すぐにイラストレーターになれる?イラスト通信講座の修了後はどうしたら良い?
イラスト通信講座はあくまでもイラストのスキルを身につける手段のひとつなので、講座修了後に自動的にイラストレーターになれるわけではありません。
イラストレーターという職種は一般的な仕事に就く時とは違う方法でなるものなので、受講期間中に様々な準備をした上で講座修了後に夢を実現するための行動を起こす必要があります。
ここでは、イラストレーターになるためには、イラスト通信講座修了後にどうしたら良いか見ていきたいと思います。
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イラストレーターになるにはどんな準備が必要なのか
イラスト通信講座ではプロのイラストレーターに必要なスキルを身につけることができますが、レッスンの取り組み方によってイラストのレベルに差が生まれます。
プロのイラストレーターを目指す場合には、受講期間中に必要な準備を整えておくことが大切ですが、どのような準備をすれば良いのでしょうか。
イラスト通信講座でプロとしてのイラストスキルを磨く
イラスト通信講座では、絵の描き方の基本を学んだ上で段階に応じて応用的なスキルを身につけたり個性を生かしたイラストを描く方法を身につけていきます。
プロとして幅広い内容の仕事の依頼を受けるためにも、どのようなイラストでも描けるようになっておく必要があります。
イラスト通信講座ではプロの講師からの添削指導によってスキルアップが目指せるので、受講期間中に高いレベルのイラストスキルの習得を目指すことができます。
身につけたスキルを生かしてイラスト作品を描く
いくらイラストのスキルを身につけたからと言って、自分のスキルをアピールするための作品が何もない状態では仕事の依頼を受けることは難しいでしょう。
身につけたスキルを生かして完成度が高いイラスト作品をたくさん描いておくことで、自分の作品に興味を持った方にすぐに見せることができます。
多くの方に作品を見せることは仕事依頼に繋がるので、積極的に行動を起こしていきましょう。
描いたイラスト作品でポートフォリオを制作する
ただたくさんのイラスト作品を描いてそのまま放置しておくのではなく、作品を見やすいようにファイルしておくことが大切です。
イラスト作品をファイルしたものをポートフォリオと言いますが、プロのイラストレーターとしてまだ仕事の実績がない場合、ポートフォリオの作品を通してイラストのスキルの高さが判断されます。
ポートフォリオにファイルするイラストは、できるだけ慎重に選んで自分の個性を十二分に発揮できる内容にしておくことが大切です。
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講座修了後にすぐにイラストレーターになれない理由
イラスト通信講座修了後、自分自身でイラストの仕事を受けるチャンスを掴む必要があります。
しかし、中にはせっかくイラストのスキルを身につけているのにも関わらず、具体的な行動を何も起こしていない方がいます。
ここでは、講座修了後にすぐにイラストレーターになれない理由を見ていくことにしましょう。
イラストレーターになる方法が分かっていない
イラスト通信講座を修了しただけでは、すぐにイラストレーターになれるわけではありません。
イラストレーターになる方法がまったく分かっていない状態では具体的な行動が起こしにくいので、まずは、イラストレーターになるための正しい方法を把握する必要があります。
イラスト通信講座の中には就業サポートと言って、どうやってイラストレーターとして仕事を受注したら良いかアドバイスがもらえるところもあります。
業界に詳しい方のアドバイスをもとに、行動を起こすための計画を立てると良いでしょう。
自分の個性を生かした作風が確立されていない
イラストの仕事依頼には、クライアントの意向をイラストとして形にするタイプのものと、作家の個性を前面に出したイラストを形にするタイプのものがあります。
講座のレッスンを通して自分の個性を生かした作風が確立されていない場合、個性を生かしたイラストを描いてほしいという仕事依頼を受けることができません。
誰でも描けるような作風のイラストしか制作できない場合には、フリーのイラストレーターとして広告などの大きな仕事依頼を受ける可能性が低いでしょう。
講座を修了したら誰でもイラストレーターになれるのか
イラスト通信講座は入学試験などもなく、講座の受講申込みをすることでイラストのレッスンを始めることができます。
自宅でレッスンする学習方法なので、レッスンを頻繁にサボるなどやり方によってはイラストのスキルが身につかないこともあります。
講座を修了したら誰でもイラストレーターになることができるのでしょうか。
講座修了後のイラストの質によって結果が決まる
イラスト通信講座は学校に直接通う時と違って、自分一人でレッスンに取り組む必要があるので、レッスンの積み重ね方によって講座修了後のイラストの質に違いが出ます。
あまりにも質が悪いイラストしか描けない場合、せっかくイラストレーターとして仕事をするチャンスがあったとしても完成度の高い作品を納品することができません。
プロに必要なスキルを磨き、万全の準備を整えておくことでプロのイラストレーターを目指すことができます。
求人がないとイラストレーターになれないこともある
イラストのスキルで安定的に収入を得ようと思う場合には、デザイン会社のイラストレーター募集の求人を通して会社に就職するのがおすすめです。
しかし、イラスト通信講座修了後にイラストレーターの求人がまったくない場合には、イラストレーターになれないことがあります。
イラストの依頼がない場合には活動できない
イラスト通信講座修了後にフリーのイラストレーターを目指す方もいます。
フリーのイラストレーターになるには、クライアントから直接的に仕事の依頼を受ける必要がありますが、まったくイラストの依頼がない場合にはイラストレーターの活動をすることができません。
講座修了後に自分の作品をアピールしていない場合、イラストの依頼が入ってこない可能性が高いです。
イラストレーターになる具体的な方法とは
イラスト通信講座でプロに必要なイラストのスキルを身につけただけでは、そのスキルを生かすことはできません。
イラストの仕事をすることで身につけたスキルをようやく発揮できるのです。
イラストレーターになるための具体的な方法について見ていくことにしましょう。
イラストレーター募集の求人をもとに面接を受ける
イラストレーターになる具体的な方法のひとつに、イラストレーターの求人を探して面接を受ける方法があります。
一般的な会社のように履歴書や面接の時の様子だけで採用が決まるわけではなく、イラストレーターの実力で採用が決まるので、面接の際には履歴書とイラスト作品のポートフォリオを持参して思い切り自分の個性をアピールすると良いでしょう。
自分のイラストを様々な会社に売り込む
自分の個性を生かしたイラストをもとにフリーのイラストレーターとして活動したい場合には、求人を通して会社を訪れるのではなく、会社に直接イラストの売り込みをする必要があります。
会社の業務を妨げないように事前に電話でアポイントを取った上で、会社の担当者に作品のポートフォリオを見てもらうなどして売り込みをすることが大切です。
まとめ
イラスト通信講座は自宅でレッスンできる便利な学習方法ですが、ただ講座を修了して何も行動を起こさないのであればイラストレーターになることはできません。
受講期間中は講座の就業サポートを利用するなどして的確なアドバイスをもらいながら、個性を生かしたレベルの高い作品のポートフォリオを作成しておく必要があります。
イラスト通信講座の受講中に必要な準備を整えて具体的な行動を起こせば、イラストレーターになる夢に一歩ずつ近づいていくことができます。