ペンタブを選ぶ時のチェックポイント4つと自分のスペックと基本を把握してみよう
パソコンに直接、文字やイラストをかければ良いと思った事は有りませんか。
今はペンタブレットという機器があって簡単に使用する事が出来ます。
特にイラストを描きたい人には必須のアイテムではないでしょうか。
ペンタブレットは紙に描いているのと同じように筆圧や線の太さなどを判断してくれます。
色々な種類が出ているので初心者の人からプロの人まで自分にあった物を使用出来ます。
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種類
ペンタブレット、略してペンタブは大きく分けて3種類あります。
板タブ・液タブ・タブレットPCです。
初心者の人には何が違うのか分かりづらいと思いますが、特徴を把握して素敵な文章やイラストを作成して下さい。
板タブレット
パソコンに接続して使用する板のような機器で、キーボードのように画面の下に置いて使用するものです。
書くときに手元で文章や絵が隠れないので全体を見ながら操作する事が出来ます。
お値段も液タブより安価なので購入しやすいです。
初心者の人は紙に書く感覚と似ているので使用しやすいかも知れません。
始めは慣れるまで時間が必要ですのでお試しで使用してはいかがでしょうか。
液晶タブレット
パソコンに接続して使用しますが、液晶画面に直接、書く事ができます。
直接書くので、こちらの方が紙に近いと言う人もいるので、ご自身の使用感で書きやすさを確かめて見て下さい。
液タブ一つで作業が出来るので、どんな姿勢でも使用出来ますし、持ち運びは便利です。
価格面が多少、板タブより高めです。
タブレットPC
持ち運びが出来る液タブです。
筆圧感知機能が付いていてペンタブレットを接続しなくても使用できます。
手元を見ながら作業するもので、価格は液タブよりも少し高めです。
外出や移動が多い人はこちらの方が便利かも知れませんね。
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ペンも色々あるよ
ペンタブレットのペンは専用の物を使用しないと反応しません。
普通の鉛筆やボールペンなどを使うと板タブが傷ついてしまうのでやらないで下さい。
ちょっと鉛筆やボールペンより太く丸くて、ペン先を変える事も出来ます。
種類は電池式と充電式・電池を使用しない電磁誘導方式です。
電池式はペン内部に電池を入れて使用しますし、電池内蔵で充電出来る物があります。
電磁誘導方式は何処でも使用出来ますが座標精度が落ちるのが難点です。
ペン一つでも色々あって迷いますがお好みの一品を見つけて下さいね。
グリップペン
長時間使用しても疲れにくく、滑りにくい重心のバランスが良いペン軸です。
基本のペンでペン先を交換する事により色々な操作が出来るようになります。
プロペン
名前の通りプロが使用するペンです。
長時間使用しても疲れず、滑らかで気持ちの良いグリップなので使い心地が良い。
繊細なタッチが描け、手元で色々な操作が可能な高精度な物もあります。
クラッシックペン
グリップペンと使用感が同じで、軽くて細いペンです。
筆圧・消しゴムなど機能は同じなので、女性や軽いペンが希望に人におすすめです。
エアブラシ
イラストでブラシを使用している人におすすめです。
マウスのようなホイーを回すとエアブラシのように使用出来る仕組みです。
量の調整が可能なので使い勝手が格段に良くなります。
アートペン
名前の通り、様々な表現が出来るペンです。
角度を調整して太さを変えるマーカーや回転させて描くカリグラフィなど、基本はプロペンと同じで、イラストレーター向きのペンです。
替芯もあるよ
ペンはペン先を交換する事で色々な表現を可能にします。
それに長く使用していると消耗して変えざるおえなくなります。
筆圧や使用時間など個人差が有りますが1年くらいで消耗するようです。
具体的にはペン先が平らになっている場合や書きにくくなった場合。
出ている部分が1mm以下になっている場合が目安です。
また、余裕のある人は色々な書き味を楽しんで見るのも良いですね。
標準芯
標準使用なので消耗してきたら取り替えて下さい。
付属で予備が付いている場合も有りますが商品によってはバージョンアップしている可能性も有るので、チェックしてみると新しい発見が出来るかも知れません。
ストローク芯
スプリングが組み込まれ、筆圧を調整しやすいペンです。
筆のように柔らかくブラシのような感触なので基準芯とは全く違う感覚が楽しめるでしょう。
ハードフェルト芯
鉛筆やペンのような摩擦感があり、抵抗感もある硬筆の感触がするペンです。
触るとざらざら感が有るのでフェルトみたいって事でしょうか。
エラストマー芯
エラストマー樹脂という素材を使用しています。
ゴムのような肌触りが特徴です。
摩擦が大きく、弾力があるため細かい描写に優れ、ねばりが有る書き味です。
選び方
ペンタブレットを使用すると決めても色々と揃えなければいけません。
まずは手持ちのスペックの確認と何が欲しいのか?
何が出来るのか?
を確認しましょう。
そして、自分なりの基準と許容範囲を決めて選んで下さい。
そうすれば練習するのも苦にならず、楽しく使用する事が出来ると思いますよ。
入力範囲
タブレットは書いたものが反映されるので、自分が書きやすいサイズが良いかと思います。
本体サイズと違い、読み取ってくれる場所が思っていたのと違うとガッカリしますし、何でも練習次第ですが、初心者の人には違和感が大きいと思います。
サイズ
板タブのサイズはS・M・Lの3段階です。
Sは15インチ以下、Mは15~24インチ、Lは24インチ以上を目安にして下さい。
基本、使用するモニターと同じサイズでないと幅や動きにズレが生じるので注意が必要です。
勿論、大きさによって価格も違ってきます、慣れるのも良し、コツを掴むのも良いですが、初心者の人には、まず基本的に使用する事をおすすめします。
筆圧
筆圧を感知する機能です。
ペンを押す強弱によって滑らかな仕上がりになります。
筆圧の数値が高いと細かい筆圧を読み取る事ができ精度が上がります。
よりレベルの高い仕事を希望される人は筆圧数値で選んでも良いと思います。
PCのスペック
パソコンを持っている人なら、PCのスペックを確認してみましょう。
手持ちのパソコンがどこまで出来る物かによって購入する機器も違ってきます。
デスクトオップかノートパソンコンなのか?
メモリはどれくらい使えるか?
モニターや専用ソフト・プリンターも必要ですね。
これら必要な物を含めて予算と手間と置き場所など総合的に検討すると良いでしょう。
価格
価格重視で選ぶならは板タブがおすすめです。
ワイヤレス化できたり、机に置いて作業出来たりするという良い面も有ります。
多少の慣れが必要ですが、慣れるのに半年以上かかったと言う人もいるので、よく考えてから購入して下さい。
おすすめ
ペンタブレットにも種類があって何を選ぼうか迷ってしまいます。
基本的な操作は同じだと思いますが使い勝手や自分の能力にあった物を選びたいですね。
デザインにも惹かれますし、価格も気になるところです。
無理なく、楽しく使える一品を見つけて下さいね。
Wacom Intuos Pro
ペンタブレットの中ではダントツの人気が有るワコムです。
筆圧感知や正確にペンを追ってくれるので自然な書き心地が得られます。
ワイヤレス機能が付いているので何処にいても使用出来ます。
繊細なタッチを実現する高性能で自由な作品に仕上がります。
Artisul Pencil Small
デザインがと色味が可愛いのがおすすめ理由です。
台湾製でスペックは高く無いので、ちょっとだけ慣れてる人の方が良いかも知れません。
MacとWindowsの両方で使用できます。
電源はUSB、軽量設計なので女性におすすめです。
HUION ペンタブレット H420 OSU用
中国のメーカーです。
低価格で軽いし持ち運びにも便利です。
解析度、筆圧レベルも高く反応も良いため使い勝手も良いと思います。
3つのショートカットキーでカスタマイズ出来るのが特徴です。
電池式のペンで単4乾電池が必要、替芯が付いています。
まとめ
パソコンで文字やイラストを書く事が楽しくなってきたでしょうか。
ペンタブレットは意外にも紙に書くような感じも楽しめるし、何より色の選択肢が広がります。
ペン先を変更すれば筆やマーカーなど様々なタッチで描けて気分が良くなります。
機械なのでOSなどのスペック面での心配も有りますが、何でもメリット・デメリットが有るので上手に使いこなしたいところです。
少しでも楽しく自信が持てるようになったらコンテストなどに参加されるのも良いですね。