夜間のアニメ専門学校でもプロになることはできるの?
アニメ専門学校を出れば、プロのアニメーターになることはそこまで難しいことではないです。
アニメーターは人手不足ですから、ある程度のスキルがあれば採用されることは多いんです。
でもそれは、夜間のアニメ専門学校の場合はどうでしょうか?
夜間のアニメ専門学校を出ていても、プロのアニメーターとして就職していくことは可能なのでしょうか?
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夜間でもプロになることは可能
当然といえば当然のことですが、夜間のアニメ専門学校を出ていても、プロになることは可能です。
そして実際、夜間のアニメ専門学校を出てプロになったという方もいます。
しかもそれは別にすごく少数派というわけではありません。
全然たくさんいるんです。
だから、夜間の専門学校からプロになるというのも、全く無理ではないんです。
ただ、夜間の場合には昼間よりも生活的に厳しくなることは間違いありません。
スキルを磨く時間を取らないとならない
昼間の専門学校の場合には、別に無理して勉強のための時間をとらなくても、その学校にいる時間が勉強の時間になります。
それに対して夜間のアニメ専門学校の場合には、マックスでも2時間程度しか勉強時間はもらえません。
学校の中でそれくらいしか勉強できないからといって、他に勉強する時間を設けなくても良いでしょうか?
それは間違いなく良くないですよね。
だってそれでは昼間の専門学校と比べると大きく勉強時間が違ってきちゃいますから。
採用する方としては、別に専門学校が昼間だって、夜間だって、なんなら専門学校を出ていなくたって何にも問題はありません。
そうではなく、向こうサイドはとにかくスキルがある人を欲しいと思っているんです。
ということは、夜間の専門学校の人は、とにかくスキルを磨くための勉強時間をどうにかして増やさないとならないということになります。
もちろん勉強時間がそのままスキルに直結するわけではないです。
だから、勉強時間が短くても夜間の人の方がスキルがあることだってあります。
でも、同じくらいのところからのスタートであれば、それはやっぱりたくさん勉強した方がスキルはつきやすいです。
なので、夜間のアニメ専門学校に行ったら、そこでの勉強時間に加えて、さらに自分で勉強をする時間を確保しないといけないということになるんです。
それが大変であることは間違いないんです。
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就職サポートをしっかりしてくれるところを選ぶべき
夜間のコースの場合には、力の入れ具合に各専門学校でばらつきがあることがあります。
中には夜間でもしっかりとプロを育てて就職させていこうというところもありますし、夜間は趣味程度の人が集まるところとして運営していることもあります。
もし夜間のアニメ専門学校からプロのアニメーターになっていきたいのであれば、キチンとした就職サポートをしてくれるところを選ぶべきです。
それは、その就職サポートによって就職がしやすくなるからというだけの話ではありません。
たしかにその就職サポートがあるのとないのでは、ある方が就職はしやすくなるでしょう。
しかし、就職サポートがある利点はそれよりもむしろ、その姿勢にあるんです。
就職サポートがあれば授業にも力を入れているということ
夜間でもしっかりと就職のサポートしてくれるくらい、夜間のコースにも力を入れていれば、当然その分だけ夜間のコースの授業の質も高くなります。
夜間のコースは、ただでさえ学校で勉強する時間が少ないです。
ということは当然、1コマ1コマの授業の質を高めていかないといけないということになります。
だから夜間の場合には特にどこの専門学校を選ぶのかということがすごく重要になるんです。
これが昼間の場合は、ある程度自分でカバーすることもできます。
時間はたっぷりあるわけですから。
でも夜間の場合はそうではありません。
もちろん自分なり時間は作るわけですから、それで作れる時間にも限界があります。
授業の質が高ければ、自分でとれる時間が多少少なくともなんとかなります。
だから、授業の質が高いであろう、しっかりとした就職サポートがあるところに行くべきなんです。
夜間ならではのメリットもある
夜間のアニメ専門学校には、夜間ならではのメリットもあります。
それは、別に学費が安いとかそういうメリットではありません。
コマ数が少ないわけですから、学費が安いのは当然で、それは別にメリットでもなんでもないんです。
そうではなく、夜間の専門学校には、やる気がある人が多いというメリットがあるんです。
無理してでも学びたいという人が来る
一般的に昼間の専門学校には、いろいろな人が来ます。
たとえば、何となくアニメも好きだしイラストも好きだから来ているという人もいれば、本気でアニメーターになりたくて来ている人もいます。
その温度差に居心地の悪さを感じる人も多いのが昼間のアニメ専門学校なんです。
でも、夜間の専門学校ではそうはなりません。
夜間のアニメ専門学校に来る人は、夜間の学校でいいから勉強したいという熱い思いを持ってきている人が多いです。
つまり全体的に熱意が高い傾向にあるんです。
それは、自分の心に良い影響を与えてくれます。
周りの熱意がある人がいれば折れない
働きながらアニメの勉強をするのは大変です。
中には働きながらではなく、別の学校に行きながらという方もいるかもしれませんが、いずれにしても大変であることは間違いありません。
だから、一人だったらまず間違いなく心が折れてしまいます。
でも、周りにこうした熱意がある人がいればどうでしょうか?
その熱意に影響されて、自分の熱意もどんどんでていくようになります。
結果、難しい環境であってもしっかりと勉強ができるようになるんです。
そうしてやる気が出せるようになるというだけでも、夜間のアニメ専門学校にいくメリットはあるくらいです。
どんな夢でも、それをかなえるために必要なのはモチベーションを継続させることですから。
夜間でも行った方が良い
夜間でのアニメ専門学校でも、このようにプロになることはできるし、メリットもある。
だからもし、夜間だったら行かないほうがいいかもしれないと思っている人がいたら、夜間であっても行ってみることをおすすめします。
もちろん今すでに、プロのアニメーター級の実力があるというのであれば、そっちの方が良いです。
夜間のアニメ専門学校であってもお金がかかることは間違いないですし、そして何より現場の方が実力はつきます。
現場であれば、専門学校で学ぶようなことはすぐにマスターしていけます。
していかないと仕事になりませんから。
そしてさらに、専門学校では学べないようなことも学べるので、実力はすぐにけた違いになります。
でも、中にはすぐに現場に出れるだけの実力がない人もいますよね。
そして昼間の専門学校に通うほどの時間もない。
その場合にはやっぱり、夜間のアニメ専門学校に通うのが一番になるんです。
夜間のアニメ専門学校に通いつつ実力をつけていって、是非プロのアニメーターになっていってください。
まとめ
夜間のアニメ専門学校であってもそこからプロになることは全然可能です。
しっかりと自分で勉強する時間は確保しないといけませんし、専門学校選びも重要にはなりますが、それでもプロになれることはなれるんです。
そして夜間ならではのメリットもあるわけですから、行けるのであれば、そして行く必要があるのであれば行った方が良いですね。