということになります。
もちろん別に、大々的に年齢を発表するわけではないですから、30歳であっても、20歳くらいに見えるようであれば全く浮くことはないです。
だから、浮かないようにしたいのであれば、大切なのは年齢ではなく見た目になります。
ただ、年齢が若ければ見た目も若いのは間違いないですから、理想を言えば、少しでも早く声優の専門学校に進むのがおすすめになります。
年齢が高い人が少ないのには理由もある
また、年齢がある程度いっている人が少ないのは、年齢が高い人が声優になりたいと思うことがないからではありません。
ある程度の年齢になっていたとしても漠然と声優になりたいなぁと思う方はいるものです。
でもそういう方たちは行動起こさない。
それはなぜなのでしょうか?
その答えは、声優になれる確率にあります。
基本的には、声優の専門学校にいっても声優になることができる可能性はそこまで高くはなりません。
まずほとんどの人が声優になることはできないんです。
ではどんな人が特に採用されづらいのか。
それはやっぱり一般社会と同じですね。
つまり見た目があまりよくない人や、年齢がいっている人は採用されづらくなるんです。
見た目が良ければ、年齢が多少いっていても採用される可能性はあります。
最近の声優業界はアイドル業界に似ているところがありますから、とにかく見た目の良さは強い武器になるんです。
でも、見た目もあまりよくないかつ年齢もいっているとなると、ファンがつく要素があまりありません。
若ければこれからの進化に期待もできます。
しかしある程度大人ならばもうそれもむずかしい。
だから、採用は難しくなるんです。
声優になれないのに行っても意味はない
そうして声優になれる可能性が高くはないのであれば、声優の専門学校に行っても意味はないですよね。
でも、若ければそれだけで声優になることができる可能性が多少上がるわけですから、声優の専門学校にいく意味は十分に出てきます。
それもあって若い人が多く集まるということもあるんです。
ある程度の年齢から声優の専門学校に行きたいと思ったら、こうしたその後の可能性についてもきちんと目をやっておかないとなりません。
養成所に進めないことも多い
年齢が行っている人が声優の専門学校にあまりいないのには、別の理由もあります。
それが、養成所の問題です。
そもそも基本的には声優専門学校から声優にそのままなれる人はほぼいません。
それは、若い人でも年齢がいっている人でも同じです。
では、卒業した後にはどうするのか。
それは、養成所に進むのです。
声優には、声優の専門学校のほかに養成所というものがあるんです。
それは、声優事務所が運営していたりするので、そこに進むことによって、プロになれる可能性がぐっと高くなります。
そこに入るのにはオーディションがあるので、そこに確実に入るために専門学校に行くんです。
でも、年齢がいっていると、それもむずかしくなります。
なぜなら、養成所には年齢制限があることが多いから。
20代後半くらいまでであることが多い
養成所での年齢制限は、20代後半くらいまでであることが多いです。
つまりある程度年齢が行っていると、養成所に入ることもできなくなるんです。
卒業してそのまま声優になれるわけでもないのに、養成所に入ることもできない。
では、声優の専門学校を卒業してからどうすればいいんでしょうか?
声優のスキルはかなり特殊なスキルです。
だから、それを活かして就職していこうと思っても、それは簡単にはできません。
結果、お金と時間の無駄になってしまうことがあるんです。
ある程度若ければ、そこでお金と時間を無駄にしてもまだまだ取り戻すことはできます。
でも、年齢がいっている場合には、お金と時間を無駄にする余裕がなかったりもしますよね。
だから、やはりある程度年齢が高い人が声優専門学校にいないのも仕方ないことなのです。
行くのは自由だけど無駄になる可能性は高い
このように、基本的には年齢が高い人は、声優の専門学校にはいないですし、それにはきちんと理由があるんです。
ただ別に行くのは自由です。
声優の専門学校では、養成所と違って年齢で区別されてしまうことはありません。
だから入れないということはそうそうないんです。
入ること自体はできます。
ただそれが無駄になる可能性が高いというだけの話なのです。
スキルを身に着けるためならOK
ただ、声優の専門学校に行って声優の勉強をしたいけど、別に声優になりたいわけではないという方もいるでしょう。
その場合には、声優の専門学校に行くのはありです。
それから自分でフリーランスとして活動していけば、知らないうちに売れっ子のナレーターなどになっている可能性もありますから。
今の時代はそうして比較的に自由に仕事を受けている環境になっています。
だから、スキルさえ身に着けておけばなんとかなることはあるんです。
そう考えると、ある程度の年齢からでも声優の専門学校にいくメリットは出てきます。
浮いてしまうことは間違いありませんが、行ってみるだけの価値が出ることはあります。
だからそもそも声優の専門学校に行ってどうしたいのか、それをよく考えてみてください。
そのまま声優になりたいのであれば行かないほうが良いですが、自分で道を切り開く勇気があるのであれば、ありです。
まとめ
声優の専門学校の年齢層は、決して高くはありません。
18歳から20代前半くらいとすごく若いんです。
だから、ある程度の年齢の人が行くと浮いてしまいますし、そして行っても意味が出ないこともあります。
ただ目的次第では意味がありますし、目的があれば浮いても耐えられるでしょう。
だから、人によってはある程度の年齢でもおすすめできます、